12月6日(日)奈良県からT・I様他ご来館

左側:S・Uさん、右側:T・Iさん
左側:S・Uさん、右側:T・Iさん

 今日は朝から風も無く、スッキリ晴れ渡りシャキっとする

冷え込みの中(開館間もない9時50分頃)、お二人のご来館を戴きました。

 受付後、こちらでの滞在予定時間をお伺いすると、

「40分前後は大丈夫・・」との事で、ご案内を開始。

 一階の「帯広製糖所模型」をご覧頂きながら、操業開始から

「芽室製糖所への主要機械の移設等」歴史と併せて、

「当社専用の軽便鉄道(十勝鉄道)を約64km敷設した」とのご説明に、

T・Iさんが「工場前から当時の国鉄帯広駅迄の距離は64kmも無い

ですよね!それはどこ迄・・?」とタイムリーなご質問を戴きました。

 「待っていました!!」とばかりに、事務所へ駆け入り

その鉄道路線図が記載された「川西村全図」をご覧戴き、

経路等をご説明しご納得戴きました。

 二階「栽培・製糖両技術の進歩」のブースでは、

パネルでの解説後に後ろを振り返って戴き、

「こちら(ペーパーポット)をご覧になった事が有りますか?」

とお尋ねすると、お二人共ご存知だった様で、

女性のS・Uさんは「幕別の農家でのバイトで作業を行った事がある」

男性のT・Iさんは「仕事柄知っていました」

と、それぞれ話して下さいました。

 ここでは、「道内農家の高齢化等による生産者の減少」

からビート栽培農家の減少による「栽培面積の減少

(しかしH27年は、前年比プラス約1,400ha/全道)」が進んでいた・・

と言うお話しを数字を示しながら現状をお伝えしました。

 「製造工程」では、「工場にビートが入ってからお砂糖になるまで」

の映像をご覧戴き、その後は展示物での詳細な工程をお伝えしました。

「ビート特有の二つの微量な自然の物質」のご説明の際は、

お二人共椅子から立ち上がって、熱心にお聞き戴きましたね。

 「第三展示室」で「国内二番目のビート工場」建物が、

現在の「札幌ビール園」さんとして今も使われている事を知り、

お二人共驚かれていました。

 その時にS・Uさんから

「札幌中央区にfactoryが有りますよね・・あれは?」

との又々タイムリーなご質問が有り、

『あの場所には明治9年に北海道開拓使麦酒蔵醸所が操業したが、

長くは続ける事が出来ず失敗に終わり、その跡にfactoryさんが

建てられている』事をお伝えしました。

 全てのご案内を終えたのは、40分どころか倍の80分が経過していました。

 お帰りの際、「館長のブログ」のお話しをしますと、お二人共快諾(S・Uさん曰く「事務所の承諾を戴かないと・・笑」)戴きました。

 T・Iさんは奈良県から昨日(12/05)帯広入りされ、お仕事柄「農業(ビート)に特化した日本で唯一の資料館」と言う事で、「この機会を逃す事は無い」という事で、ご来館戴いたとの事。
 S・Uさんは地元畜大生で、以前から当館の事は知っていたものの来る機会が無かった・・様で、T・Iさんとご一緒戴きました。

 T・Iさんは明日(12/07)帰られるとの事ですが、くれぐれも気を付けてお帰り下さいね。お二人共、どうぞお元気で・・!!
 

 今日は、寒い中でのご来館を有難うございました!!


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12月22(日)

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