8月31日(水)千葉県からA・T様ご夫妻ご来館

千葉県からご来館のA・T様ご夫妻
千葉県からご来館のA・T様ご夫妻

 台風一過の薄曇りの午前(11時過ぎ)、ご夫妻のご来館を戴きました。


 バスパックをご利用でのご来館でしたので、受付後にバス時間を伺いますと

ご主人「便の多いバス停から乗る事、そして隣のパン屋さん(麦音さん)にも寄る

ので、30分くらいの滞在で・・」と言う事で、ご案内を開始致しました。


 当館・当社帯広製糖所に触れ、工場の前と後ろに「専用の私鉄(十勝鉄道)

:原料であるビートの安定的に集荷(工場で使う物の搬入等)、製品(砂糖)

の出荷目的」を走らせていた事をお伝えしました。


 「路線図」をご覧戴き、投資規模の大きさを実感戴きました。


 2階では「官営紋別製糖所」の誕生と失敗、そして当社が開発した「ペーパーポット」
に触れて戴き、栽培技術の進歩により、効率の良い農作物となった事をご理解戴きました。


 製糖技術のブースでは、「芽室製糖所の製造工程」の映像を視聴戴きました。


 「砂糖の製品12種類」の前で、改めて詳細に「砂糖」について「国内の多く

の奥様方は、無色透明の糖液から一番最初に一番色の濃い三温糖が作られ、漂白

をして上白糖・グラニュ糖が作られていると思い込んでいる」とお話しすると、

奥様うなずかれて「そう思っていました!!」とも・・。


 無色透明の糖液に熱を加える毎にどんどん色が濃くなる(カラメル化・黄褐色化)訳ですね。


 第二展示室(歴史のブース)では、「昭和天皇」他多くの皇族の皆様が

「帯広製糖所」に行幸された記念写真・品々をご覧戴きました。


 第三展示室(歴史のブース)では、明治時代の二つのビート工場に触れ

「失敗」の要因をお伝えしました。


 最後に、昭和30年代に国が申請に基づき、工場の能力に併せて認可・色分け

された「北海道地図」をご覧戴き、現在の状況をご理解戴きました。


 お帰りの際、勇気を持ってホームページの事をお伝えして、「館長のブログ」

にご夫妻の写真を載せたいとお話しすると、ご夫妻とも「快諾」戴きました。

 

(実は、今月何組ものご夫婦・ごお家族にお願いしましたが、ご主人の仕事の関係か?尽く断られたものですから・・不安でいっぱいだったのです。(笑))

 

 有難うございました。ホッとしました。


  ご主人曰く「飛行機の時間があったので、十勝バスさんに聞いたらバスパック

がある事が判り・・」ご来館戴いたそう・・。


 ご主人は更別のご出身で、「十勝鉄道」の事を知らなかった様ですが「路線図・パネル」をご覧戴きながら、当時に想いを巡らせていらっしゃいました。


 奥様からも「お砂糖の事が良く判りました!!」と喜んで戴きました。


 ご夫妻は、今日千葉へ戻られるとの事で、限られた時間の中で熱心に

耳を傾けて戴きまして、本当に有難うございました。


A・T様ご夫妻、どうぞお元気で・・!!

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コメント: 2
  • #1

    A・T (水曜日, 31 8月 2016 22:02)

    とても親切丁寧に説明をしていただき、ありがとうございました。
    館長さんの流れるようなお話に、時間を忘れるくらい聞き入ってしまいました。
    帯広駅から路線バスで25分ほど。
    お時間のある方はぜひ一度おとずれてみてください。
    バスパックがおすすめです。

  • #2

    館長の清水です。 (木曜日, 01 9月 2016 10:11)

    A・T様、お疲れの所 早速メールを頂戴し、誠に有難うございました。
    結局時間が無くなって、西側のバス停ではなく当館前のバス停を利用されたのですね。ご夫妻共、写真撮影ご快諾戴き本当に嬉しかったです。正直凹んでおりまして、このままでは9月に影響?するのではと意を決してお願いした次第です。楽しい時間を共有させて戴きました。残暑厳しき折、くれぐれもお身体ご自愛の上、お過ごし下さい。有難うございました。

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