今朝の帯広の最低気温-17℃台と冷え込んだ、開館間もない9時40頃、お二人のご来館を戴きました。
受付後に滞在予定時間をお伺いすると、Sさん(写真右側)が「特に時間的な制約はない」との事。
ご案内前には、不安無くご視聴戴ける様にお客様への対応方法をお伝えして、始めさせて戴きました。
1階「川西村全図」をご覧になり説明をお聞き戴きながら、お二人共廃線(昭和62年)になった「国鉄広尾線」を指でなぞりながら、お話しをされていました。
2階西側では「芽室製糖所」の映像を視聴後、ビート1個の平均重量・平均糖分をお伝えし、国内産糖の割合にも触れ「甘味資源の確保」「冷害凶作に強く農業経営に寄与」の観点からも国・北海道にとって無くてなならない重要な農作物である事を改めてご理解戴きました。
糖分を抜き取った後の繊維を乾燥・圧縮して『ビートパルプ、ペレット』を主に牛等「家畜の餌」として利用されている事もお伝えしました。
「砂糖製品」前では、未だに「白く見える砂糖は漂白している」と思っている奥様方が如何に多いかと言う事もお伝えしました。
当社が開発した『ペーパーポット』(現物)をご覧戴きながら、国内外の多くの農家の方々に採用戴いている事をお伝えしました。
最後にご案内した、私共の大先輩がたった一人で作製した「帯広製糖所工場内部模型」(縮尺約1/30)を目にした瞬間、お二人共感嘆の声を上げられていました。
約1時間をかけてご案内後、お客様のみで「改めて見直したい」との事でその後もじっくりご覧になっていました。
お客様お帰りの際(11時過ぎ)、思い切って(断られることが多い・・)『館長のブログ』に「アップさせて戴きたい!!」とお願いすると、お二人共快く快諾戴きました。
お二人はお友達同士で、写真右側:Sさん、左側:Tさん。
Sさんが当館をご存知だった事からTさんを誘って戴いた様・・。
お二人共熱心に耳を傾けて下さり、更にタイムリーなご質問も戴きました。
本日は冷え込みの中、ご来館ご視聴戴きまして有難うございました。
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