M.T様とY.H様のご来館を戴きました!

ご来館戴いたM.T様(写真左側)とY.H様(写真右側)

 

本日は寒いながらも十勝晴れの快晴となりました14時頃にM.T様(写真左側)とY.H様(写真右側)のご来館を戴きました。

 

受付後、お二人様に「よろしければ、ご案内しますか?」とお尋ねすると、「えっ案内して戴けるんですか?よろしくお願いします」とのご返事で、ご滞在予定時間をお伺いすると、「(次のバス乗車時間までお時間があるので)お時間は大丈夫です」とお答えされました。

 

DVD映像(15分間)のご視聴される前に、お二人様共に大きいリュックサックを背負われていましたので、「お荷物はこちらのテーブルを荷物置き場としてお使い戴いてもいいですよ」とお伝えしますと、Y.H様は「では、置かさせてもらいます。いろいろお気遣い戴いて、神対応ですね」とおっしゃいましたが‥。以降、「神対応」ならぬ「言葉カミカミ対応」とならぬようご案内に努めましたが、はたして結果は?

 

帯広製糖所模型」では、米国ダイヤー社の原図面から復元した縮尺70分の1の模型をご覧戴きながら、「旧帯広製糖所及びビート資料館周辺の社有地面積は55ha北海道日本ハムファイターズの本拠地エスコンフィールド北海道5haが11個分入る程の広大さです。残念ながら12球団分にはわずかに1個分及びませんが‥」、「しかし、高校球児の夢舞台である甲子園球場3.85haでは約14個分となって逆に2個分が余ります」とお伝えしますと、Y.H様から「よかったですね、甲子園では12個分に足りて‥」とご感想をおっしゃいました。

 

更に、「当社ではこれらの広大な敷地でフレスポスズランプラザ等の商業施設を建設し、不動産を有効活用した不動産事業も行っています」と付け加えました。

 

私鉄鉄道写真」では、当社の前身である「北海道製糖(株)」は国や行政に頼ることなく、自らの投資によって線路を敷いて鉄道を走らせて、貨物の輸送を行っていました。その後、沿線住民の方々からの「ぜひとも人も乗せてほしい」という強いご要望にお応えする形で「十勝鉄道(株)」を創設して旅客業務も行った結果、沿線地域の交通手段となって地域の発展にもお力添えをさせて戴いた事をご説明しました。

 

自社私鉄写真」では、「十勝鉄道の愛称であるとてっぽの語源」をご説明した後、「廃線跡地はとてっぽ通りという名前の遊歩道として利用され、十勝鉄道4号機関車とコハ23号客車が大事に保存されています‥」とお伝えし、近くにお寄りの際は「ボランティアの方々のお掃除によってピカピカに輝く2両の車両」を一度ご覧戴きますようおススメしました。

 

すると、Y.H様が「ここからとてっぽ通りまでどれくらいの距離ですか?」とお尋ねされたので、「4キロ程です。歩いたら1時間程度ですが、今は寒くて大変ですよ。バスではイオン帯広店前で降りられると便利です」とお答えしました。

 

旧八千代駅跡の一般公開写真」では、「十勝鉄道旧八千代駅跡地の土地所有者に特別にご許可を戴き、2024年5月12日に一日限りの一般公開を行いましたところ、北海道内外あわせまして150人以上の方々がお集まり戴きました」とお伝えすると、お二人様共に「つい最近見つかったんですね」と驚かれておりました。

 

尚、旧八千代駅跡の詳細につきましては、2024年5月16,17日付館長ブログでご覧戴けます。

 

ビート模型」では、「ひょっとして実物?」と思うほどのリアルなビート模型と根部1ケからできるお砂糖量を示した各サンプル瓶をご覧戴きながら、「ビート根部の重量が1kg、お砂糖分が16~18%と仮定しますと、1ケでできるお砂糖量は160~180gとなります。つまり、ビート6~7ケあればご家庭用1kg袋のお砂糖ができる計算になります」とご説明しますと、お二人様共にお砂糖をつくるのに非常に効率が良い農作物であることに感心されていました。

 

更に、「ビート収穫時に切り取られる茎葉部は畑にすき込まれて緑肥となります。一方、根部からはお砂糖以外に、ビートパルプ、オリゴ糖製品、ベタイン(アミノ酸)、パン酵母(イースト)等も製造しており、ビートには捨てるところがありません‥」と強調しました。

 

パン酵母(イースト)」では、当社ではビートからの糖液を繰り返し結晶化した際の最終糖液である糖蜜等を用いてパン酵母(イースト)を製造しており、特に、ドライイーストは日本国内で唯一、製造・販売していることをお伝えしたところ、お二人様共に驚かれたご様子。更に、「実は北海道十勝産にこだわり抜いた製品もあります。十勝の清水町にある清水公園のエゾヤマザクラのさくらんぼから分離したとかち野酵母です、‥」とご説明しました。

 

12種類のお砂糖」では、分蜜糖の「グラニュ糖、白ざら糖、中ざら糖、上白糖、中白糖、三温糖、角砂糖、氷砂糖、粉砂糖、顆粒状糖」、含蜜糖の「和三盆、黒砂糖」を展示しており、「お砂糖の結晶の色は‥」、「三温糖の語源は‥」、「お砂糖の賞味期限は‥」、「三温糖と黒砂糖の違い‥」等につきましてご説明し、お二人様共にご納得されたご様子でした。

 

すると、M.T様から、「さとうきびからつくられたお砂糖とビート糖との味の違いは?」とのご質問があり、「味の違いについては個々人の嗜好があるのではっきりとはわかりませんが、両原料からのグラニュ糖等の白糖製品は共に、光合成から生み出された自然物質のショ糖を高純度で精製しているので成分的には違いはございません」とお答えしました。

 

更に、「他に違いがあるとしたら、国内産糖か否かでしょうか。ビート糖は北海道産100%のビートから製造するので全て国内産糖となりますが、さとうきびからの甘蔗糖国内産糖あるいは海外から輸入した粗糖(茶色い原糖)からの精製糖に分かれます。そのことは各製品袋の裏面に記載されている原材料名で確認できますよ」と付け加えました。

 

一方、Y.H様は「よく喫茶店などで見かける白と茶が混ざったようなお砂糖はどれにあたりますか?」とお尋ねされたので、「ひょっとしてコーヒーシュガー?、コーヒーシュガーであれば氷砂糖などの加工糖にあたると思います」とお答えしました。

 

コーヒーシュガーは氷砂糖にカラメル色素を加えて作られるので、比較的ゆっくり解けることにより、飲み始めから終わりにかけて甘味が強くなっていくのが特徴です。

 

ぺーパーポット」は当社が開発した革新的な紙筒移植法であり、この移植法によって生育期間の前倒しが可能となり、雪解けが遅い北海道のハンデを克服でき、ヘクタール当たりの収量が約倍増したことをお伝えしましたところ、お二人様共にご興味を持たれたようで、ビート用のぺーパーポットをお二人様で両端を持って広げようとされていました。

 

特別記念展示室」では、「皇族方の帯広製糖所の御巡覧」のお写真等が展示されており、昭和天皇の御行幸の際における当社前身の最上級のお心遣いに対しまして、お二人様共に感心されていました。

 

当館の前庭に鎮座されている昭和天皇行幸の記念碑をご覧戴いていたところ、Y.H様から、「帯広には他にも記念碑がありますよね?」とのご質問に対して、「帯広製糖所のあとに昭和天皇は十勝農学校(現帯広農業高校)も御行幸されており、同じく校舎前に行幸記念碑があります」、更に、「西5条のコンビニエンスストア付近には昭和天皇がお通りになられた道路である証として行幸道路記念碑が鎮座してます」とお答えしました。

 

歴史展示室では、「さとうきびと比べてビート糖の歴史は300年足らずで浅いですが、急速に発展‥」、「クラーク博士等のお雇い外国人達の意見の相違‥」「松方正義・正熊の親子二代にわたる挑戦‥」、「台湾(帝国製糖)と当社前身(北海道製糖)とのかかわり‥」等につきましてご説明しました。

  

ビート糖1kg缶」では、当社前身の北海道製糖(株)のビート糖を入れて販売されていた青色基調の1kg缶をご覧戴きながら、「偶然にも缶の上蓋には青いスズランがプリントされおり、これは赤いスズラン印誕生よりずっと以前のことです。実は昨年10月20日に赤→青へのロゴ変更を行いましたが、青いスズランの使用は今回が初めてではなかったのです‥」とお伝えしました。

 

ニッテン「スズラン印」ロゴマークをリニューアル 日本甜菜製糖

 

ご説明を終えました後、当館の「ブログ」へのご協力をお願いしましたところ、快諾して戴きました。誠に有難うございます。お二人様が印象に残られたステンドグラスの前で、ハイ チーズ!

 

お伺いしますと、本日、帯広空港に降り立たれ、お隣の「ますやぱん 麦音様」に寄られた際に見かけた当館にお立ち寄りされたとの事です。

 

この様に、麦音様をお目当てで来られた際、当館を見られてご来館されるお客様が非常に多いのです。今年も、麦音様、さまさまでございます。

 

当館の後は糠平方面に行かれて、タウシュベツ陸橋を観光されるとの事で、Y.H様から「ぜひ行ってくださいよ。おススメします」と逆アピールをされてしまいました。

 

Y.H様がおしゃる通り、私はすぐ近くにあると「いつでも行ける」と思ったまま、結局「行かずじまい」になるケースが多いのも事実でございます。

 

最後に、Y.H様から「説明を聞けて良かったです。面白かったです‥」とのご感想を言って戴きました。本当にありがとうございます。

 

本日はご来館して戴きまして、有難うございました。

つたないご説明にもかかわらず、ご熱心に耳を傾けて戴き、誠に感謝いたします。

ビートやお砂糖についてご理解をより深めて戴きましたなら、幸いでございます。

今回がお二人様にとって充実した十勝観光旅行となりますことを願っています  

最新情報

7月5日(日)

館長のブログを更新。

会社案内
会社案内

リンク

天下糖一プロジェクト
天下糖一プロジェクト 様
十勝トテッポ工房
十勝トテッポ工房 様
帯広観光コンベンション協会
帯広観光コンベンション協会 様
旅行予約サイト「ニュート」で紹介されました
旅行予約サイト「ニュート」で紹介されました
日本甜菜製糖株式会社
日本甜菜製糖株式会社