10月7日(金)旭川からM・T様親子がご来館

旭川からご来館戴いたM・T様親子
旭川からご来館戴いたM・T様親子

 今日のお天気は、昨日同様に晴れているものの風が強く、肌寒い午前中

(10:40頃)にお二人のご来館を戴きました。


 受付後にご予定を伺うとM・T様(母)、「特に無く、一時間くらいであれば・・」とのご返答に「45~50分くらいを目処に・・」とお伝えして、ご案内をスタートしました。


 1階でのご案内後、2階中央にある「精巧に出来たビート模型」前での

ご説明後、R・T様(娘)から「ビートは食べると甘いのですが?」とのご質問

が有り、

「ビートと言う植物は、葉にも根にも灰汁が有り、食べる事は可能ですが一般的

ではなく、お勧めできない」旨をお伝えしました。


 芽室製糖所の製造工程映像を視聴戴いてから、「お砂糖の製品前」で改めて

「三温糖」の製造方法をお伝えすると、お母様が「漂白していると言われてい

ますよね!」と言われましたので、隣に掲示している「砂糖の成分表」をご覧

頂きながら、ご納得戴きました。

 

 更に「グラニュ糖」「上白糖」の違いについてのご質問をR・T様から戴き

ましたが、「粒度の違いと上白糖には、ビスコを添加していますが、グラニュ糖

には添加してはいない」事をお伝えしました。


「原料糖」「さとうきびから出来た砂糖とビートから出来た砂糖」の製品ポリ袋

の表示が解りづらいとのご指摘も戴きました。


 「第3展示室」(歴史のブース)では、「国内2番目のビート工場赤レンガ工場建物が現在の札幌東区苗穂に残され、今も使われている」とお話すると、お母様が「赤レンガと言えば、ビール園?」と答えられてなんと「大正解!!」でした。


 最後の「北海道地図」をご覧頂きながら、当初国が工場の能力に併せて「色分け・区域分け」を認可したが、今は自由化ではあるが3社8工場「紳士協定」で、当時の「色分け・区域分け」を維持守っている事をお伝えしました。


 最後に娘さんから北海道地図をご覧になりながら、「北の方は、今もビート作っているのですか?」とのご質問を戴きましたが、「今は殆ど作付実態が無い状況」である事をお答えしました。


 お約束の1時間を越えて、熱心に聴いて戴きました。


 最後に「ビート資料館」をどの様にお知りになったかを伺うと、お母様が「観光地等を紹介したパンフレット」で知ったとの事でした。


 お二人は旭川から5日に帯広入りされ、管内観光されて今日この後戻られる

との事でした。


 風の強い日でもあり、くれぐれも気を付けてお帰り下さいます様・・。


 本日は、ご来館頂き熱心に耳を傾けて下さり、本当に有難うございました。


 M・T様、R・T様、寒さに向かいますので、くれぐれもお身体ご自愛の上、

お過ごし下さい。 お元気で・・!!

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