風の殆どない晴れ渡った穏やかな天気の午後(12:30頃)、
お一人のご来館を戴きました。
予めこちらでの滞在予定時間をお伺いすると、「特にこの後、
予定はない」との事。
更に、ご案内の関係で「道内・道外の方、どちらか」をお聞きすると、
玉井様「実は長野出身なのですが、現在仕事の関係で、台湾高野に
住んでいる」との事。
今回は、息子さん(小学4年生)の冬休みを利用して、
お二人で1/20(水)に千歳に到着、レンタ・カーを借りて冬道を
玉井さん自ら運転して十勝入りされたそう・・。驚き(・□・;)
息子さんがアイスホッケーをしていて、その指導を受ける為、
清水町御影が屋外リンクでの単独受け入れをしてくれるので、
息子さんがトレーニングしている時間に、お母さんはお一人で
ご来館戴いたとの事。
1階でのご説明後、2階ブースでは「ペーパーポット」「ビートの模型」
をご覧戴き、「ペーパーポット」に触れて戴きながら、
利用の仕方・移植技術の優れた所を詳細にご説明し、
玉井様「本当にいいものですね!!」と感嘆されていました。
「ビート模型と砂糖の量」を比較する所では、
「本当に効率がいいのですね!!」とも・・。
「芽室製糖所」の工場へビートが受入されてから、
「砂糖」になるまでの工程映像をご覧頂きましたが、「糖液」の映像部分では
「透明なんだ・・」と独り言。
更に、「遠心分蜜機」の映像部分では、驚きの声を挙げられていましたね。
「ビートは、全く捨てる所が無い」と言うご説明に、ご納得されていました。
「特別室」での歴史のご案内では、展示品説明書きをご覧になり、
気付かれ玉井さんの方から、
「初代社長は、松方さんだったのですか?」と逆質問。
更に、「そんな方が社長だったから、天皇陛下も来られる理由ですよね。」とも・・。
「第3展示室(歴史ブース)」では、改めて「官営紋別製糖所」に触れ、
この「工場」を立ち上げたのが「父、松方正義」であった事をお伝えし、
「父が成し得なかった事業(甜菜糖)を再興するべく、息子正熊が国内では
3番目の工場を、この帯広稲田の地に立ち上げた」事をお話しました。
更に、明治時代の失敗を繰り返さない為に、会社自らインフラ投資をした事も・・。
そんなやりとりの中、あっと言う間に1時間近くなりました。
玉井様は、25日(月)には息子さんの希望で、苫小牧へ移動して
アイスホッケーの試合を見る予定である事も話して下さいました。
玉井様、冬道の移動になります。くれぐれも車の運転等十分気を付けられ、
台湾へ無事に戻られます様・・。
本日は十勝管内沢山の施設がある中、当館へお越し下さり、
本当に有難うございました。どうぞ、お元気で・・!!
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