朝から温かい日差しのお天気の中、10:30頃お二人のご来館を戴きました。
受付後、お母様に「お嫌でなければ、ご案内しますか?」とお尋ねすると、「それでは是非・・」という事。
滞在時間に予定はないとの事で「40分前後の時間内で・・」と予めご了解戴いた中でスタートさせて戴きました。
1階でのご案内後、2階で「芽室製糖所の映像」を視聴戴きながら、その都度補足説明を加えさせて戴きました。視聴後にお母様から「ビートは噛んだら甘いのですか?」とのご質問が有り、「ビートは葉にも根にも灰汁が有り、噛んだ瞬間は甘いのですが段々えぐみが強くなります・・」とお伝えをしました。
中央にある「ビート模型でのご説明」後、その時にお母様から「鹿児島から来たのですが・・」と伺い、「国内の砂糖はさとうきびから作られているというイメージが強いのですが・・」とのお話しの後、「国内産糖」をご説明して、「年間の国民の砂糖消費量実績178万トン(2021年農水省発表)※原材料比較さとうきび約74~5%、ビート約24~5%」に対して、国内産糖量79.2万トン(消費量実績に対して、約45%)賄うことが出来ていない実態。
不足分約55%はタイ・オーストラリアから粗糖を輸入している(せざるを得ない現状)をお伝えしました。
11:40頃2階でのご案内を終えた時 お母様から「砂糖に対する見方が変わりました。」というお言葉を戴きました。(めっちゃ嬉しい!!)
ご来館が息子さんとご一緒なものですから、気になっていたのですがお母様が気持ちを悟られたのか「志望校合格のお祝い旅行」で来道されたそう・・。今月20日に帯広に入られてからホテルで「どこへ観光に行こうか・・」と調べていた時に「ビート資料館」を見付けて戴いたそう・・。この後、釧路・根室・納沙布岬等を観光して、28日に戻られる予定との事。
お母様と共に息子さんも熱心に耳を傾けて戴きました。
4月からの新たなスタート・・多くのお友達が出来、楽しい学校生活を送られます様、心から願っております。D・Iさん、元気に頑張って・・!!
本日は、ご来館戴きまして誠に有難うございました。
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