本日、雨の中ご予約戴いていた皆さんが予定時間より、
若干早くに到着されました。
その時、他の一般の方(道外からの2組を同時に)をご案内中でしたが、
その方々には予め「予約の方が10:45頃来られる」事をお伝えしていまし
たので、ご案内が途中になりましたが、改めてご了承戴き皆さん(12名様)
に対応させて戴きました。
皆さんは帯広でお住まいですから、当社の「帯広製糖所」建物が
どこにあるのかは当然良くご存知でした。
皆さんの親の代には、「工場」へビートを運んでいたことは
知っていましたが、実際に運んでいた経験のある方は今日の皆さん
の中にはおられませんでした。
「帯広製糖所」の前と後ろに「軽便鉄道(十勝鉄道)」が走っていた事は、
多くの方がご存知でした。
路線図をご覧頂きながら、ご説明しました。
その際、「幻の幸震線」に触れますと皆さん地元の事でもあり、
深い関心を持って聞いて戴きました。
3名の女性の方がいらしたので、映像視聴後の「砂糖製品」前では、
改めて「砂糖の製造方法」を詳細にお伝えしました。
「国内の多くの奥様方が間違った情報により、白い砂糖は漂白している
と思っている」
事をお話すると、3名の女性の内お一人が頷かれていました。
更に、「砂糖の成分」にも触れ、正しい理解を深めて戴きました。
「特別室」では、昭和天皇他多くの皇族の皆様が来られた時の記念写真・
記念の品々をご覧戴きました。
更に、初代社長にも触れさせて戴きました。
「第3展示室」では国内最初の「官営紋別製糖所」に改めて触れ、
民間会社の「札幌製糖㈱」の赤レンガ工場建物が現在の「札幌ビール園」
として使われている事をお伝えしようと思っていましたら、一人の女性の
方が答えられ、驚きました。 本当に良くご存知でした。
最後に「北海道地図」をご覧戴いて、現在道内ビート糖業者3社8工場は、
昭和30年代に入って国が工場の能力によって「色分け、区域分け」がなされ、
この区域分けは今も紳士協定で維持守られている事をお伝えしました。
女性の方から「どうして十勝には3社3工場があるのか?」とのご質問
がありましたが、それに対して『十勝だけではなく、網走にも3社3工場」
がありますが、国策により国内産糖の生産量をもっと増やす為に行った』
事を改めてお伝えしました。
男性の方からは、「他社では広尾方面から本別に原料を運ぶ車を目にするが
輸送コストが掛かると思うが・・」との質問があり、
「そう言ったコストとTPP等の問題から、今後不安と不透明感が増してくるの
ではないか」と言うお話しをさせて戴きました。
伺いますと皆さんは毎年同じ様な時期に、参加者を募り施設等を見て回って
懇親を深めているとの事でした。
「ブログの写真」のお願いに「快諾」戴き、有難うございました。
断られたらどうしょうと思っていましたので、ホッとしました。
皆さん、今後共畑作・酪農等で大変お世話になりますが、
宜しくお願い申し上げます。
本日は、ご来館戴き誠に有難うございました。
皆さん、どうぞお元気で・・!!
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