ご来館戴いたH.O様(写真左側)とC.O様(写真右側)のご夫妻
朝まで降っていた雨はすっかり上がり、徐々に日が差しはじめてきた10時半すぎにH.O様ご夫妻のご来館を戴きました。
受付後、ご夫妻に「よろしければ、ご案内しますか?」とお尋ねすると、「お願いします‥」とのご返事で、滞在予定時間をお伺いすると、奥様のC.O様が「今日はビートの勉強をするために来ました。お時間はたっぷりあります‥」とおっしゃったので、DVD映像(15分間)をご視聴された後、時間をあまり気にせずにご案内をさせて戴きました。
最初に、「ビート資料館は当社設立70周年となる平成元年に日本唯一の施設として社有地の一角に設けました。社有地55haは北海道日本ハムファイターズの本拠地であるエスコンフィールド北海道が11個分入る程の広大さです、残念ながら12球団分にはわずかに1個分足りませんが‥。この広い敷地において、フレスポスズランプラザ等の商業施設を設置し、社有地を有効的に活用しています」とお伝えしました。
すると、C.O様が「実は、2日前にエスコンフィールド北海道に行ってきました。広島から‥」とおっしゃったので、「広島って、北広島市でなく、広島県からですよね?」をお尋ねすると、「そうです。あの大激戦を見てきました‥」との事でした。7点差を跳ね返す大逆転劇(7-8×)でファイターズファンが歓喜の渦に包まれた中、広島カープファンのご夫妻は別なお気持ちでゲームの結末を見つめられたようでした。
「帯広製糖所の模型」では、「当社前身である北海道製糖株式会社の設立日は大正8年6月11日、帯広製糖所が操業開始したのは大正9年12月30日、初めてのお砂糖ができたのは翌年1月1日で、これがホントの、あけましておめで糖‥、ですね」とお伝えすると、C.O様は「確かに‥、そうですね‥」とうなずかれていました。
「ビート模型」では、「ビートは大きく分けて3種類あり、飼料用、食用テーブルビート(ビーツ)、そしてお砂糖の原料になるシュガービートです。シュガービートは果物並みに糖分がありますが、エグミや土臭さがあって生で食べるのは難しく、ホウレンソウのようにも見える茎葉部も灰汁と苦味があるようです‥」とお伝えしました。
但し、「収穫時に切り取られる茎葉部は畑にすきこまれて緑肥となり、根部からはお砂糖以外に、ビートパルプ、オリゴ糖製品、ベタイン(アミノ酸)、パン酵母(イースト)等を製造しており、ビートには捨てるところがありません」と強調しました。
「ビートパルプ」では、「糖分を抜き取られた繊維分を用いて飼料を製造しています」とご説明した後、「ペレットパルプ」をご覧戴いたところ、「甘い香りがする」、「かりんとうみたい」との感想をおっしゃられたので、「実は若干の糖液をふりかけています。水に浸けると約3倍に膨らみます‥」と補足させて戴きました。
「12種類のお砂糖」では、ご夫妻に「ご家庭ではどのお砂糖を使われていますか?」とお尋ねすると、C.O様は「上白糖です、スズラン印の‥。しかし、いつも使っている上白糖のデザインがショーケース内にある上白糖のものと少し違うような‥」との非常に嬉しいご返答でありました。
早速、お礼を‥、「当社製品をお使い戴きまして、誠にありがとうございます。ひょっとすると精糖デザインのスズラン印をお使いですか?」とお尋ねしながら、当社パンフレットの「会社案内」にあるさとうきびからの精糖ラインナップ(関門製糖委託製造品)の上白糖をお見せしますと、「そうです。これです‥」とお答えされたので、改めましてお礼を申し上げました。数ある製品の中から当社製品をお選び戴きまして、非常に喜ばしい限りでございます。
C.O様から、「さとうきびからの上白糖とビートからの上白糖に違いは?」と積極的なご質問があり、「両製品共に、光合成から生み出された自然物質であるショ糖を高純度で精製しているので違いはございません」とお答えしました。
また、「グラニュ糖」と「上白糖」の製造法の違いにつきましてお伝えした上で、「上白糖」が固まってしまった際の対処法をご説明しようとしたところ、C.O様は「それは知っています、一年程前から‥。お塩の対処法と逆ですよね」とおっしゃいました。(正解です!) 私がご説明するまでもなく、ご夫妻は既にご存じでした。
その後もいろいろな積極的なご質問にお答えした後に、当館の「ブログ」へのご協力をお願いしたところ、快諾して戴きました。誠に有難う御座います。
お伺いしますと、道内1日目は新千歳に降りられ、エスコンフィールド北海道にご直行されて北広島にご一泊。2日目は帯広入りし、ばんえい競馬観戦や花ガーデン巡りをされて帯広にご一泊。3日目となる本日は「十勝の広大な畑では様々な農作物が植えられている、一体なんだろう?」と疑問に思われ、「北海道と言えばビート。そうだ、ビートについて勉強してみよう」と思い立たれ、当館にお立ち寄り戴きました。(大変有難いです!) 当館ご滞在後は、層雲峡にご一泊、明日、旭川空港経由でお戻りになられるとの事でした。
最後に、当社上白糖をお使い戴いているH.O様ご夫妻に、「会社案内」にある砂糖製品ラインナップをお見せしながら、「当社上白糖の業務用大袋の銘柄名はHOですが、H.O様のイニシャルと同じですね‥」とお伝えすると、C.O様が「同じですね。確かに‥」とおっしゃって、ご夫妻共に微笑まれました。
本日はご来館して戴きまして、有難うございました。
つたないご説明にもかかわらず、耳を傾けて戴きまして、誠に感謝いたします。
ご夫妻がビートやお砂糖についてのご認識を深められましたなら幸いでございます。
今後も当社製品を御愛顧賜ります様、何卒、宜しくお願いいたします。
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