1月23日(土)台湾高尾から玉井様ご来館

台湾高尾からご来館の玉井様
台湾高尾からご来館の玉井様

 風の殆どない晴れ渡った穏やかな天気の午後(12:30頃)、

お一人のご来館を戴きました。

 

 予めこちらでの滞在予定時間をお伺いすると、「特にこの後、

予定はない」との事。

 更に、ご案内の関係で「道内・道外の方、どちらか」をお聞きすると、

玉井様「実は長野出身なのですが、現在仕事の関係で、台湾高野に

住んでいる」との事。


 今回は、息子さん(小学4年生)の冬休みを利用して、

お二人で1/20(水)に千歳に到着、レンタ・カーを借りて冬道を

玉井さん自ら運転して十勝入りされたそう・・。驚き(・□・;)


 息子さんがアイスホッケーをしていて、その指導を受ける為、

清水町御影が屋外リンクでの単独受け入れをしてくれるので、

息子さんがトレーニングしている時間に、お母さんはお一人で

ご来館戴いたとの事。

 

 1階でのご説明後、2階ブースでは「ペーパーポット」「ビートの模型」

をご覧戴き、「ペーパーポット」に触れて戴きながら、

利用の仕方・移植技術の優れた所を詳細にご説明し、

玉井様「本当にいいものですね!!」と感嘆されていました。


「ビート模型と砂糖の量」を比較する所では、

「本当に効率がいいのですね!!」とも・・。


 「芽室製糖所」の工場へビートが受入されてから、

「砂糖」になるまでの工程映像をご覧頂きましたが、「糖液」の映像部分では

「透明なんだ・・」と独り言。

 更に、「遠心分蜜機」の映像部分では、驚きの声を挙げられていましたね。


 「ビートは、全く捨てる所が無い」と言うご説明に、ご納得されていました。


 「特別室」での歴史のご案内では、展示品説明書きをご覧になり、

気付かれ玉井さんの方から、

「初代社長は、松方さんだったのですか?」と逆質問。

更に、「そんな方が社長だったから、天皇陛下も来られる理由ですよね。」とも・・。

 

「第3展示室(歴史ブース)」では、改めて「官営紋別製糖所」に触れ、

この「工場」を立ち上げたのが「父、松方正義」であった事をお伝えし、

「父が成し得なかった事業(甜菜糖)を再興するべく、息子正熊が国内では

3番目の工場を、この帯広稲田の地に立ち上げた」事をお話しました。


 更に、明治時代の失敗を繰り返さない為に、会社自らインフラ投資をした事も・・。

 

 そんなやりとりの中、あっと言う間に1時間近くなりました。


 玉井様は、25日(月)には息子さんの希望で、苫小牧へ移動して

アイスホッケーの試合を見る予定である事も話して下さいました。


 玉井様、冬道の移動になります。くれぐれも車の運転等十分気を付けられ、

台湾へ無事に戻られます様・・。


 本日は十勝管内沢山の施設がある中、当館へお越し下さり、

本当に有難うございました。どうぞ、お元気で・・!!

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