当館収蔵品・図書含めて約1,800点ありますが、
その内今回は別添2冊をご紹介します。
「ビート回想録」「続ビート回想録」は、
当社農務部門退職者が毎年開かれているOB会のでも
昔話が話題となっていた経緯もあり、
昭和63年札幌で開催された「新春農務OB会」で、
「ビートについての思い出を書き残しておきたい」との強い思いから、
「ビート回想録」の刊行が決まり、
全国の農務OBの方々に呼びかけたところ、
32名+3名の方(故人のお手紙を一部掲載)計35名
の方々の寄稿を得て、同年秋に発行された小冊子です。
表紙の切り絵とカット版画は編集者代表のK・Hさんが、
表紙の題字はK・Aさんの筆、
更に編集・構成をK・Tさん等多くの皆さんが
担当された労作となっています。
「続ビート回想録」は、
初偏刊行後当社農務OB会員は勿論の事、
現職農務部門だけではなく、
他部門の人達から多くの反響があった、
農務外勤者の努力・苦労を知る事が出来た等
多くの感想文が寄せられた、
更には「生きている内に思い出を書き残しておきたい等」
続編発行の強い要望が寄せられた事から、
平成4年春続編刊行が決まり、
前回同様に全国の農務OBに投稿を呼びかけ、
26名の方の寄稿により平成4年2月に締切、
同5月に発行となったものです。
初偏・続編共にどの方の寄稿も読むたびに、
入社時・昭和14・15年代(戦前・戦中)の大変な状況の中で、
「一日一日を精一杯働き、生きた力強さ」を感じると共に、
寄稿されたOBの方々皆さんが感じられていた
『先人達の労苦』のお陰で、
『今日の自分達がいる』事を改めて忘れてはならないと、
強く感じました。
これからも『先人達の思い』を忘れずに、
お迎えする日々のお客様へ、
先人達の労苦をも正確に伝えて行きたいと思います。
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