朝からカラッと晴れ上がった十勝晴れの日、
開館間もなくお二人のご来館を戴きました。
こちらでの滞在予定をお伺いすると、
「30~40位であれば・・」との事で、
ご案内を進めさせて戴きました。
お母様は小樽から来られ、
娘さんは仕事でこちらに来ているとの事で、
管内多くの見る施設がある中で足を運んで戴き、
有難い限りです。
1階での当社並びに帯広製糖所の状況をご説明し、
2階へご案内。
2階では、「栽培・製糖両技術」の進歩を、
「ペーパーポット」にも触れてもらいながら、
お聞き戴きました。
「芽室製糖所」の工場にビートを受け入れしてから
お砂糖になるまでの映像をご覧になりながら、
お母様から「色の付いたお砂糖の作り方とは違うのですか?」
とのご質問を戴きましたが、
『次のご案内の「お砂糖製品」前で詳しくご説明します』として、
最後迄工場の映像を観て戴き、
結晶缶での様子をもお伝えしました。
映像を見られている時、
「スズラン印の30kgの業務用袋」の映像が流れ、
その時お母様は
「勤めている職場でも使っています」と話して下さいましたね。
ヾ(*´∀`*)ノ
「お砂糖製品」前で、
先程のご質問に対し「さとうきび」から出来る「お砂糖」、
ビートから出来る「お砂糖」について、
「成分表」をご覧頂きながら、
詳細にご説明・ご納得戴きました。
次の「特別室」でのご案内で、
当社創業時社長(松方正熊)の関係を解説の際、
お母様が「松方コレクション」の事をご存知で、
創業時社長との繋がりを驚かれていました。
第3展示室入室前に既に所要40分を経過していましたが、
お疲れの様子もなく、
お二人とも熱心に耳を傾けて戴きました。
本州の精製糖メーカーさんは、
さとうきびを荒く精製した「粗糖」を輸入し、
それを使って国民年間消費量の内、
「67~68%」が白い砂糖・色の付いたお砂糖を作られており、
残り32~33%が北海道のビートから出来るお砂糖、
鹿児島・沖縄で栽培されているさとうきびから
出来るお砂糖(国産糖)と言う割合になっている事も
ご説明させて戴きました。
最終的には50分を超えましたが、
終始関心をもってお聞き戴き、
有難うございました。
お母様はきっと今日にも小樽へ戻られるのでしょうね。
くれぐれも気を付けてお帰り下さい。
娘のM・Aさんは引き続きお仕事での滞在でしょうか?
気温が大きく変化する時期ですので、
体調管理万全にお仕事頑張って下さいね!!
本日は、ご来館下さり本当に有難うございました。
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