朝10時現在マイナス3℃と冷え込んだ風のない晴天の中、
ご夫妻のご来館を戴きました。
いつもの通り、こちらでの滞在予定時間を伺うと
「40分位は大丈夫!」との事で、ご案内を開始しました。
同時に伺いましたら「道外」の方で、それも熊本市から
「子供が畜大に通っていて、久しぶりに様子を見に来て、
その機会に・・」と話して下さいました。
一階での「帯広製糖所」のご案内に併せて、
「軽便鉄道(子会社:十勝鉄道㈱)」のご説明で「農学校前駅」
がまさに現在の「帯広畜産大学」前にあった事を、古い「路線図」
をご覧戴きながら、お伝えしました。
お二人共、「路線図」を興味深くご覧になっていましたね。
二階でのご案内で、「連続滲出塔」で「平均70℃の温水に保つ」
と言う説明に対する質問で、
ご主人から
「繊維から効率良く糖分を抜き取る為」との即答を戴きました。
「大正解!!」
更に、「70℃に保つ事により繊維の細胞がシッカリと開き、
繊維に含まれている糖分をムラ・ムダ無く抜き取る事が出来ると
同時にこの段階で、余分な色を付けない」ため
と付け加えさせて戴きました。
「芽室製糖所」の映像視聴・詳細な工程ご説明後、私の方から
「ビートは全く捨てる所が無い農作物」とお話しすると、
奥様から「ビートの葉の部分はどうするのか?」との
「タイムリー」なご質問を戴きました。
「待っていました!!」とばかりに、
「収穫後の畑に細かく刻んで有機肥料として鋤込みされる」
旨、お伝えしました。
※糖分を抜き取った繊維は、「ペレット」にして家畜の「餌」
として使用される事も・・。
「砂糖製品前」では、改めて「砂糖」の製造方法をご確認戴きましたね。
それ以降の「歴史のブース」でも、ご夫妻共熱心に耳を傾けて戴きました。
その様な楽しいやり取りの中、あっと言う間に時間が経過し、
40分どころか75分も経過してしまいました。
お帰りの際、「館長のブログ」のお話しをすると、
ご夫妻共快諾下さり、写真を撮らせて戴きました。有難うございます。
ご夫妻は11/27(金)に来られ、昨日(28日)は息子さんと過ごし、
今日お二人で来て戴いたとの事でした。
奥様から「4月の入学式の際にこちらに寄りたかったが、
その時は体調が悪く、そのまま戻る事しか出来なかった。」
との事で、「再チャレンジ」でのご来館を戴きました。
明日(30日)に熊本に戻られるとの事ですが、
くれぐれも気を付けてお帰り下さいね!!
気温の差もあるでしょうから風邪等引かぬ様、お過ごし下さい。
どうぞ、お元気で・・!!
本日はご来館ご視聴戴きまして、本当に有難うございました!!
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