穏やかな風が吹く温かいお天気の中、ご家族の来館を戴きました。
※お昼前でしたでしょうか・・。
受付後に滞在予定時間をお伺いすると、「大丈夫!!」との事で、丁度前に来られたお客様が「映像展示室」でDVDを視聴されていて、「間もなく数分後に終わるので、視聴されますか?」とお伺いするとご覧になるとの事でしたので、数分間一階部分をご覧になりながらお待ち戴き、前の方と交代でご入室戴きました。
その際、映像の「ON」を押したつもりでしたが、器機へ向ける角度が違ったのか、ご主人から「スタートしていない・・」とのご指摘を戴いて、慌てて「スタート」させました。大変失礼いたしました。御免なさい!!
先に来られたお二人のご案内途中には4名の方(後から判りましたが本別町から来られた農家様)が来られましたので、「滞在時間に余裕が有りましたら途中からですが、映像をご覧になりませんか?」とお勧めしてご視聴戴きました。
入室された2組が視聴終える頃に、大学生お一人が来館されましたので、前の方々に対するご案内に加わって戴き、3組8名でのご案内をスタートさせました。
1階でのご案内の後、2階では中央にある「精巧に出来たビート模型」をご覧戴きながら、ご説明をさせて戴きました。
「通常の年でしたら、細胞の中に閉じ込められているショ糖は17.5~18.0%得ること出来ますが、昨年秋からの今期製糖は13.0%行くか行かないかの厳しい現実です。」とお伝えしました。そして「模型の根だけの重さを仮に1kgと仮定すると、16%ではこのビート1個から160gのお砂糖が作ること出来ます。17%では・・、18%では・・」とガラス容器に入っているお砂糖の量の違いを視覚で確認を戴きました。
「国内産糖」※日本の国土で栽培されたビート、サトウキビから出来たお砂糖 にも触れ、島国日本列島の厳しい現状をもご理解戴きました。
「お砂糖製品の前」でのご説明の際、奥様・娘さんがいらしたのに「失礼かと思いますが・・」と前置きして、「未だに国内の多くの奥様方が白く見えるお砂糖は漂白していると勝手に思い込んでいます!!」とお伝えしました。
お二人は笑っていらっしゃいましたが・・悲しい現状をお伝えしました。
最後の第三展示室「帯広製糖所工場模型」の所では、ご一緒にご説明をお聞き戴いていた本別町の農家様が「ビートを作れなくなれば、地力を維持できなくなる。農家にとっても危機的な状況・・」をお話しくださいました。
ご説明を終えた後夫々皆さん自由に見直しをされ、大学生・農家様が帰られた後、N・H様ご家族のみ残って入念に見直しをされていましたので、ブログへのご協力をお願いした次第です。娘さんは職場の関係で辞退され、ご両親だけの撮影となりました。
今回ご来館戴いたのは、娘さんが以前来て戴いた時は「閉館日」だったとの事で、ご両親を誘って戴いてご来館戴きました。奥様から数多くのタイムリーなご質問を戴きましたが、この様に長文となったことから省かせて戴きました。申し訳ございません。
ご家族は昨日(13日)帯広に入られ、本日旭川へ戻られるとの事でした。
楽しい時間を共有させて戴きました。本日はご来館戴き、有難うございました。
どうぞお気を付けてお帰り下さい!!
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