1月15日(金)大阪からお二人がご来館

大阪からご来館のA・S様親子
大阪からご来館のA・S様親子

 今朝(7:00)の最低気温マイナス15.7℃。
晴天で冷え込んでいる10時頃、母娘お二人のご来館を戴きました。


 受付時、お二人は十勝バスさんの「バスパック」をご利用でのご来館で

したので、ご案内前にお帰りのバス時間を伺うと、「12時10分台」との事。
 この後行かれる「麦音」さんでの滞在時間等を考慮して、「45分位」

の時間でご案内させて戴くべくご了承の上、ご説明を開始しました。


 一階「工場模型」前で、当社の歴史と同時に「帯広製糖所」の操業開始

から閉鎖迄の経緯をお伝えして、二階でのご案内途中に電話と当社関係者

の急な来館対応等で、中断しましたがその後は詳細にご案内する事が出来ました。


 二階中央での「ビートの模型」前では、お母さん(A・S様)から

「この葉は、食べられないのですか?」とのご質問を戴きましたが、

「葉にも根にもアクが有り、食する事は可能ですが、エグさが残る」

旨、お伝えしました。

 

 「連続滲出塔」でのご説明中、娘さん(M・Sさん)に

「なぜ、温水の温度を70℃に保たなければならないのか?」とご質問しますと、

即「溶ける」との回答。
 間違いではありませんが、

「同じ太さにカットしたコセットを70℃の温水に浸す事により、繊維の細胞

がシッカリと開き、繊維に含まれていた糖分が無駄なく温水に抜け出し、

その抽出された糖液は、下のラインから最初の濾過工程に向けられる、

更に70℃と言う温度はこの段階で無駄な色を付けさせない目的もある」旨、

ご説明しました。


 その後は「芽室製糖所の製造工程」の映像を視聴戴き、その間お二人は

目を輝かせて見入っていました。
 視聴後は、「ビート」は全く捨てる所のない、「優れた農作物であること」

「副産物」の事もお伝えしました。


 「砂糖の製品」前では、改めて「砂糖の製造方法」に触れ、「砂糖」

について如何に国内の多くの方々が偏った情報に流されているかのお話し

をさせて戴きました。
それには、お二人共ご納得戴いた様でした。

 

「特別室」「第三展示室」の歴史ブースでも、パネル・展示物等

に併せてご説明し、ご理解を深めて戴きました。


 お伺いするとお二人は、大阪から2泊3日の予定で先日(13日)に

帯広入りされ、今日午後の便で戻られるとの事で、

お母様曰く『何も判らない状態で、今日午前中で回れる所と言う事で

「バスパック」により「当館」を知った』との事で、最後のご説明後

「自分達だけで回ったのであれば、最後の「北海道地図」もただ見ただけで

終わっていました。

 終始詳細に案内してもらって、良く理解が出来た」と喜んで戴けました。


 こちらこそ大変寒い中、足を運んで下さり、本当に有難うございました。

 当初の「45分予定」が11時20分と大幅に時間超過しまして、

申し訳ありませんでした。

 

 この度は、お二人の楽しいご旅行の「一ページ」に当館を加えて下さり、

本当に有難うございました。


お二人共、お気を付けてお帰り下さい。どうぞ、お元気で・・!!

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12月22(日)

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