午前10時の外気温マイナス10℃(当館玄関前)と言う、
晴れたキリリと冷え込んだ日に、お二人のご来館を戴きました。
伺いますとお二人は、畜大生で男性:A・Fさんは香川県ご出身の3年生、
女性:Y・Wさんは札幌ご出身の2年生との事。
滞在予定は、「1時間くらい」との事で、「少しでもご満足戴ける様、
ご案内させて戴く」旨をお伝えして、スタートしました。
帯広に来られてお二人共、2~3年経過している事でもあり、
当館1階にある「ビート工場の模型」をご覧戴いて、「この建物がどこに
あるか判りますか?」とお尋ねすると、
A・Fさん「芽室にある工場ですか?」とご返答。
それに対して、『完全に間違いでは有りませんが、この模型の建物は
資料館から東に約200mの所に、建物殆どそっくり残っていて、
建物内部を研究所と営業事務所で使われている事をお伝えしました。
帯広製糖所は、昭和52年3月をもって閉鎖し、使われていた主要な機械
の殆どを「芽室製糖工場(当時)」に移設し、その後4回の能力(裁断)アップ
を行い、現在平均@8,500トン/日の当社にとって主幹工場である』
事をお伝えしました。
2階の「栽培技術」のブースでは、「ペーパーポットの開発」により、
「より良い収量・収入を得られる様になった・・」事もお話ししました。
「ビートの模型」の所では、H27年の状況をお話しすると共に、
如何に効率の良い作物であるかをご理解戴きました。
「製糖技術の映像」を視聴戴く前に、ビートの繊維から糖分を抜き取る方法
を事前にご説明し、その後映像をご覧戴く事により、より理解を深めて戴きました。
最後に残る「糖蜜」を純粋培養して「イースト菌」を増殖させている等
のお話しには、お二人共「目を丸く」していましたね。(笑)
「お砂糖製品」前では、「国内の多くの奥様方が間違った情報に流されている・・」と言うお話しを、判りやすくお伝えしました。
「歴史のブース」では、国内で二番目の「ビート工場」のご説明で、お二人に「言った事がありますね・・」とお話しすると、A・Fさんが「ビール園ですね!!」と回答。『大正解!!』ヽ〔゚Д゚〕丿スゴイ
その様なやり取りで、1階に降りたのが12時40分頃で、
それから1階をご案内し、体験用に置いてあった「タイガー計算機」
にもチャレンジして戴きました。
お帰りの際に「館長のブログ」のお話しをして、ご了解戴いてお二人の
写真を撮らせて戴きました。ご協力、有難うございました。
今日は冷え込みの中、ご来館ご視聴戴きまして、有難うございました。
おじさんの拙いご説明に対し、熱心に耳を傾けて下さり、感謝しています。
お二人共、風邪等引かぬ様身体に気を付けて、頑張って下さいね!!
お元気で・・!!
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