スッキリと晴れ渡った風の殆どない、穏やかな天候の10時頃に
お一人のご来館を戴きました。
受付後にこちらでの滞在予定時間を伺うと
「1時間くらいは大丈夫」と言って戴きましたので、
フルコース(省略する所の殆どない)でのご案内をスタート。
1階でのご案内を始める前からY・F様と話しが弾み、
管内の農家の状況、TPPに関するお話し等を10~15分程させて戴きました。
その間もY・F様は頷かれながら、熱心に聴いて戴いていました。
1階でのご案内後、階段を上りながら『「工場前から当時の国鉄帯広駅迄の鉄道敷地(軽便鉄道)」約4.3KMの内、帯広市は1.87KMを「遊歩道・サイクリングロード」と整備して、市民の「憩いの場」として使用されており、その遊歩道の名前にも「とてっぽ通り」と名付けられている』とお伝えすると、ご存知だった様で何度も大きく頷かれていました。
「ペーパーポット」をご説明後、2階中央での「ビートの模型」
の所での解説後、「さとうきびの糖分はどの位か」とのご質問があり、
「平均では12~13%」とお答えしました。
更に、「ビートから出来る砂糖」と「さとうきびから出来る砂糖」
の製品の違いがあるのか?」とのご質問を戴きましたが、
「植物の違いはあっても、出来た製品(砂糖)に違いはない」
旨、お答えしました。
「製造工程」では、事前に「連続滲出塔」でのご説明後、
「芽室製糖所」の工場にビートが入ってからお砂糖になる迄の
映像を視聴戴きました。
「砂糖の製品」前で改めて、詳細に製造方法をお伝えして、国内の多く
の方々が間違った捉え方をされている事例を上げて、ご理解を深めて戴きました。
「特別室」以降「歴史のブース」でも「昭和天皇」はじめ多くの
皇族の皆様のご来館にも触れ、「明治時代の2工場」とその後の工場
について、比較しながらご説明しました。
「第3展示室」後半の「北海道地図」でのご説明後、
Y・Fさんから「3社でシエア(生産量)の多いのは、どこか?」
とのご質問があり、
「その年の作付面積・作柄にもよるが、当社が42~43%」
とお答えしました。
階段を下りながら「当館をどの様にお知りになったのか」を伺うと、
『娘が「畜大」に通っていて、家内が以前に一人でここに来た事があり、
説明を受けて良かったと言っていたので、来てみました。』との事。
嬉しい!!ヾ(*´∀`*)ノ
更に、当時奥様(A・F様)にも「館長のブログ」にご協力戴いて
いたとの事で、調べてみますと「2014年4月4日(金)」にご来館戴き、
やはり奥様からも「娘が畜大の入学式で・・」
と言うお話しを伺っていました。
この様にご夫婦と言えども、「口伝えの形」でご来館戴きました事、
大変有り難く、光栄に思います。本当に有難うございます。
1階に下りてからも色んなお話しをさせて戴きましたが、その時には
11時20分を過ぎていました。Y・F様、お疲れ様でした!!
昨日(7日夜)帯広入りされ、娘さんと過ごされた後、
今日当館へご来館戴き、この後は札幌に戻られるとの事でした。
お帰りの際、車の運転等くれぐれも気を付けて、お帰り下さいね。
奥様にも宜しくお伝え戴ければ、幸いです。
本日はご来館戴き、有難うございました。ご夫妻、どうぞお元気で・・!!
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