1月8日(金)札幌からY・F様ご来館

札幌からご来館のY・F様
札幌からご来館のY・F様

 スッキリと晴れ渡った風の殆どない、穏やかな天候の10時頃に

お一人のご来館を戴きました。

 

 受付後にこちらでの滞在予定時間を伺うと

「1時間くらいは大丈夫」と言って戴きましたので、

フルコース(省略する所の殆どない)でのご案内をスタート。


 1階でのご案内を始める前からY・F様と話しが弾み、

管内の農家の状況、TPPに関するお話し等を10~15分程させて戴きました。

その間もY・F様は頷かれながら、熱心に聴いて戴いていました。


 1階でのご案内後、階段を上りながら『「工場前から当時の国鉄帯広駅迄の鉄道敷地(軽便鉄道)」約4.3KMの内、帯広市は1.87KMを「遊歩道・サイクリングロード」と整備して、市民の「憩いの場」として使用されており、その遊歩道の名前にも「とてっぽ通り」と名付けられている』とお伝えすると、ご存知だった様で何度も大きく頷かれていました。


 「ペーパーポット」をご説明後、2階中央での「ビートの模型」

の所での解説後、「さとうきびの糖分はどの位か」とのご質問があり、

「平均では12~13%」とお答えしました。
 更に、「ビートから出来る砂糖」と「さとうきびから出来る砂糖」

の製品の違いがあるのか?」とのご質問を戴きましたが、

「植物の違いはあっても、出来た製品(砂糖)に違いはない」

旨、お答えしました。


 「製造工程」では、事前に「連続滲出塔」でのご説明後、

「芽室製糖所」の工場にビートが入ってからお砂糖になる迄の

映像を視聴戴きました。


 「砂糖の製品」前で改めて、詳細に製造方法をお伝えして、国内の多く

の方々が間違った捉え方をされている事例を上げて、ご理解を深めて戴きました。


 「特別室」以降「歴史のブース」でも「昭和天皇」はじめ多くの

皇族の皆様のご来館にも触れ、「明治時代の2工場」とその後の工場

について、比較しながらご説明しました。


 「第3展示室」後半の「北海道地図」でのご説明後、

Y・Fさんから「3社でシエア(生産量)の多いのは、どこか?」

とのご質問があり、

「その年の作付面積・作柄にもよるが、当社が42~43%」

とお答えしました。


 階段を下りながら「当館をどの様にお知りになったのか」を伺うと、

『娘が「畜大」に通っていて、家内が以前に一人でここに来た事があり、

説明を受けて良かったと言っていたので、来てみました。』との事。

嬉しい!!ヾ(*´∀`*)ノ
 更に、当時奥様(A・F様)にも「館長のブログ」にご協力戴いて

いたとの事で、調べてみますと「2014年4月4日(金)」にご来館戴き、

やはり奥様からも「娘が畜大の入学式で・・」

と言うお話しを伺っていました。
 この様にご夫婦と言えども、「口伝えの形」でご来館戴きました事、

大変有り難く、光栄に思います。本当に有難うございます。

 

 1階に下りてからも色んなお話しをさせて戴きましたが、その時には

11時20分を過ぎていました。Y・F様、お疲れ様でした!!


 昨日(7日夜)帯広入りされ、娘さんと過ごされた後、

今日当館へご来館戴き、この後は札幌に戻られるとの事でした。


 お帰りの際、車の運転等くれぐれも気を付けて、お帰り下さいね。
奥様にも宜しくお伝え戴ければ、幸いです。
本日はご来館戴き、有難うございました。ご夫妻、どうぞお元気で・・!!

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11月17(日)

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