2024年
11月
17日
日
雨が降り止み、空も幾分明るくなった10時頃、ご家族のご来館をお戴きました。
受付後、「滞在時間に余裕が有れば・・」とDVDご視聴をお勧めしてご覧戴きました。
ご視聴後、お父様(Y・T様)に「お嫌でなければご案内しますが・・」とお声掛けすると「是非に・・」との事で、ご案内をさせて戴きました。
ご案内の中で(2階お砂糖製品ご説明後・・)、お母様が『「色の付いたてん菜糖」と言うお砂糖が有りますが・・』とまさにタイムリーなご質問を戴きました。
「待っていました!!」とばかりご家族を2階正面の「製造工程下に展示している糖蜜をご覧戴きながら・・」詳細にご説明して、「色的に同じお砂糖に見えても、さとうきびから作られているお砂糖とは作り方もお砂糖その物が違う」事をご理解戴きました。
第三展示室(歴史のブース)では、お母様から「北海道でのビートの栽培のきっかけ」を聞かれ、明治政府の対応・初代社長松方正熊(父:松方正義)の判断についても触れ、明治時代の二つの工場の失敗を踏まえて、鉄道敷設・積極的な耕作指導を行ったこともお伝えしました。
全てのご案内を終えたのが11;10頃で、その後皆様で再度見直しされている時に「ブログへのご協力」をお願いした所、「快諾」戴きました。
お伺いすると、お嬢様は「帯広農業高校」で学び寄宿舎生活をされているとの事。ご両親は昨日来帯されお嬢様と再会されたとの事。
お父様曰く、「これ迄何度も隣の麦音さんへは来ていた」との事ですが、今回ご一緒に来館戴きました。
ご両親は今日戻られるとの事で、又寂しくなりますね・・。
きっと親元を離れて一層逞しくなったお嬢さんの成長を見付けられたのではないでしょうか?
本日は、ご来館され楽しい時間をご一緒させて戴き有難うございました。
2024年
11月
09日
土
晴れたひんやりと感じる(肌感覚では、そんなに寒く感じない・・)朝、開館間もなくの時間帯(9:40頃)ご来館戴きました。
受付の後、「滞在時間に余裕がありましたら、映像展示室で15分の映像がご視聴できる」事をお伝えして、先に来られ視聴されていた2名(2組)がご視聴後ご覧戴きました。
K・N様が視聴後、「お嫌でなければご案内しますか?」とお尋ねすると、「いいんですか?是非とも・・」との事で、後30分程お時間を戴く旨お伝えして、ご案内を開始しました。
1階でのご案内で、ビート会社自らの投資によって「私鉄(十勝鉄道㈱)」を走らせていたことに、改めて驚きを以って受け止めていらっしゃいました。
2階でのご案内最中に、弊社OB(札幌在住)からの「備品の寄贈」を寄せられましたので、その間10分弱中断しましたがK・N様ご自身でご覧になっていられました。
「国内産糖」の再度のご説明で、「2022年実績39%しか賄えられていない」とお伝えすると、「カロリーベースの自給率に匹敵する割合でしかない」事に日本の実情をご理解戴きました。
第三展示室の歴史のブースで、国内2番目のビート工場は「現在の札幌東区苗穂にあるサッポロビール園」がそうだったとお伝えすると、行かれた事もあったそうですので、深い関心を以って受け止められていました。
全てのご案内を終えて、「ビート資料館をどの様にお知りになったのか?」お伺いすると、昨日帯広に来るにあたって『帯広と言えば「豚丼」、その他にはと考えた時に、そういえば小学校の頃お砂糖の原料で「ビート」を学んだ事があったな~と思い出し、関連する施設が無いかを検索した中で「ビート資料館」を見付けて・・』ご来館戴いたとの事。
K・N様は各ブースでのご案内に、本当に熱心に耳を傾けて下さいました。
11:10頃ご案内を終えて、ご自身で改めて見直しをされている所へ「ブログへのご協力」をお願いした次第です。
快諾戴きまして、誠に有難うございました。(※11:25頃迄滞在)
K・N様、楽しいご旅行をなさってください!!ご来館戴き有難うございました!!
2024年
10月
24日
木
・多くのご来館予約を戴いております!!
ビートの収穫時期を迎える前から弊社製品ご利用お客様、お取引先から別添写真の通り、多くのご来館申し込みを戴いております。
依頼をお受けすると同時にPCスケジュールへの入力により全社的な情報の共有を図ると共に、事務所机横のカレンダーへの書き込みを行い、各職場からの依頼文はホワイトボードに掲示を行い、遺漏の防止に努めています。
掲示以外にも電話でのご依頼(JA各農協様、諸団体様等)を多数いただいております。
来館戴いた皆様に弊社ビート事業・産業の取組み、お砂糖の事を正しくご理解いただく事、これ迄の北海道農業の歴史にも触れ、判り易くお伝え出来る様心掛けております。
多くの皆様のご来館・ご視聴をお待ち申し上げております。
2024年
10月
06日
日
午後3時20分頃、先に来られたお客様(ご夫婦)をご案内していましたら、一階での来館センサーが反応した事から、一階に行ってみますと何とこれ迄何度もお二人で来て戴いている写真左側M・S様、右側H・H様でした。
「お元気そうで・・」とのお話しを戴きながら、「ブログを拝見して元気でいらっしゃることは確認していたので・・」と今回も「お顔を見に来ただけ・・」(※前回は2022.5.29、その前は2017.4.15)として立ち寄って戴きました。今回で4回目?かと思います。
「いつもブログを拝見しています!!」とのお話しに対し、「ブログはなかなか毎月コンスタントに更新できていないんです。」「ブログは誰彼ともお願い出来る事では無いですから・・」その様にお二人に弱音を吐くと、M・S様が快く「良かったら私たちを撮って戴いても・・」と言って戴けたので、早速喜んで・・「パチリ!!」
先のお客様へのご説明途中でもあった事から、1~2分の出来事では有りましたが、久しぶりの再開と温かいお言葉を改めて戴きました。
遠方からお越しのM・S様、H・H様、今日は思いがけない再会に驚きましたが、本当に嬉しかったです!! 有難うございました!!
どんどん涼しく、そして寒くなりますので・・お身体ご自愛くださいね!!
お二人共どうぞお元気で・・!!
2024年
9月
20日
金
薄曇りのお天気から雲の切れ間が多くなった午後2時15分頃、事前のご予約によりM様(写真右から二人目)含めて4名の方のご来館を戴きました。
受付後、15分間のDVD視聴後ご案内開始時に他のお客様が来られ、ご一緒に説明を聞きたいと申し出られた為、二組(父・子を含めて)をご一緒にご案内させて戴きました。
二組ご案内の途中にも更にもう二組のお客様が来られ、二度中断が有りましたがそれ迄のご説明を思い返しながら、ご対応させて戴きました。(笑)
二階でのご案内の際、映像を振り返る形で「製造工程」をご覧戴きながら、改めて詳しく製造方法をお伝えしました。「明治時代から第一次濾過・第二次濾過の方法は今も変わっていません!!」とのご説明に、皆さん一様に驚かれていました。
お伺いしますと、皆様は函館から来られた「コープさっぽろ函館支部」の皆さん(写真左からS様・M様・M様・I様)で、明日音更で行われるイベント視察の為、今朝6時に発ってこられたとの事。
午後4時少し前にお帰りになる前、お願いして撮影の許可を戴きました。
最初、建物内で撮った写真が発光せず暗かったため、「未だいらっしゃるかな・・?」と言う不安の気持ちで外へ飛び出すと、幸いにも未だいらっしゃたので、再度建物をバックに撮らさせて戴きました。ホッとしました!!
皆さん、本当に熱心に耳を傾けて下さり、楽しい時間を共有させて戴きました。
本日は、遠路からのご来館を戴きまして、有難うございました。
皆様にとって、収穫の多いご視察で有ります様、お祈りしております。
2024年
7月
21日
日
本日(20日)未明迄の雨の後のせいか蒸し暑い日差しの中、15:30頃でしたか、他の方をご案内中に来館されました。
受付後、他の方同様に「DVD視聴」をお勧めして、御視聴戴きました。
この3名の皆さんは、ご視聴後には前の客様へ最終版のご案内をしている際、加わり最終版を一緒にお聞き戴きました。
先のお客様へのご案内を終えた後、「是非改めて話しを聞きたい!」との事で、改めて1階からのご案内をさせて戴きました。
1階でのご案内で、「十勝鉄道㈱旧八千代駅史跡発見」と示したボードで、写真をご覧戴きながらご説明の際、「間違いのない旧八千代駅史跡」との専門的なご判断を戴いた浦幌町立博物館M学芸員様のお名前をお伝えすると、S・A様の奥様が、「帯広百年記念館にいらした方ですね!」とおっしゃれらたのには、驚きました。きっと普段から新聞報道だけではなく、色んな施設に関心を持たれて行かれていた方なのでしょうね・・。※M学芸員様は勿論全道的にも有名な方ですから・・。
2階でのご案内で皆さん一様に驚かれていたのが弊社の特許「ペーパーポット開発」でした。開発に至る経緯等詳しくお伝えしました。歴史のブースでは「特別室」では「鈴木貫太郎」さんにも触れ、昭和天皇との如何に信頼関係が有ったかを触れさせて戴きました。
全てのご案内を終えてお帰りの際、「館長のブログ」へのご協力をお願いしましたら、S・A様の奥様が写真は「ちょっと・・」との事で、ご主人様と知人であるN・M様お二人の写真となりなした。
N・M様は仕事で帯広入りされていたとの事で、S・A様ご夫妻も当館へは来られていなかった(?)様でご一緒にお越し頂きました。
各ブース共お三方からタイムリーなご質問を戴きながらのご案内でした。
楽しい時間を共有させて戴きました。
本日はご来館戴きまして、誠に有難うございました。
2024年
6月
30日
日
この度、弊社従業員N氏より実家の祖母のタンスを整理していたら別添写真2種類の砂糖(布製)袋が出て来たとの事(伺いますと、N氏の祖父が戦前美幌駅前で和菓子屋を営んでいたとの事。店は戦争により閉店、祖父が他界し戦後は祖母が食品雑貨屋を経営していたとの事。)で、ご連絡と同時に写真を提供戴きました。拝見しますと右側が「台湾製糖㈱」車糖(上白糖)用、左側が弊社の前身「北海道製糖㈱」H2(上白糖)用でした。何れも解体された状態でした。
当館既収蔵の「北海道製糖㈱」の袋は継ぎはぎされた状態の物で、今回寄贈戴いた砂糖袋の方が表面がシッカリと表示(どこの会社の袋かが明確)された物で、状態も良く保存に値する価値の有る物でした。右側の「台湾製糖㈱」※明治33年(1900年)台湾南部に進出した「国策会社」として位置付けられた会社でした。台湾総督府の保護奨励と井上馨侯爵等有力者の後援を得て、資本金100万円(2万株)を以って設立。宮内省が1000株を引き受けたことで、これが出資者の呼び水ともなりました。
当館既収蔵の「北海道製糖㈱」の袋は、本社管理課経由で当館収蔵となった物で、表示の「H2」は帯広工場で昭和6年~18年迄、磯分内工場では昭和11年~18年迄製造。物資の少ない時代で空き袋は、シーツやあて布として使用、大切に保管されていた様です。
今回の貴重な収蔵品は、帳票等により記録(写真を含む)を残し後世に引き継いで参ります。
2024年
5月
19日
日
朝から温かな日差しの中、ご夫妻のご来館を戴きました。
受付後、こちらからお勧めする形で「DVDご視聴」を戴き、その後館内のご案内をさせて戴きました。
2階での「国内産糖の自給率」にも触れてご説明の際、「約39%」(※2022年数値)という低い数値には、ご夫妻とも驚かれていました。
お砂糖製品の傍では、ご主人「家ではこのお砂糖のみです」と言って下さいました。
有難うございます。感謝・感謝です。
ご主人から「スズラン印は、北海道だから・・という事ですか?」とのご質問を戴きました。当初の「トレードマーク」をご覧戴いた後、昭和37年一般公募を行い「トレードマーク」が決り、後に「明治グループ」の一員として「朱色のスズラン印」として、商標登録を行ったことをお伝えしました。
お伺いしますとご夫妻は、旭川から昨日帯広へ来られ、市内何度も来ていたものの当館は来たことが無かったので足を運んで戴いたとの事。
当初の滞在予定時間(視聴後30分)を大幅に超える事(一時間近く・・)となり、大変申し訳有りませんでした。
熱心にご視聴下さり、有難うございました。どうぞお気を付けてお帰り下さい!!
2024年
5月
17日
金
16日付「ブログ」では「一般公開時」に撮りとめた写真のうち、「1枚」をアップしましたが、来館される多くの皆様に広く周知・ご理解頂くべく他の写真をプリントして掲示しました。日々のご案内にも活用して参ります。
2024年
5月
16日
木
5/12(日)10:00~14:00迄一般公開されることを知り、現地に出向き地元の皆さん方(十勝鉄道を生活の足として当時実際に利用された方々が昔の記憶をたどりスコップ・金棒等を使って発見したのが昨年5月)、この発見を伝えられた「浦幌町立博物館」の持田学芸員が協力され本格調査が行われ、今回の一般公開という運びとなりました。公開に向けての資料作成等をになった「とてっぽ機関車愛好会」の土田会長他多くの方々からお話しを聞くことが出来ました。
現地は発見当時、鬱蒼たる雑草が茂り土砂も堆積していた。その後、探し当ててからは「重機」を入れての、慎重な作業が続けられたとの事。
事前に地元の多くの方々は、一般来訪者が史跡を見やすく歩きやすい様にと、更に手作業で整地作業を行い迎えて戴きました。
土田会長他に伺うと10:22分現在50名の多くの方々が市内だけではなく、道内・道外(新聞報道を知って、今回の「一般公開」のみを目的に来られた方もおられたとの事、中には帯広入りされた後の交通の便が無く、止む無く断念された方もおられたそう)から、その後も続々と来られていました。
地元の方々、関心を以って参加された皆さんは口々に「貴重な史跡として、市内とってぽ通りのSL・客車同様に十勝帯広の観光資源として是非後世に伝え残して欲しい」と話されているを耳にして、今回の発見が如何に十勝鉄道が多くの方の記憶に残っていたものを呼び覚ましたと言えるのではないでしょうか・・。
添付写真:手前が「整備ピット」奥が「機関車転車台」
一般公開時に配布された資料.pdf (application/pdf) [詳細] 823 KB
2024年
5月
12日
日
本日、薄曇りのお天気の中12:40頃 ご夫婦のご来館を戴きました。
受付後、お勧めしてDVDのご視聴を戴いてから、その後「ご案内しますか?」とのお尋ねにご主人様「そのつもりで来ましたから是非・・」との事で、喜んでご案内をさせて戴きました。
ひと通りご案内の後、ご質問をお伺いするとご主人から「国内産糖の割合の高い時期はあったのか?」とのご質問。それに対して「昭和60年代前後は道内の栽培面積安定的に7万haを維持していましたが、その後の農家様の高齢化等により2022年55,182haと減少、当然面積が減ると得られるお砂糖の量も減って来た・・等が要因」とお伝えしました。
「スズラン印」についても、お尋ねを戴きましたね・・。
ご夫妻は昨日(11日)帯広入りされ、その後は上士幌町のタウシュベツ橋梁他旧士幌線駅跡等をご覧になり、本日午前中当館へ来られ入口の張り紙「時間休館」を見られ「十勝鉄道㈱旧八千代駅跡発見による一般公開へ出向く為・・」との内容に??がいくつもつくような感じだったとの事(笑)・・説明を受けて合点されたとの事でした。
ご案内後には、今日調査してきた写真をプリントしてご覧戴き、ご理解を深めて戴きました。更にご納得されていました。
お二人でその後も見られている時に、思い切って「館長のブログ」へのご協力をお願いしましたら、ご夫婦共快諾戴き写真を撮らせて戴きました。
撮らせて戴いた写真が午前中の現地調査時、日中の明るい状況でボタン操作を誤ったのか横長の状態でしか撮れず、ご主人に見て戴いて修正後にもう一度撮らせて戴きました。
何度もご協力下さり、申し訳ございません。本当に助かりました。
ご夫妻は14日(火)に戻られるとの事で、明日以降お天気が心配されますが、どうかお気を付けて楽しいご旅行を続けて下さいね!!
楽しい時間を有難うございました!!
2024年
4月
19日
金
薄曇りのお昼12時頃、お二人のご来館を戴きました。
受付後に「滞在時間に余裕が有りましたら、映像ご視聴されませんか?」とお勧めして、15分のDVDをご視聴戴きました。
ご視聴後に出て来られた時に、「ご案内しますか?」とお尋ねしたところ、「是非に・・」という事で喜んでお受けさせて戴きました。
1階でのご説明では「ビート会社自ら鉄道を走らせていた・・」事に改めて驚かれ、その後のご案内の中でも幾度も感嘆の声を上げられていました。
2階での「国内産糖」でのご説明では、国内産糖の自給割合約39%(2022年農水省発表)をお伝えすると、改めて日本の置かれている現実を痛感された様でした。
※この場での3人でのお話しも、「力」が入りましたね!!(笑)
M・U様(写真左側)からは、「製造工程」について詳しく知りたいとのご要望で、詳細に判り易くお伝えさせて戴きました。
お二人共「ペーパーポット」に強い関心を寄せられていて、掲示している資料を写真撮りされていましたね。
M・Y様(写真右側)は、4~5年程前に来られたことが有るとの事で、今回は学生であるM・U様をお誘いしての来館でした。
全てのご案内を終えて1階閲覧室をご覧になっている時にM・Y様から当館チケット裏面に「是非サインをして欲しい」とのご要請に照れながらも初めての「サイン」をさせて戴きました。※後にお二人共名刺交換をさせて戴きましたが・・。
M・Y様の名刺が「切符(硬券)」で作られていて、貴重な物でもあり忘れられないひと時となりました。
お二人が麦音さんへ向かわれたのは、13:57。あっという間の楽しい時間でした。
お二人様、ご来館戴きまして有難うございました。そして、どうぞお元気で・・!!※M・U様、何かわからない事が有りましたらお気軽に聞いて下さいね!!
2024年
4月
14日
日
穏やかな風が吹く温かいお天気の中、ご家族の来館を戴きました。
※お昼前でしたでしょうか・・。
受付後に滞在予定時間をお伺いすると、「大丈夫!!」との事で、丁度前に来られたお客様が「映像展示室」でDVDを視聴されていて、「間もなく数分後に終わるので、視聴されますか?」とお伺いするとご覧になるとの事でしたので、数分間一階部分をご覧になりながらお待ち戴き、前の方と交代でご入室戴きました。
その際、映像の「ON」を押したつもりでしたが、器機へ向ける角度が違ったのか、ご主人から「スタートしていない・・」とのご指摘を戴いて、慌てて「スタート」させました。大変失礼いたしました。御免なさい!!
先に来られたお二人のご案内途中には4名の方(後から判りましたが本別町から来られた農家様)が来られましたので、「滞在時間に余裕が有りましたら途中からですが、映像をご覧になりませんか?」とお勧めしてご視聴戴きました。
入室された2組が視聴終える頃に、大学生お一人が来館されましたので、前の方々に対するご案内に加わって戴き、3組8名でのご案内をスタートさせました。
1階でのご案内の後、2階では中央にある「精巧に出来たビート模型」をご覧戴きながら、ご説明をさせて戴きました。
「通常の年でしたら、細胞の中に閉じ込められているショ糖は17.5~18.0%得ること出来ますが、昨年秋からの今期製糖は13.0%行くか行かないかの厳しい現実です。」とお伝えしました。そして「模型の根だけの重さを仮に1kgと仮定すると、16%ではこのビート1個から160gのお砂糖が作ること出来ます。17%では・・、18%では・・」とガラス容器に入っているお砂糖の量の違いを視覚で確認を戴きました。
「国内産糖」※日本の国土で栽培されたビート、サトウキビから出来たお砂糖 にも触れ、島国日本列島の厳しい現状をもご理解戴きました。
「お砂糖製品の前」でのご説明の際、奥様・娘さんがいらしたのに「失礼かと思いますが・・」と前置きして、「未だに国内の多くの奥様方が白く見えるお砂糖は漂白していると勝手に思い込んでいます!!」とお伝えしました。
お二人は笑っていらっしゃいましたが・・悲しい現状をお伝えしました。
最後の第三展示室「帯広製糖所工場模型」の所では、ご一緒にご説明をお聞き戴いていた本別町の農家様が「ビートを作れなくなれば、地力を維持できなくなる。農家にとっても危機的な状況・・」をお話しくださいました。
ご説明を終えた後夫々皆さん自由に見直しをされ、大学生・農家様が帰られた後、N・H様ご家族のみ残って入念に見直しをされていましたので、ブログへのご協力をお願いした次第です。娘さんは職場の関係で辞退され、ご両親だけの撮影となりました。
今回ご来館戴いたのは、娘さんが以前来て戴いた時は「閉館日」だったとの事で、ご両親を誘って戴いてご来館戴きました。奥様から数多くのタイムリーなご質問を戴きましたが、この様に長文となったことから省かせて戴きました。申し訳ございません。
ご家族は昨日(13日)帯広に入られ、本日旭川へ戻られるとの事でした。
楽しい時間を共有させて戴きました。本日はご来館戴き、有難うございました。
どうぞお気を付けてお帰り下さい!!
2024年
3月
16日
土
本日、晴れ渡ったお天気の中 10:30頃、お二人のご来館を戴きました。
受付後、「お嫌でなければ、ご案内しますか?」とお尋ねするとお母様が「それでは是非・・」と言って下さり、40分程の時間を戴く形でご案内をスタートさせて戴きました。
特に二階では「日本のお砂糖自給率」にも触れさせていただき、安心・安全の食料確保等「厳しい現実」をお伝えしました。
ひと通りご案内後、お客様ご自身で見直して戴いて、その後も特にご質問はありませんでしたが、お帰りの際お声掛けさせて戴き、当館HP「館長のブログ」へのご協力をお願いしましたら、お陰様で快諾戴きました。
お聞きしますとお二人は埼玉県から昨日(15日)帯広入りされ、当館の事はネット上で「帯広の観光」を検索されて、関心を持ってお越し頂いたとの事でした。
お二人はこの後、明日(17日)には釧路⇒網走へと行かれてから戻られる予定との事でした。
数多くの観光施設の中で当館をご選択いただき、熱心にご視聴下さり有難うございました。
お二人の日々の観光が思い出に残る安全で楽しい時間であります様、心から願っております。
本日はご来館戴き、誠に有難うございました。
(image/jpeg) [詳細] 3 MB
2024年
2月
22日
木
朝から温かい日差しのお天気の中、10:30頃お二人のご来館を戴きました。
受付後、お母様に「お嫌でなければ、ご案内しますか?」とお尋ねすると、「それでは是非・・」という事。
滞在時間に予定はないとの事で「40分前後の時間内で・・」と予めご了解戴いた中でスタートさせて戴きました。
1階でのご案内後、2階で「芽室製糖所の映像」を視聴戴きながら、その都度補足説明を加えさせて戴きました。視聴後にお母様から「ビートは噛んだら甘いのですか?」とのご質問が有り、「ビートは葉にも根にも灰汁が有り、噛んだ瞬間は甘いのですが段々えぐみが強くなります・・」とお伝えをしました。
中央にある「ビート模型でのご説明」後、その時にお母様から「鹿児島から来たのですが・・」と伺い、「国内の砂糖はさとうきびから作られているというイメージが強いのですが・・」とのお話しの後、「国内産糖」をご説明して、「年間の国民の砂糖消費量実績178万トン(2021年農水省発表)※原材料比較さとうきび約74~5%、ビート約24~5%」に対して、国内産糖量79.2万トン(消費量実績に対して、約45%)賄うことが出来ていない実態。
不足分約55%はタイ・オーストラリアから粗糖を輸入している(せざるを得ない現状)をお伝えしました。
11:40頃2階でのご案内を終えた時 お母様から「砂糖に対する見方が変わりました。」というお言葉を戴きました。(めっちゃ嬉しい!!)
ご来館が息子さんとご一緒なものですから、気になっていたのですがお母様が気持ちを悟られたのか「志望校合格のお祝い旅行」で来道されたそう・・。今月20日に帯広に入られてからホテルで「どこへ観光に行こうか・・」と調べていた時に「ビート資料館」を見付けて戴いたそう・・。この後、釧路・根室・納沙布岬等を観光して、28日に戻られる予定との事。
お母様と共に息子さんも熱心に耳を傾けて戴きました。
4月からの新たなスタート・・多くのお友達が出来、楽しい学校生活を送られます様、心から願っております。D・Iさん、元気に頑張って・・!!
本日は、ご来館戴きまして誠に有難うございました。
2024年
2月
10日
土
朝から気持ちの良いほど晴れ渡った午前中(11:20頃)お二人のご来館を戴きました。
お二人が来られるほんの少し前に来館された男性二人にご案内を始めた間もない時間でしたので、受付後「もし宜しければご一緒に・・」とお勧めしておりましたので、そのまま加わって戴けました。
2階でのご案内で、「ビート工場で作られているお砂糖は全て分蜜糖です」とご説明しておりましたが、T・M様(お母様)がガラスケース内の「ビート含蜜糖」という弊社製品を眼にされ、指さされていた事に気が付き二組様(4名)を「製造工程図」迄ご案内して、「ビート含蜜糖」の製造方法をお伝えしました。
製品名に至るご説明もさせて戴きました。
お二人は8日(木)夜に帯広に入られ、当館の事はHPで調べ「バス・パック」がご利用できることを知った上で、それをご利用・ご来館戴きました。
前に入られたお客様が12時頃迄とのお申し出でしたが、12:10頃全てのご案内を終えました。二組ともそのまま残られ、其々ご自身でご覧になられていました。前の客様が先に帰られましたが、T・M様親子はじっくりご覧になっていました。
T・M様親子が1階に下りられてから「十勝鉄道の芽室製糖所迄の路線図」をご覧になられていた際に、補足説明をさせて戴きました。
お帰りの際、当館HP「館長のブログ」へのご協力を思い切ってお伝えしますと「マスクをしたままで良ければ・・」との事で、ご承諾・ご協力を戴きました。やったー!(笑)
お二人は明日(11日)お帰りになるとの事。
十勝・帯広での時間を是非満喫して行ってください!!
本日はご来館、HPへのご協力を戴きまして、有難うございました。
どうぞお気を付けてお帰り下さい!!
2024年
1月
31日
水
午前中10:30頃、お一人の方のご来館を戴きました。受付後に「お嫌でなければご案内しますか?」とお伺いすると、伝わりませんでした。
その時点で、初めて海外の方と気が付いて「ポケトーク」を持ち出すも、うまく伝わらない・・。片言の単語で「DVD視聴」出来る事をお伝えして、「映像展示室」へご案内しました。
視聴後は「香港」から来られたことが判り、もっぱら「紙による筆記」(途中からは併用)にてご案内しました。
その都度「OK!」と言って戴き何とかご案内し、ご自身で再度見直されている時に、「ブログ」へのご協力をお願いした所、ご承諾を戴きました。
お客様は呉 花彬様(NG WAPAN様)で日本には、1月24日来られ電車・SLが好きで国内各地域に出向いて乗車・写真撮りを楽しまれたそうです。
帯広へは昨日(1月30日)入られ、この後道内で標茶等でのSL乗車を予定しているとの事でした。
ご案内の途中では、弊社の「とかち野酵母(ドライイースト)」を見付けられ「家で使っている!母から買ってくるように言われている。」事もお話し戴きました。
弊社製品もまさに「インターナショナル」ですね!!有難いお言葉を戴きました。
呉(NG)様は、2月8日に帰国されるとの事で、帰り際にはスマホで「紙を記念に欲しい!!」と示され、最初求めている事が理解出来なかったのですが、ご説明に使ったメモ(走り書き)そのものが欲しいとの事で、3枚お渡ししました。(笑)
悪戦苦闘でのご案内でしたが、何とかお伝えも出来た様で安堵しています。
呉(NG)様、残り少ない日本での時間を思う存分楽しんでお帰り下さいね!!
本日はご来館戴きまして、有難うございました。
2023年
10月
27日
金
薄曇りの中11時過ぎにお二人のご来館を戴きました。
最初、お勧めして映像展示室でDVDを15分ご視聴後、「ご案内いたしますか?」とのお声掛けにお二人共「是非に・・!!」との事。
「40分程」のお時間予定でご案内をスタート。
ご案内の途中、娘さんから「お砂糖製品展示ケースの当社製品」をご覧になり、「スズランマークのお砂糖を使っています!」更に、「ビートからも作ろうと思えば中白糖・三温糖を作ることが出来るんですよね!」とのご質問を受けました。
それに対して、「勿論作る事は可能ですが、少ない量を作っても北海道から関東・関西・九州へお送りすると輸送費がべらぼうに高い物になります。同じお砂糖なのに消費者の皆様から見向きもされません。ですから国民の消費量の多い上白糖・グラニュ糖二銘柄を北海道のビート工場では、量多くお作りしている」事をお伝えしました。
ご案内後、娘さんから「会社自ら私鉄を設ける等、創業者はどの様な方なのですか?」との問いに、明治時代の内閣総理大臣を歴任した「松方正義」の8番目の息子(正熊:しょうくま)です。とお答えして、弊社のルーツは台湾(明治43年創業、帝国製糖㈱初代社長松方正熊)であり、明治政府の取組みについても触れ、「札幌農学校卒業生(新渡戸稲造他)が大きな貢献をした」こともお伝えしました。
ご案内後、お二人で再度見直していたところにお邪魔して、「ブログ」へのご協力をお願いしたところ、ご快諾戴きました。
お二人は「神奈川県からお越しの「K様」父・娘さん」、24日(火)帯広入りして特に娘さんの来帯目的は「ビート資料館」だったとの事。(本当!?有難い!!)
お父様からは「昭和36年、学生時代に帯広に来た時は未だ広尾線が走っていた。後に北海道ホテルの前を私鉄(十勝鉄道)が走っていた事を知った」とのお話しをされていました。
お二人は今日(27日)夕方の便で戻られるとの事。
今後共「スズラン印のお砂糖」を宜しくお願い申し上げます。
熱心にご視聴戴きました。(本当に光栄です!!)
どうぞお気を付けてお帰り下さい!!
ご来館戴きまして、有難うございました。
2023年
4月
21日
金
朝からお日様が照ってはいるものの、風の強い(閉めていた当館外側の扉がバタいてしまう程・・)9時50分頃にご来館戴きました。
受付後、お二人だけでご覧戴いておりましたが、「お嫌でなければご案内しますか?」とお尋ねすると、S・K様(写真右側の方)が「それでは是非お願いします。」との事。滞在時間をお伺いすると、「決めていなかった・・」そうで、こちらから「30分程度のお時間を戴いて・・」とお伝えして、ご案内させて戴きました。
1階では、当社の歴史・帯広製糖所に触れ、路線図・写真パネルをご覧戴きながら、当時を振り返って戴きました。
2階では、「芽室製糖所」の映像を補足説明を加えながらご視聴戴きました。工場の規模、お砂糖の日々の生産数等お伝えすると、お二人共驚かれていましたね。
「ビート(てん菜)」の平均根重・糖分をお伝えして、「国内産糖」の割合についても触れ、日本国・北海道にとっても欠くことの出来ない大切な作物である事をご理解戴きました。
ひと通り、30分程でご案内を終え、その後お客様だけでご覧戴いている時に、「ブログ」へのご協力をお願いしましたら、快くご承諾いただき写真を撮らせて戴きました。
お二人(写真左側の方:T・M様)は、茨城県から昨日(20日)帯広に入られ、明日(22日)迄帯広にいらして、その後仕事の関係で富良野へ行かれるとお伺いしました。
当館の事は「ネット」で事前に調べられたとの事で、関心を持ってこられたとの事でした。
S・K様から『「ペーパーポット」は、「ビート用」だけではなく、他の作物にも使えますよね!!』とのご指摘に対して、「勿論、他の作物(葉物野菜・水稲・長ネギ・葉タバコ等)にもその技術は使われ、活かされている」事をお伝えしました。
お二人には限られた時間の中で熱心にご視聴戴き、ブログへのご協力を戴きました。
富良野でのお仕事、頑張ってくださいね!!
北海道での時間を心ゆく迄、満喫してください!!
有難うございました。
2023年
2月
18日
土
朝から晴れ渡った温かいお天気の中、丁度12時頃お二人のご来館を戴きました。
受付後、「お嫌でなければご案内しますか?」との言葉に、お二人一度顔を見合わせて「それではお願いします。」との事。
ご案内を始める前に滞在時間をお伺いすると、お母様が「13時10分頃のバスで移動・・」を考えているとの事で、私の方からは「40分前後のお時間を戴いて・・」とお伝えし、マイクを使ってお客様との間隔を充分空けて、スタートいたしました。
ご案内の中で、二階「各種お砂糖製品展示」前で、「お砂糖の結晶一粒は、雪の結晶と同じく無色透明です」と改めてお伝えして、「この科学の時代でも、国内の多くの奥様方が眼に白く見えるお砂糖は漂白していると勝手に思い込んでいます!!」「糖液は、熱を加えるとカラメル化、黄褐色化すると判っていても、その常識とお砂糖が白く見える事が理解出来ていない」現状をお伝えしました。
お母さんも娘さんも「どうしてその様な受け取り方をしているのでしょうね?」と大きく頷かれながら話して下さいました。
第三展示室での「国内二番目のビート工場」に触れた際、お二人に「札幌市内東区苗穂」に「サッポロビール園がありますが、行かれた事は有りませんか?」とお尋ねすると、「行かれた事は無い」との事。
「失礼ですが、道外の方ですか?」とお尋ねすると、「東京から・・」との事。只、東区苗穂に「サッポロビール園」が有るのはご存知との事で、それを伺った上でご説明をさせて戴きました。
全てのご案内を終えた後、お母さんから「ビートは食べることが出来るのですか?」とのご質問を戴きました。「ビートには、葉にも根にも灰汁があります。しかし、調理の方法により灰汁抜きが出来るからと言って、一個たりとも食べられては製糖原料が減るだけですから、それは困ります。」「春に栽培戴いたビートは、秋には全て買わせて戴く=契約栽培」となっているとお伝えしました。
お帰りの際、HP「館長のブログ」へのご協力をお願いしましたら、お二人共快諾戴きました。
お二人は昨日、帯広入りされ直ぐに帯広駅観光協会で当館を知り、馬産地と言う事で「馬橇」にも乗られたそうで、今日はこれから「ばんえい競馬」を見に行かれる予定との事でした。
明日(19日)帰られるとの事ですが、是非十勝帯広を満喫して行ってください!!
本日は、ご来館され熱心にご視聴戴きまして、有難うございました。
2023年
1月
12日
木
この度、別添写真のとおり資料の寄贈を戴きましたので、収蔵・展示と共にお知らせいたします。
この資料は、弊社と「日清丸紅飼料㈱」さんとで共同出資により設立運営している「とかち飼料㈱」に関係していた会社に勤められていた現在「広尾町在住
千葉博義様」から寄贈戴いた品です。
ご覧の通り、この品物は台湾に明治39年設立されました「明治製糖㈱」が作成し、自社「製品特約販売店」に交付されたと考えられる「看板」です。
今般千葉様ご自身が持参され、以前から業務上お付き合いのあった弊社現飼料事業部長(N氏)に本品入手の経緯等伝えて戴いたとの事です。
千葉様からは、他に弊社(日本甜菜製糖株式会社)「社業概要
昭和28(1953)年5月)作成(附属写真6枚入り)」一式も併せてご寄贈戴きましたので、「看板」と同じく写真データとして記録、大切に保管・管理させていただます。
千葉様、貴重な資料のご寄贈を有難うございました。
2023年
1月
05日
木
・新年一番最初のお客様ご来館!!
4日(水)冷え込んだ午後3時頃、お一人の方のご来館を戴きました。
受付後、「ご自身でご覧になりますか?お嫌でなければご案内いたしますか?」とお伺いすると、「それではお願いします」との事で対応させて戴きました。
滞在予定時間をお伺いすると、「1時間位は・・」との事で、その時間内でのご案内をスタートしました。
1階でのご案内後、2階へご案内しますとお客様はメモ用紙を出され、映像の視聴・ご説明に対して熱心に頷かれながらメモを取られていました。
第3展示室での「明治時代国内最初の本格的ビート工場、2番目の工場」のご説明の際、私の方から「現在、札幌東区苗穂にサッポロビール園が有りますが、行かれた事は有りませんか?」とお尋ねすると、「行った事が無い」との事。
「失礼ですが、道外の方でいらっさいますか?」とお尋ねすると、「実は昨年12月、福島から千歳に来たばかりです」との事。
T・T様は「栄養士」と言う職業柄、「食」に強い関心をお持ちで「北海道に来たからは、仕事に関係する産業・食を学びたい」と言う気持ちから、今回来帯に際し「帯広市」が作成しているホームページ内で、「市内・管内施設紹介」の欄で「ビート資料館」を見付けてご来館戴いたとの事でした。
約1時間のご案内後、二つの質問を戴きました。
一つは、「明治時代のビート工場の失敗の原因」でした。
・輸送手段の欠如(工場の裁断能力に対して、農家さんの輸送手段が追い付かなかった)
・当時の農家さんは栽培方法が未熟なうえ「零細農家」が殆どで、時期毎の施肥が必要だった作物にも拘らず、与えることなく地力略奪農法最たる状況だった。
・工場サイドも製糖技術が未熟な状況等 をお答えしました。
二つ目は、「砂糖製品に、分蜜糖・含蜜糖があります。」とご説明した事に対する、質問でした。改めて詳しくご説明させて戴き、ご納得戴きました。
その後、ご自身でご覧になり閉館時間までじっくりご視聴戴きました。
この度は、熱心にご視聴下さり有難うございました。
2022年
12月
07日
水
本日、12時30分頃お二人は来館されました。(受付前の非接触体温計には手間取っていましたね(笑) 測定に時間のかかる方も多くいらっしゃるので・・気にしないで下さい。)
受付後に「お嫌でなければ、ご案内しますか?」とお尋ねすると、お二人共「それでは是非お願いします。」との事。30分~40分位の時間コースでご案内をスタートしました。
1階では、当社にとって一番最初の工場「帯広製糖所」について触れ、鉄道をビート会社自らが走らせて、地域に大きな貢献をして来た事を「路線図」をご覧戴きながら、ご説明しました。
2階では、「芽室製糖所」の映像を視聴戴き、継続詳細にご説明をしました。
2階右側奥の「砂糖の各種製品」前でのご説明にS・Yさん(女性の方)が大きくうなずかれていたのが、とても印象的でした。
「この科学の時代でも国内の多くの奥様方が目に白く見える砂糖は、漂白していると思い込んでいる」と言う私の説明でした。
「常識」に対して「思い込み」の方が多くいらしゃる実態をお伝えしました。
ですから3年前(2019年)から「生産者」「製造元」「国(農林水産省)」三者一体となって、今年3月末迄「正しいお砂糖の製造方法の啓蒙」「それぞれのお砂糖の良さが有りますから、決して目に白く見えるからと悪者にして欲しくない、使い分けをなさって戴きたい」との強い思いでキャンペーンを実施しました。
「思い込みの方」が少しでも少なくなる様、日々努力して参りたいと思っています。
「第三展示室」でのご説明で国内二番目の「ビート工場」ご説明の際、お二人に「道内の方、道外の方」を予めお伺いするとK・Mさん(男性の方)、「別海から(道内)」との事。お二人の内、S・Yさんが行かれたことが有りました「サッポロビール園」は、設立時「札幌製糖㈱」の「赤レンガのビート工場」だった事をお伝えすると、一様に驚かれていましたね。
40分程のご案内を終えた後、お二人で改めて観たいとの事で結果的には、ご説明を入れて2時間超える時間滞在され、じっくりご覧になられていました。
ブログへのご協力をお願いしましたら、お二人共快諾戴きお帰りの際に撮らせて戴きました。
別海町から来られたと言う事で、お二人共ご存知かと思って「佐上信一北海道長官の胸像が別海町に有るのはご存知ですか?」とお伺いすると、ご存知無かった様で設置場所を改めて確認すると「別海町庁舎内?」に設置されている様だとお伝えしました。
佐上長官の別海町に対する貢献を改めてお伝えすると、「日本一の酪農王国」と言われる所以(ゆえん)を感じられたご様子でした。
本日は熱心にご視聴下さり、有難うございました。お二人共、どうぞお元気で・・・!!
2022年
11月
01日
火
事前に幹事様荒井様(写真前列右側の方)から数日前電話でのご予約を戴き、皆様が到着されたのは13:50頃。
受付の後、当初ご予定より早めに到着されていたので、改めて荒井様に滞在予定を確認すると「30~40分」との事。
ご案内の途中にお伺いすると、皆さん水稲農家さんとの事で「ビートの事を知っている様で知らないので・・」という事で、当館を選んで戴いたとの事でした。
二階での「芽室製糖所映像」ご視聴後、中央にある「ビート模型」をご覧戴いてのご説明に、水稲農家さんの皆さんでも「ビートは効率がいいんだね!!」と一様に驚かれていました。
日本の「国内産糖の割合」、「カロリーベースでの自給率」にも触れ、厳しい現状を改めてご実感戴きました。
皆様は深川市「一已(いっちゃん)町農業税経委員会」と言う会で、会員10名(今回は1名不参加)で年に数回道内の農業関係施設等を研修に訪れ、会員の知識・技術の向上と共に親睦とを目的として活動されていて、今年は第1回目の場所として「当館」を選んで戴いたとの事でした。
皆さんはこれから「池田町ワイン城」へ向かわれるとの事で、楽しい時間を過ごされるんですね。
皆様の益々のご活躍と「同委員会」のご発展をお祈り申し上げております。本日はご来館戴きまして、有難うございました。
2022年
10月
14日
金
気温の下がりかけて来た午後3時過ぎ、ご来館を戴きました。
受付後「ご自身でご覧になりますか?お嫌でなければご案内しますか?」とお尋ねすると、「それではお願いします!」との事で、ご案内させて戴きました。
当初、「30分前後」との予定で始まりました。ご案内中に「お砂糖には、分蜜糖と含蜜糖があります。」とお伝えして、お客様から「糖蜜って?」とのご質問を戴き、展示資料をご覧戴きながら、判り易くお答えしました。
「ペーパーポット」の展示の所では、お客様ご存知で「学生時代バイトで・・」との話しをして下さいました。
「第三展示室」の北海道地図をご覧戴きながらの説明に、「道南の伊達に北糖さんが道南製糖所を・・」との説明に大きくうなずかれていました。全てのご説明を終えた後、お客様から「実は伊達から来ました!!」と言って下さり、「うなずかれていた・・」事が理解出来ました。
ご説明後ご自身で再度ご覧になり、1階に下りて来られ展示物をご覧になっている時に私の方から「伊達から来られた・・」とおっしゃっていたので、是非とも知って戴きたくて「写真右側の資料」について、お話しをさせて戴きました。
「日本で本格的なビート工場」は「道南の伊達」であったことにI・R様、驚かれ「今日、こちらに来て初めて知った」との事。
「畜大時代からビート資料館が気になっていて・・」と言って下さり、「植物が好きなので・・」来て戴けたそう・・。
「国立の紋龞製糖所の能力改善・アップに大きな貢献をされたのが、ドイツ人製糖技術者クレムメご兄弟であった」事をお伝えして、この資料の入手の切っ掛けもお伝えしました。
ドイツ人技術者の子孫の方と伊達市との交流に繋がる事を切に願っている事をお伝えしました。
I・R様、熱心にお聞き下さり有難うございました。
今日知って戴いた事を是非ご友人等に機会が有る度に、話題としてご提供戴ければ幸いです。どうぞお元気で・・!!
2022年
9月
15日
木
この度、別添写真お手紙の通り「見ず知らずの者」と言う表現で、当社「旧帯広製糖所工場建物」が描かれた素敵な「絵はがき」を頂戴しました。
「事務所の机の上に置いていただけたら・・」との事ですが、当館収蔵品の「ビートを図柄にした世界の切手」と共に、館内「ガラス・ショウ―ケース」の上に、展示し多くのご来館者に見て戴きたいと考えています。
この度は、「絵はがき」のご寄贈を戴き有難うございました。
この様な形では有りますが、心から御礼申し上げます。
2022年
7月
23日
土
本日(22日)、当館二階「休憩室」を会場として「とてっぽ機関車愛好会(会長 土田和世様)」土田様、浦幌町立博物館学芸員持田 誠様他お仲間による市民との交流サロンが開催されました。
内容は、①別添の通り写真・パネル資料、路線図等の展示、十勝鉄道を記録した映像の視聴、②来場者の当時の写真等の資料の持ち寄り、③来場者の当時のエピソードの聞き取り、開催時間は10:00~16:00迄同愛好会で作製した資料を来られた方々に配布をされていました。
昨年に続く当館での2回目の開催で今年は土田様他スタッフ3名を除く市民他来場者は「18名」が立ち寄って下さいました。
当館に来られた道外の方々もご説明の後、サロンに立ち寄られていた方もいらっしゃいました。
スタッフのお一人は、「今日は市内どちらの施設も来館者が少ない様ですよ!」とおっしゃっておりましたが、本日当館目当てのご来館者数は「12名様」で当館にとっては「御の字!!」でした。
同愛好会の取組みが市民他多くの方々に「十勝鉄道」の地元に対する貢献を知って戴ける機会となり、今後も関心を持っていただける人が増える事をスタッフの方々同様に、心から願っております。
2022年
7月
17日
日
本日、開館間もなくの時間に写真右側から二人目I様から「お昼近くに7人で伺いたい。説明もお願いします。」との電話を頂戴しました。
曇り空で時折霧雨が降るお天気状態の中、皆様は11:35分頃来館されました。
その際、他の客様2名が既に来られてご案内中(事前にこのお二人にはご予約の方がいらっしゃれば、そちらを優先的にご案内させて戴く旨、お伝えしていた・・)
代表のI様には、「間もなく終わりますので・・」とお伝えすると、快く「自分達は外の施設を見ていますから・・」と言って戴き、前の方の残り全てのご案内を終えることが出来ました。本当に助かりました。
すぐさま(11:40)お声掛けをして、入って戴き滞在時間をお伺いすると、「12:30には出たい!」との事で、50分間同時に来られた他のお客様を含めてご一緒にご案内をさせて戴きました。
1階でのご案内の際には、「鉄研OB会」の皆様と言う事もあり、「4本軌道写真」をご覧戴き、「工場から国鉄帯広駅までの約3.4kmに4本軌道を敷設していた」事をお伝えしました。
I様は20年ほど前に一度当館へ来られたこともあり、「当時も案内された・・」と話されてました。
伺いますと、同会は1~2年毎に集まり国内の鉄道施設を見て回られているとの事。
同OB会の皆さんは、今月14日に道内入りされ各鉄道施設等を見て回られ、今日(16日)帰京されるとの事でした。
本日は、貴重な時間ご来館、ご協力戴き有難うございました。
楽しい時間をお過ごし下さい!!
2022年
7月
01日
金
開館間もなくの時間に電話にて「コロナ禍になる前にお邪魔した者ですが、今でもあの時の様に詳しく説明をして頂けるのでしょうか?」とのお問い合わせを戴き、「勿論、今も喜んでご案内させて戴いています。」とお答えすると、「今日の今日でも大丈夫ですか?」との事。
幸いどの時間帯も外の予約が無かった為、「どの時間帯でもお受けできます。」とお伝えし、「10時30分前には着けると思う」との事で、お待ちをしておりました。
10時20分頃、お二人は到着され、受付後準備をしていました「映像」をご視聴戴きました。
お電話を戴いたのは写真左側の「小田様」で、4年ほど前にご主人とお二人でご来館戴いたとの事で、帯広へは「当館」を目的で入られたとの事でした。
以前のご来館後、「お砂糖」に対する関心が高まり神奈川の方では、「上白糖」「グラニュ糖」のポリ袋の裏を見ると「原料糖」と標記されている。「原料糖」って何・・?と思っていたので、ご主人と話しても判らない事ばかりで・・優しいご主人からの勧めもあり、友人である札幌市の熊田様を誘っての道内旅行途中、再来訪を戴いたとの事でした。
ご自宅では「てんさい糖」(ホクレン製品、色の付いたお砂糖)を使われているとの事で、「上白糖」「グラニュ糖」との違い、さとうきびから作られている色の付いたお砂糖と同じなのか否か?を知りたかったとの事。
他のご質問についてもご納得戴ける迄、詳しくお伝えをさせて戴きました。
お二人に対するご案内の間、その後も3組(5名)のお客様が見えましたが、お二人からの熱心な質問を受け続けていましたので、優先して対応(2時間)させて戴きました。
今日は午後から中札内方面、夜は「十勝川温泉」泊との事で十勝管内を満喫するご予定との事を伺いました。
くれぐれも車の運転にはお気を付け戴いて、ご友人お二人の楽しい時間をお過ごし下さいね。
小田様、熊田様、本日はご来館戴きまして、有難うございました。
2022年
6月
30日
木
事前に同校教諭菅谷先生からご予約を戴きました皆さんが、到着予定(10時)が若干遅れて(バスを乗り継いでのご来館だった)10時15分頃到着されました。
その時は、一般の方親子2名をご案内途中でしたので、中断して対応しました。
生徒さん達には入館後、右奥の「映像展示室」で15分の映像を視聴戴きました。先に来られていた一般の方にも事前にお伝えしていたので、先生からご了承を戴いて一緒にご視聴戴きました。
映像視聴後、一般の方は「ご自身」で観覧されるとの事で、生徒さん達に集中してご案内をしました。
ご案内の途中、3件の電話、新たな来客者対応等でその都度中断する事となりましたが、生徒さん達はタイムリーな質問をドシドシ寄せて戴き、あっという間に2時間が経過しました。
生徒さん達は、事前に当社ホームページで「下調べ」をされていた様で、驚くほど的を得た質問ばかりでした。
どのブースでもシッカリと説明者の眼を見て聞いて下さり、質問の時も照れる事無く、相手の目を見て質問をしてくれましたね。
お帰りの際に、先生・生徒さんに「館長のブログ」へのご協力をお願いして(先生は最初遠慮されていましたが・・)、写真を撮らせて戴きました。
皆さん、今日はお疲れ様でした。何かわからない事が有りましたら、是非気軽にお問い合わせくださいね。有難うございました。
2022年
6月
29日
水
雨が止んだ曇り空の中、10時ちょっと前にお二人のご来館を戴きました。
受付後、「お嫌でなければご案内しますか・・?」と伺うと、お二人共「是非とも・・!!」との事で、「40分前後の時間」予定で、ご案内をスタートしました。
何時もの通りマイク音声にて、お客様との間隔を充分に取って始めますと、写真左側のF・T様が左耳に手を添えて、何か聞こえずらそうなしぐさをされたので伺うと、「声がこもって聞こえずらい」との事。マイク電源を落として、少々大きめの声にて説明をすると、「はっきりと聞こえる!」との事でしたので、後の工程もそのまま続けました。
1階での「私鉄鉄道網の大掛かりな投資」の説明と2階では「芽室製糖所」の様子を映像で視聴戴きましたが、流れてくる一つ一つの映像にお二人共驚きの声を上げていました。
「ビートの効率の良さ」を映像だけではなく、展示物でもご説明して「北海道にとって大切な農作物」をご理解戴きました。
「お砂糖の各種製品」前では、「お砂糖の結晶一粒は、雪の結晶と同じく無色透明です。」とご説明して、各種砂糖にも触れご理解を戴きました。
お二人の来道の一番の目的は、「同郷岩手県雫石町出身、福田こうへい」さんのコンサートが北海道で開催されるに当って、「北海道にとって無くてはならない物」はなんだろう?と考えた時、「それらを取り扱っている施設に行こう!」という事になり、他の開催地で出会ったファン友達(Y・K様)二人で「ビート資料館」へ行こう!という事で、ご来館戴いたとの事でした。
今日、帯広市民文化ホール、明日(30日)は釧路市民文化ホールとコンサートの梯子を楽しみにしている事を話してくださいました。
F・T様は、ご説明間もなくメモを取り始められ、熱心にお聞き戴きました。
全てのご案内を終えて1階に下りたのが、11時20分頃でした。
その後も質問を戴き、「渋沢栄一」と当社との関わりを「明治製糖㈱」を通して判り易くお伝えしました。
お二人共とってもお元気で長い間の立ちっぱなしでも、精力的に観覧されていました。
今日明日と天候があまり良くありませんが、どうか北海道での時間を大切にお愉しみ下さいね。
ご来館下さり、有難うございました。
2022年
6月
17日
金
午後(13:08)、ご夫妻のご来館を戴きました。
受付の際、「ご自身でご覧になりますか?お嫌でなければご案内いたしますが・・」とお尋ねすると、ご主人「お願いします」との事。
滞在予定時間をお伺いすると、ご主人から「大体どの位掛かりますか?」とのご質問に「30分~40分位戴ければ・・」とお答えすると、「それでは30分位」とのご返事。
1階、2階とその都度ご説明、そして芽室製糖所の映像もご視聴戴きました。
「第3展示室」でのご案内で、国内で2番目の「ビート工場」が現在の「サッポロビール園」となっている事をお伝えした際、「神奈川から来られた・・」事をお伺いしました。
30分後全てのご案内を終えて、「何かご不明な点が有りませんか?」との問いかけには、「特に有りません」との事でしたが、
奥様から「ガイヤの夜明け」(5/6(金)22:00~テレビ東京)に出ていませんでしたか?とのご質問を戴き、大変驚きました。
当社の「お砂糖」をご使用いただいている「カンロ株式会社様」のSDGsの取組みの一環として、お砂糖を納めさせて戴いている「芽室製糖所」と併せて、「総合研究所」「ビート資料館」が同時に取材(4/15)を受けたものでした。
お帰りの際、「是非ブログへのご協力をお願い出来ませんか?」とのお願いに、ご夫妻ともご快諾を戴きました。
本当に有難うございました。
ご夫妻から「判らない事ばかりで、勉強になりました!!」との温かいお言葉を戴きました。
お伺いしますと、ご夫妻は3日前(14日?)に帯広入りして、明日(18日)戻られるとの事でした。
残り少ない北海道での時間を有意義にお過ごし頂き、くれぐれもお気を付けてお帰り下さい。
本日は、ご来館下さり有難うございました。
2022年
6月
11日
土
小雨の降る冷たい中、14時40分頃お二人のご来館を戴きました。
受付後、滞在予定時間をお伺いすると、K・N様「考えていなかった・・」「30~40分位・・?!」との事で、40分ほどお時間を戴く形で、ご案内を開始しました。
ご案内を始めますと、K・N様「こちらの会社は財閥系なのですか?」
とのご質問に対して、初代社長の父は「松方正義」の8男で、各兄弟とも海外留学をして高度な知見を有していた事をお伝えして、台湾での事業についても触れ、ご説明しました。
二階では「ビート模型」でのご説明後、ビートから作られるお砂糖とさとうきびから作られるお砂糖のコスト面のご質問を戴き「TPP11」に加わる前の内外価格差データでご説明を致しました。
展示物各所で「まさにタイムリーなご質問」を戴き、その都度お応えをさせて戴きました。
二階の廊下にある窓は、換気の為全開している関係から、かなり寒かったのですがK・H様はにこやかに私とK・N様とのやり取りをご覧になっていました。
K・N様が「博物館・資料館」がお好きで検索をして、「お隣の麦音さん」の後にご来館戴きました。
本当にあっという間の1時間10分でした!!
お客様お二人と共に楽しい時間を過ごさせて戴きました。
どうぞお気を付けて、お帰り下さい!!
本日は、ご来館戴き有難うございました!!
2022年
6月
09日
木
本日、10:00ご予約戴きました慶井(ケイ)様他4名の方々のご来館を戴きました。
受付後、改めて滞在時間をお伺いすると、「1時間位」との事で、準備をしておりました1階「映像展示室」でのDVDを15分間ご視聴戴きました。
ご視聴後館内ご案内間もなく、他のお客様(ご予約のない)8名が来られ中断して対応させて戴き、その間自由にご覧戴いておりました。
後から来られた方の中にお知り合いの方がいた方もいて、他のグループの皆様も同様に「施設研修?」をされていたのかも知れません。
後から来られた皆様は、「自由に見たい」との事で、DVDご視聴をお勧めしてその後は、自由観覧とさせて戴きました。
コープ会の皆様には1階でのご案内の後、2階にご案内してブース毎でのご説明を行いました。
一番時間をかけたのが、「砂糖製品」前でのご説明でした。
4名の奥様方と言う事もあり、改めて「お砂糖の結晶一粒は、無色透明です。」と言う言葉を皮切りに「国内で誤認識」されている実態をお伝えすると、皆様驚きと共に「そうだったんですね!!」と一様に感嘆の声を上げられておりました。
私共(生産者様、製造元)の願いは、「正しい製造方法をご理解頂いた上で、其々のお砂糖の良さが有りますので、決して目に白く見えるお砂糖を悪者にして頂きたくない、其々の良さがございますので、使い分けをなさって戴きたい!!」 この事を力を込めてお伝えしました。
「特別室」では、「昭和天皇のお宿」として使われたのが、「明星尋常小学校」だったことをお伝えして、当時作られた「絵葉書」もご覧戴きました。
「第三展示室」では、国内で一番最初の「国立紋龞製糖所」、二番目の「札幌製糖㈱」について触れ、後に現在の「サッポロビール園」として使われ残っている事をお伝えしました。
明治時代の失敗の原因にも触れ、それを繰り返さぬ様ビート会社自ら私鉄を走らせ、安定的に原料の集荷、製品であるお砂糖の出荷を行ったことも触れました。
後から来られた皆さんが先に帰られた後も、熱心に耳を傾けて下さり11:25お帰りになりました。
慶井(ケイ)様他皆様は、「コープ会」として諸施設の観覧等を行い、知見を深められているとの事で、「以前から資料館の前を何度も通り、気になっていた」「麦音さんにパンを買いに来た時も・・」との事で、皆様でお越し頂きました。
本日は「ブログ」へのご協力を戴きまして、有難うございました。
皆様の会の益々のご発展をお祈りしております。
2022年
5月
29日
日
本日、午後それまでの強い風が収まりつつあった2時20分頃、お二人のご来館を戴きました。
お二人は2017年4月15日に一度来て戴いていて、二度目のご来館となります。
失礼ながら受付時は気が付かなかったのですが、話しをしている内に「お会いしている方々」と判りました。
当館のリニューアルは、2019年9月1日ですのでお二人が来られた後の事で、以前との違いなども併せてお話しをさせて戴きました。
お二人は今も当館の「ブログ」を見て戴いており、先日の「平田様姉妹」ご来館の際の事もご存知で、驚きと共に大変有難く拝聴しました。
お二人にイニシャルをお伺いした時に、以前「M・S(右側の方)」とおっしゃられ、「私と同じですね!」とお伝えした事が思い出されました。
本当に光栄の事に、お二人と其々記念写真を撮らせて戴きました。
次のお客様が3時前に来られた事もあり、写真撮影・ご挨拶の後 3時頃お帰りになられました。
お二人から励ましを戴き、お陰様で元気を戴きました。
又、新たな気持ちでこの仕事に携わらせて戴きますね!!
ご丁寧にお土産を頂戴しまして、恐縮しております。
来週、総研職場でご馳走になりますね!! 有難うございました。
お二人共、楽しいご旅行をなさって下さいね!!
どうぞお元気で・・!! 有難うございました。
2022年
5月
28日
土
本日、開館間もなくご予約戴いていた千葉市在住山中様他5名の皆様のご来館を戴きました。
受付後、山中様に滞在予定時間をお伺いしますと「1時間位は大丈夫・・」との事で、最初にご用意していた1階での映像をご視聴を戴きました。
その後、ピンマイクを使って皆様との間隔を充分に取って、ご案内を始めさせて戴きました。
1階でのご案内の後、皆様に「客車の写真パネル」をご覧戴きながら「どうしてこの様な客車になったのでしょうか?」とお尋ねすると「・・・?」、私の方から別の写真「4本軌道」をお示しして、「外側は現在のJRさんの1,067mm、内側は子会社十勝鉄道が担っていた762mm」「工場から当時の国鉄帯広駅まで日本で唯一、4本軌道を走らせていた。」事をお伝えしました。
2階では「精密なビート模型」「北海道のみで栽培されているビート」「鹿児島・沖縄・南西諸島で栽培されているサトウキビ」国内産糖の割合をご説明し、日本の厳しい現状をお伝えしました。
壁紙の写真「貯蔵場への搬入、貯蔵」をご覧戴きながら、「A農家さんの原料に付着していた付着土は、A農家さんの畑に必ず返す」事もご説明しました。
「各種のお砂糖製品」の前では、改めて製造方法をお伝えして「ビート糖液、サトウキビ糖液から出来たお砂糖(上白糖・グラニュ糖)には、変わりがない」事を表をご覧戴きながら、判り易くお伝えしました。
「ペーパーポット」の実物もご覧戴き、移植栽培技術により国内外の多くの農家の皆様に貢献させて戴いている事をお伝えしました。
「特別室」では、当社の前身「北海道製糖㈱」についても触れ、その際当時の駐日大使「ライシャワー氏」の名前が直ぐ出て来なく焦りましたが、皆様が待って戴いたお蔭で名前が出て、関係をお伝え出来ましたので、ホッと致しました。
「第3展示室」では、国内での一番最初の「国立紋龞製糖所」、2番目の「札幌製糖㈱」にも触れご説明しました。現在の「サッポロビール園」に既に行かれた方も多くいらっしゃり、元からビール工場では無かったと知り、新たな発見があったご様子でした。
山中様は4年前、ご夫妻で一度当館へ来られていて、今回元同僚の皆様と道内旅行をされるに当たり、再度皆様をお誘い戴きご来館戴きました。
本当に有難く、光栄であり感謝申し上げます。
当館ホームページ「館長のブログ」へのご協力を戴き、お客さんの方から撮影時のみマスクを外され、撮らせて戴きました。
ご来館から90分、皆様との楽しい時間を共有させて戴き、この上ない喜びでございます。
山中様他皆さま、どうか楽しいご旅行をなさってください!!
有難うございました。
2022年
4月
16日
土
写真右側(写真撮影時のみ、マスクなしで撮影させて戴きました。)の方「平田麻紀子様」は、ドイツに20年近く住まわれている方で、ドイツの知人から「ご先祖が明治時代、日本政府からの要請により官営紋龞製糖所の製糖能力改造の為、製糖技師として在日していたことが判り、その時の状況が判る史料を探している」事が平田様を通じてお問い合わせが有りました。
私自身、「ビート資料館」を担当して丸9年、当然にご先祖である「クレムメご兄弟」の存在を知っておりましたので、当館で所蔵している資料「明治政府との雇用契約書」を送信させて戴きました。
ご子孫のミヒャエル・クレムメさんからは、その後「関心が有れば当時の写真が残っているが希望が有れば、送信できる」旨の返答を戴き、写真資料の提供を戴きました。
その後、「懸け橋」となって戴いた平田様が所用で一時帰国する事となり、この機会に川崎にお住いのお姉様と二人で、「当館へ来る目的だけで来帯する」旨のご連絡を戴き、今日の日を迎えました。
お約束通り10時頃、お二人でご来館戴きご挨拶の後、ミヒャエル・クレムメさんからご提供戴いた資料(一般来館者向けに周知するべく、展示したボード)をご覧戴いた後、15分のDVDをご視聴戴きました。
2時間程のご案内の後、お二人で更にご観覧の後に写真を撮らせて戴きました。
あっという間の時間の経過でした。
わざわざ遠方からご来館戴いただけでも有難い事ですのに、「平田様」がこの機会にご自身で色々調べられたそうで、「田村顕允が教会を造られた事、田村顕允から御礼に漆塗りの小タンスを送ってもらった等」新たな史実を知ることが出来ました。
平田様は数日後には日本を離れられるとの事。
どうか旅のご安全をお祈りすると共に、今後共平田様ご家族皆様のご健康とご多幸、ご活躍を心からお祈り申し上げております。
この度のご縁、本当に有難うございました。
2022年
3月
25日
金
温かい日差しの中、10時頃お一人の方のご来館を戴きました。
受付後に「お嫌でなければご案内しますか?」とお尋ねすると、「それではお願いします」との事で、ご案内をスタートさせて戴きました。
お客様が不安なお気持ちにならない様、ご案内は「ピンマイク」を使い天井からのスピーカー音声によってお客様との間隔は、空けるだけ空け、1階・2階の窓は換気の為「全開」、お客様と離れても支障が無い様「レーザーポインター」を使ってご案内の物を示して、進めました。
スタートから50分程で2階第三展示室「帯広製糖所工場内部の精密模型」のご説明を終えました。
その後お客様から模型をご覧になりながら、「砂糖の製造方法は昔と今ではどうなのですか?」とのご質問を戴き、「100年以上前から濾過の方法は、石灰原石をコークスで焼き、溶かした物を最初の滲出汁に投入して第一次濾過、発生したガスを使って第二次濾過を行う」方法は、変わっていない 事をお伝えしました。
その後ご自身で改めて30分程観覧され、1階に下りられた時に「ブログ」へのご協力をお願いしましたら、快諾戴きました。
お伺いしますとH・H様は、東京から一週間ほど前に帯広に入られ、ネットで調べられて当館をお知りになったとの事。
この後、札幌へも行かれる予定との事でした。
H・H様、熱心に耳を傾けて戴きまして有難うございました。
どうぞお気を付けて・・そして、お元気で!!
2022年
1月
07日
金
薄曇りで寒さの厳しい中、13時50分頃ご家族のご来館を戴きました。
受付後、「お嫌でなければご案内しますが・・」とお伝えすると、ご両親共「是非とも・・」との事で、スタンバイ(ピンマイク設定等)させて戴きました。
1階でのひと通りのご案内の後、お子さんお二人に質問をしました。
「写真をご覧戴いて、どうしてこの様に客車入り口が低くて、内部も狭いのでしょうか?」
ご家族共この質問に対して・・???
それではと、事務所から写真を持参してご覧戴きました。
「4本軌道」(内側が狭い狭軌:762mm、外側が広い広軌:1067mm) 写真をご覧戴いて、ご両親は納得!!
※工場から帯広駅までの約3.4KMのみが4本軌道
当初は「貨物のみ」を考えていましたが、多くの住民の方のご要望によって旅客業の免許を取得して、営業を行いました。
民間会社の「投資額を少しでも抑えたい」という考えから、当初は狭軌を採用した訳です。※山裾迄の郊外は、狭軌762mm
2階のご案内では、「ビートの平均糖分」をお伝えした後、お子さん二人に「サトウキビ」の平均糖分を伺いました。
お姉ちゃんは「半分くらい・・」と答えていましたが、「平均では12~13%なんですよ!!」と回答させて戴きました。
砂糖製品の前で、妹さんに「お砂糖の結晶一粒は何色ですか?」と尋ねると「透明!!」と即、答えられました。
「大正解!!」
大人の方でも「白」と答える方が多くおられる中で、大したものです!!
お子さん二人は、色んな質問に対してシッカリと答えて戴きました。
お母さんは20数年前に一度来られたことが有ると言う事で、2019年9月リニューアル後の状態を皆さんでご覧戴きました。
最後の「北海道地図」をご覧戴いてのご説明の後、お父様が「弟子屈はホクレンなんだ」と奥様と話されていましたね。
ご来館から70分後(15時)にお帰りの際、お願いしてご家族の写真を撮らせて戴きました。
ご協力を戴きまして、有難うございました。
帰路はどうぞお気を付けて・・!!
2021年
8月
21日
土
晴れ渡ったお天気の中、10:20頃お一人の方のご来館を戴きました。
受付後、こちらでの滞在時間をお伺いすると「特に時間的な制約はない」との事。「30~40分程戴けますか・・?」とお伝えして、ピンマイクを使ってお客様との間隔は十分にとって、進めさせていただきました。
※2階廊下の窓は、全開 天井の換気ファン可動
2階部分は、原則お客様のみ入って戴いて説明者は離れて「レーザーポインター」を使ってご説明する物をお示しして、ご説明いたしました。
「砂糖製品」の前で、「この時代でも未だに目に白く見える砂糖は漂白していると思い込んでいる方が沢山います。」とお伝えすると、大変驚かれていました。
「生産者・製造元・国」三者一体となって、栽培方法・砂糖の製造方法・製品について正しくお伝え啓蒙するべく、取り組んでいる事もお話しました。
O・Hさんは、当館へは関心を持って来館戴いたとの事。
50分後にお帰りの際、
「砂糖について、もし間違った捉え方をする人がいれば、シッカリと伝えます」と言って戴けました。
本当に有難い言葉を頂戴しました。
本日は、熱心にご視聴戴き有難うございました。
2021年
6月
24日
木
本日(木)10:00~16:00迄当館2階「休憩室」を会場として、同会の座談会が開催されています。
前日には、北海道新聞・十勝毎日新聞の2紙による事前報道により、開催時間前から続々と来館される盛況ぶりで、まさにゴールデンウィーク時を思わせる状況が続いております。
やはり来られる方は年配者が殆どですが、土田会長・持田学芸員(浦幌町博物館)に対し、当時を思い出しながら更に来館者同士でも懐かしい語らいが続いております。
勿論、お客様をお迎えするにあたって、受付時にはアルコール噴霧による手指消毒のご協力依頼、マスクの着用は勿論の事、2階廊下等のガラス戸は全開し、館内の環境維持にも配慮し、多くのお客様に安心して過ごして戴く対応をしております。
更に2階の会場でも再度手指消毒用アルコールの噴霧を励行し、密にならない様配慮 対応しております。
この様な語らいの場の必要性を改めて、感じております。
2021年
4月
01日
木
朝から晴れてはいるものの、少々風の強い状態の10時30分頃、お一人の方のご来館を戴きました。
受付後、
「お客様ご自身でご覧になりますか?お嫌でなければご案内しますが・・」
とお尋ねすると、「それではお願いします」との事で、予め滞在時間をお伺いした上で、ご案内させて戴きました。
ご案内にはマイクを使用して、天井からの音声によってお客様との間隔は開けるだけ空け、「レーザーポインター」を使用してご案内する旨をお伝えして、開始しました。
ひと通りご案内後に「ご不明な点は・・?」とお伺いすると、
「2階の映像視聴の際、聞き取れなかった・・」として、『最初の「滲出汁」に何を加えるのですか?』とのご質問を戴きました。
それに対して、
「石灰原石をコークスで焼くと、焼生石灰となる。これを溶かした物を最初の滲出汁に加え、不純物を沈殿させ第一次濾過を行い、発生するガスを上糖液に吹き付けると炭酸カルシウムと言うフロッグを作る。これに不純物を吸着させて第二次濾過を行う」旨をお伝えしました。
お客様に当館をどの様にお知りになったのかをお伺いすると、当社同業者の方から「ビート資料館」の存在を知ったとの事。
ご案内を11時15分(45分間)で終えた後、T様ご自身で40分頃迄じっくり見直されていました。
本日は熱心に耳を傾けて戴き、有難うございました。
2021年
3月
09日
火
午後2時50分頃、お二人のご来館を戴きました。
受付後、お客様のご予定を伺いますと、お母様「閉館が16時30分ですから、ご迷惑を掛けない様にそれ迄はと思っています。」との事。
こちらからは「40~45分位、お時間を戴ければ充分ご満足戴けるのでは・・」とお伝えして、ご案内させて戴きました。
他のお客様同様に、お二人も二階「ビート模型」でのご説明には、驚かれた様でした。
お母様から「サトウキビの糖分はどの位・・?」とのご質問を戴き、『サトウキビは糖分高い時には15%台の時がある様ですが、平均糖分は12~13%で、北海道だけで栽培されているビートの方が平均16.5~17%(2015年十勝平均糖分17.6%)と極めて効率の良い、北海道にとって無くてなならない「大切な農作物」である』ことをお伝えしました。
そして、「お砂糖の結晶一粒は無色透明」である事。「白く見えるのは多くの結晶が揃う事により、雪の結晶と同じく光の乱反射によって目には白く見えているだけなんです・・」とお伝えしました。
お母様から、『「和三盆糖(含蜜糖)」はビートでも作る事が出来るのか?』とのご質問を戴きました。
私からは『「作る事は可能かと思いますが、ビート糖蜜には灰汁があり、「えぐみ」が残りますから向きません。お砂糖には「蜜」を振り分けた「分蜜糖」と「和三盆・黒砂糖」の「含蜜糖」が有ります。』
とお答えさせて戴きました。
お母さんと娘さん(W・Tさん)は、先日6日(土)17:00からHBCテレビ「あぐり王国北海道NEXT」をご覧になって、来て戴いたとの事。
「帯広に住んでいて何時でも行けると思って来ていなかったんだけど、テレビがきっかけで・・」と話して下さいました。
本当に光栄です!! W・Tさん「友達を連れて来たい!!」なんて言ってくれました。お母さんは、「まさに目からうろこです!!」とも・・。
お帰りの際に、お二人にブログへのご協力をお願いしましたら、お母様が「申し訳ない!!」と辞退されましたが、娘さんがご承諾いただき写真をパチリ!!
約1時間の滞在でしたが、あっという間に過ぎたように思います。
本当にご協力戴きまして、有難うございました。
ご説明していても、とても楽しかったです!!
お母様、娘さん、本日はご来館戴きまして有難うございました。
どうぞお元気で・・!!
2021年
3月
07日
日
晴れ渡った気持ちの良いお天気の中、お二人のご来館(10時10頃)を戴きました。
受付後、「お嫌でなければ、ご案内しますか?」?とお尋ねすると、「それでは・・」との事で、「40分程度のお時間で・・」と申し上げてご案内をさせて戴きました。
「この後、愛国駅へ行きたい」として、所要時間を聞かれ「15分から20分位」と申し上げました。
2階でのご案内の際、「お砂糖製品前」でお兄ちゃんに「お砂糖の結晶一粒は何色ですか?」と質問すると、迷うことなく「透明」と答えてくれました。大正解!!
所が未だに間違った捉え方をしている人が多い現実もお伝えしました。
ご案内の中で、お父様が「実は父が日甜の株主で、株主優待で戴くお砂糖の御裾分けで何時も我が家はスズランマークのお砂糖です」と話してくださいました。
ご案内の後、閲覧室で子会社「十勝鉄道㈱」が掲載されている「鉄道関係書籍」を手に取られ、ご覧になっていました。
帯広には昨日(6日)来られ、今日すぐ戻られるとの事でした。
帯広では短い滞在だったと思いますが、限られた時間の中でご来館戴き、
有難うございました。
S・S様そしてお兄ちゃん、どうぞお元気で・・!!
2021年
3月
05日
金
先月17日(水)にHBC「あぐり王国北海道NEXT」出演者 森崎博之さん(TEAMNACS)、森 結有花さん(HBCアナウンサー)他撮影スタッフが来館。
当館での収録を終え、その後「総合研究所」での収録に向かわれました。
明日(6日)、17:00~番組第607回 テーマ:砂糖 「砂糖の歴史と防腐効果に迫る!」
乞うご期待下さい!!
2021年
2月
21日
日
午前中に8名の方々をお迎えして、午後から少々時間が空いた14時過ぎに一人の方(写真右側:T・S様)が入って来られ、間もなくその後にお二人の方(S・H様ご夫妻)が来館戴きました。
受付後に其々滞在時間をお伺いすると、お二組様共「滞在時間の制限はない」とのご返事。
その時にS・H様(写真中央)がお隣の方の声を聴いて気が付かれ、何と10数年前沖縄で同じ会社で勤務されていたお仲間でした。
奥様は勿論お二人共驚かれて、大変懐かしがっておられました。
※世間は広い様で狭いですね!!
いざご説明を始めますと、写真左側の奥様がマスクされていましたが、以前お会いしている様な気がしてならず、思い切ってお伺いするとやはり以前(2~3年前との事)にご夫妻で来て戴いた方々でした。
ご夫婦曰く「また説明が聞きたくて・・」来て戴いたそう・・。
それをお聞きするとこちらとしても大変光栄、有難い事でしたので俄然張り切りました。頑張るぞ!!
普段のご案内では、ご質問を受けない限りあまり触れない事にも触れ、ご満足戴くべく、お伝えしました。
※私の知りえる内容の80~90%は、お話しした様に思います。(笑)
90分から2時間ぐらい経過したでしょうか?16時前にご説明を終え、1階に下りた際にお三方に「3名の写真を館長のブログにアップさせて戴けないか」をお願いすると、ご了解戴き「パチリ!!」
お伺いするとS・H様ご夫妻は4月から山梨県へ転勤される為、北海道を離れる前にもう一度「当館に」足を運んで戴いたとの事。何と嬉しい、有難い限りです!!
T・S様は帯広在住で、何度も近くを通り気になっていても、何時でも行けると思っていて、「そろそろ行ってみよう」と今日になったそう・・。
その判断が「久し振りの出会いの場」となった訳ですね。
お三方とも私の長い話しにお疲れになったかも知れませんね!?
本日はお三方のご協力によってご説明のし甲斐がありましたし、何といっても楽しい時間を共有させて戴きました。
S・H様ご夫妻、T・S様共どうぞお元気で、ご活躍下さい!!
本日はご来館戴きまして、誠に有難うございました。
2021年
1月
30日
土
昨日の大雪も今朝早くには落ち着いた薄曇りの中、9時50分頃ご家族のご来館を戴きました。
受付後、「お嫌でなければご案内しますか?」とお尋ねすると、お母さんが「それではお願いします」との事。「30分前後のお時間を戴いてご案内させて戴く」旨、お伝えして始めさせていただきました。
1階で「川西村全図」をご覧戴きながらのご説明の際、お姉ちゃんに「鉄道の目的は判りますか?」と質問すると、シッカリとした声で「お買い物の行き帰りに使う」と答えてくれました。
尻込みせずシッカリとした受け応えでしたね!!
2階では子供さん方3人だけで「ジャンケン」して「映像ボタン」を押す人を決めて貰いました。一番下の妹さん「チョキ」、お姉ちゃん・お兄ちゃんが「パー」で妹さんが勝ち、「ボタン」を押してもらい、ご家族で「芽室製糖所」の映像を視聴戴きました。
映像視聴後、「ビート模型」を見て戴きながら、「ビートの効率の良さ」をご説明しました。
「国内産糖」のお話しもしました。ビートの搾りかす「ビートパルプ、ペレット・パルプ」も見て戴きました。
お姉ちゃんに「ビートの葉っぱは、農家さんどうすると思いますか?」と尋ねると「食べる!!」との事。勿論、食べる事は可能なのですが、「ビート」と言う植物は葉にも根にも「灰汁」があり、「食べる事には向きません」とお伝えしました。
「お砂糖製品」の所で、お兄ちゃんに「お砂糖の結晶一粒は何色ですか?」と尋ねると、「茶色・・、白!!」と答えてくれました。
それに対して、「お砂糖の結晶一粒は、雪の結晶と同じく無色透明で、多くの結晶が揃う事により雪の結晶と同じく、光の乱反射によって目には白く見えているだけなんです」と伝えると、納得していましたね。
お姉ちゃん、お兄ちゃんはお母さんの傍で最後までシッカリと聞いていてくれました。二人共質問に答える時も叔父さんの目を見て、答えてくれましたね。
滞在時間は結局50分程になりました。ご案内を終えた後、お母さんに「当館をどの様にお知りになったのか?」を伺うと、ご家族は日高から来られていて、帯広に来られた際 「よく資料館の前を通っていて、機会を設けて行こうと話していた」との事。
今回はお父さん(T・H様)のお仕事(装蹄師さん)の関係で、来られたそう・・。
お父さんは下のお子さんの関係で動かざるを得ず、お二人で役割分担されていました。
この度はご家族でご来館、そして熱心にご視聴戴き有難うございました。
皆さん、どうぞお元気で・・!!
2021年
1月
27日
水
朝から降り続いていた雪もお昼前には止み、お日様が顔を出す晴れ渡った時間帯(13:15頃)に皆さんが来られました。
隣りの「麦音」さんの方から歩いて来られる姿を拝見し、勝手に「男の方ばかり」と想像していたものですから、皆さんが女性で驚きました。
皆さんをお迎えして最初に1階「映像展示室」で「おさとう」と題するDVDを視聴戴きました。
役場担当の方から「滞在時間90分」と言われていたものですから、力が入り過ぎて、皆さんにとって説明がくどかった所が有ったかもしれませんが、お許し下さい。
お伺いすると、5名の皆さん其々「畑作」「酪農」と志望に併せて農家さんに研修に入られたそうです。
中には「ビート栽培農家」に入られた方もいらっしゃいました。
皆さんは(お伺いした順番では)、大阪・福岡・岐阜・熊本・札幌と昨年4月から今年3月までの一年間研修に臨まれています。
※中には途中から来られた方が二人いて、その方々は研修を続け、他の3人の方は地元(鹿追町)に残る(就職される)との事。
近い将来、地元の素敵な方と巡り会って、永久就職(ご結婚)される方が現れるといいですね!!
その様なお話しを担当の方とさせて戴きました。
鹿追町の青年男性諸君!!モーレツにアピールしなければダメですよ!!(笑)
「研修生」の皆さん、3月までの残り期間お体ご自愛戴き、充実した時間を過ごされる事を祈っております。
本日はご来館戴き、熱心にご視聴戴き有難うございました。
2021年
1月
24日
日
今朝の帯広の最低気温-17℃台と冷え込んだ、開館間もない9時40頃、お二人のご来館を戴きました。
受付後に滞在予定時間をお伺いすると、Sさん(写真右側)が「特に時間的な制約はない」との事。
ご案内前には、不安無くご視聴戴ける様にお客様への対応方法をお伝えして、始めさせて戴きました。
1階「川西村全図」をご覧になり説明をお聞き戴きながら、お二人共廃線(昭和62年)になった「国鉄広尾線」を指でなぞりながら、お話しをされていました。
2階西側では「芽室製糖所」の映像を視聴後、ビート1個の平均重量・平均糖分をお伝えし、国内産糖の割合にも触れ「甘味資源の確保」「冷害凶作に強く農業経営に寄与」の観点からも国・北海道にとって無くてなならない重要な農作物である事を改めてご理解戴きました。
糖分を抜き取った後の繊維を乾燥・圧縮して『ビートパルプ、ペレット』を主に牛等「家畜の餌」として利用されている事もお伝えしました。
「砂糖製品」前では、未だに「白く見える砂糖は漂白している」と思っている奥様方が如何に多いかと言う事もお伝えしました。
当社が開発した『ペーパーポット』(現物)をご覧戴きながら、国内外の多くの農家の方々に採用戴いている事をお伝えしました。
最後にご案内した、私共の大先輩がたった一人で作製した「帯広製糖所工場内部模型」(縮尺約1/30)を目にした瞬間、お二人共感嘆の声を上げられていました。
約1時間をかけてご案内後、お客様のみで「改めて見直したい」との事でその後もじっくりご覧になっていました。
お客様お帰りの際(11時過ぎ)、思い切って(断られることが多い・・)『館長のブログ』に「アップさせて戴きたい!!」とお願いすると、お二人共快く快諾戴きました。
お二人はお友達同士で、写真右側:Sさん、左側:Tさん。
Sさんが当館をご存知だった事からTさんを誘って戴いた様・・。
お二人共熱心に耳を傾けて下さり、更にタイムリーなご質問も戴きました。
本日は冷え込みの中、ご来館ご視聴戴きまして有難うございました。
2021年
1月
20日
水
「十勝シーニックバイウェイ」ホームページで当館を取り上げて戴きましたので、紹介させて戴きます。
「十勝歴史探訪/十勝の糖業の歴史を探す旅」 として、HPとFacebook「トカプチ雄大空間」で取材豊富な記者の視点で、詳しく紹介されています。
ご来館戴くお客様に不安無くご観覧戴ける様、ご来館時の非接触アルコール手指消毒のご協力、非接触体温測定の実施、マイクを使ってお客様との間隔は開けるだけ空けさせて戴き、「レーザーポインター」により離れていてもご案内に支障のない様に対応しています。定期的に館内の換気、アルコールによる噴霧・拭き取りを行っております。
是非多くの皆様のご来館をお待ち申し上げております。
2020年
7月
03日
金
久し振りに晴れ渡った今日、ご予約通り10時に皆さんは到着されました。
事前に電話での申し込みが、ご担当者Aさんのお名前で「長期滞在されている外国の方を案内して行きたい」との事でしたので、今日皆さんが「国際協力機構」と書かれた「マイクロバス」で着かれた際、気付きました。
ご来館時には皆さん全員マスクの着用でしたし、手・指に対するアルコール消毒のご協力を戴きました。
事前の問い合わせでもお応えしました様に、最初は「映像展示室」でのDVD視聴(勿論、室内での席の間隔は十分にとって、非常口を空けて換気を行い)15分の後、館内のご案内を始めました。
6名の皆さんのお国は、「アゼルバイジャン2名」「ウガンダ2名」「ルワンダ1名」「ガンビア1名」で、滞在期間は長い方で2年(私の聞き間違いでなければ・・)と言う方がいらして、現在の札幌東区苗穂にある「サッポロビール園」さんに行かれた方もいました(笑)
皆さんからは
・「さとうきび」から出来た砂糖と「ビート」から出来た砂糖は、「味」が違うのか?
・糖度を高めるために会社として何らかの行動を取っているのか?(農家に対して、製造元として)等積極的なご質問を戴き、その一つ一つに判り易くお答えしました。
滞在時間を気にしながらでしたが、最終的に90分間 皆さん一様に真剣に耳を傾けて戴きました。中には、ご説明を始めて最初からメモを取られている方もおられました。
最後に「記念写真」を一緒に撮らせて戴き、皆さん撮影の際のみ「マスク」を外され対応戴きました。(撮影後、皆さん直ぐマスクを着用されていました。)
皆さんが後どの位滞在されるのかを伺わなかったのですが、其々のお国に戻られた際には、北海道(帯広)で見聞きされた事が少しでも力になることを願っています。
2020年
6月
20日
土
添付写真の史料「ビート回想録」「続ビート回想録」を久しぶりに読んでみました。
この二誌は、北海道製糖㈱・明治製糖㈱・北海道興農工業㈱出身の主に農務課出身者の呼び掛けにより、現職時代の想い出だけではなく、当時自分に与えられた仕事に如何に真剣に取り組んでいたかが判ります。
昭和63年11月1日に発行され、「続ビート回想録」は前号が農務OB会員は勿論、現職ばかりではなく、他の部門からも多大な反響があり、続編発行(平成4年5月1日)となりました。
時間を置いて読んでみますと、改めて当時の特に農務課諸先輩方の工場操業維持の為の「面積確保」と言う「大命題」を背負っての耕作奨励、栽培技術・管理指導、秋の受入業務等どれをとっても大変な事だったという事が判ります。
現在引き継いでいる後輩の一人として、諸先輩方一人一人の思いをシッカリと受け止めて、これからもお客様に対する日々のご案内に努めて行きたいと強く感じました。
2020年
6月
18日
木
コロナ禍状況の中、当館では別添の通り対応を行っています。
来訪場所選定のご判断の一助となれば、幸いです。
①入館時足元には、お客様同士の間隔2mを呼び掛け表示
②受付時、ご来館者全員に手・指のアルコール消毒をお願い
③当館での取り組みを表示
④ご案内場所には、「三密回避」呼び掛け表示
⑤1階映像展示室の椅子設置状態
⑥階段での呼び掛け設置
⑦館内の換気を行っています。
⑧お客様には、出来るだけ展示物等に触れない様、周知をしておりますが、お客様が触れたスイッチ・ガラスケース等は担当者が後にシッカリとアルコール消毒を行っています。
ご案内の際は、担当者がマイクとレーザーポインターを使って、お客様との間隔をシッカリと取り、ご案内する展示物等をポインターで示しながら詳細にご対応させて戴いています。
多くのお客様のご来館をお待ち申し上げております。
2020年
6月
07日
日
この車両は、大正12年日本車輌製造、昭和24年運輸省より十勝鉄道㈱が購入しています。
軌間(1067mm)の関係から、「袋詰め砂糖等」運搬の為、主に工場~新帯広間で倉庫入れに活躍しました。
十勝鉄道で使われ残っている「とてっぽ通り」のNO.4蒸気機関車・コハ23客車以外の車輌としては、唯一帯広市稲田町社有地構内の一角に、添付写真(物品保管庫として使われ)の通り、姿を残しています。
2020年
6月
04日
木
晴れ渡ったお天気の中、開館後間もなくお二人のご来館を戴きました。
受け付けを終えてから、お二人に「お嫌でなければご案内しますか?」とお伺いすると、ご主人が「それでは是非お願いします」と言う事でご案内させて戴きました。
滞在予定時間を伺うと「1時間位」との事で、当方の対応「館内の換気、お客様と十分な距離を保ち、マイクを使い更にレーザーポインターにより、展示物等のご説明、二階の入室は極力お客様のみ」をお伝えして、ご説明させて戴きました。
お客様は、江別から来られたI様ご夫妻で、ご説明を終えて1階部分をご覧になっている時に、「館長のブログに是非写真をアップしたい」と願出ると、お二人共快くご了解下さいました。
「マスク姿の状態で大丈夫ですよ!!」とお伝えしたのですが、お二人共「折角ですから・・」と撮影時のみマスクを外して、応じて下さいました。
約1時間の滞在時間でお二人から多くのご質問を戴き、その都度出来るだけ判り易くお答えさせていただきました。
今日は風も殆どなく、晴天です!!(夜には雨になる様ですが・・)
是非、お二人の楽しい時間をお過ごし下さい!!
本日は、ご来館戴き有難うございました。
2020年
6月
02日
火
当社「磯分内製糖所関係鉄道史料」が極めて少ない中で、別添写真資料が見つかりましたので、お知らせ致します。
当社の前身、北海道製糖㈱は昭和11年標茶町磯分内に「磯分内製糖所」を建設、同年12月1日に第一期製糖を開始しました。
同社の甜菜原料区域である小清水村の原料は、当初北見鉄道㈱経営の貨車により輸送していました。
ところがこの鉄道会社が昭和14年経営不振に陥り、営業を廃止。
この為、北海道製糖㈱は原料の搬出が不便となり、同村の諸物資(特に農産物・木材)の搬出にも支障をきたしたため、同社は「小清水鉄道」の敷設(浜小清水駅から札鶴中間)を計画、昭和15年1月6日に当局へ出願、同年12月26日認可を得、昭和16年1月29日、「磯分内工場原料輸送用」として、北見国浜小清水駅から小清水市街地を経て札鶴中間に至る762ミリ軌道専用鉄道延長16キロメートル(小清水町看板表示18kmとなっていますが、当社史料では16km)の敷設工事に着手、翌16年10月5日完工、同月20日から運転を開始しました。
それから昭和27年7月20日(当社史料では)まで、原料輸送のかたわら、沿線住民の要望と当局の期待に応え、収支を度外視して一般旅客、貨物の輸送を行い、この地域の発展に大きな貢献が出来たと言えると思います。
2020年
5月
27日
水
新型コロナウイルス対策の為、市内公共施設の対応と同様に4月18日(土)から本日(27日)迄「臨時休館」していましたが、明日28日(木)より開館(再開)致します。
別添写真の通り、「7項目」を徹底しましてご来館戴くお客様に、安心してお愉しみ戴ける様、務めて参ります。
お客さんとの間隔を空けさせて戴く事、また多様なご対応のご協力を戴く事から、これ迄の様な詳細なご案内が難しい事もあろうかと思いますが、少しでもご満足戴けます様 ご対応させて戴きます。
是非、多くの皆様のご来館をお待ち申し上げております。
2020年
5月
22日
金
私共、お砂糖製造メーカーは、ビートの根から抽出された糖液(滲出汁)を清澄する為、糖液に石灰乳(ライムミルクとも称し、自然の石「石灰原石」を「コークス」で焼き上げてできた「焼成石灰」を溶かした物)を投入し、砂糖以外の不純物を吸着させて沈殿させ、濾過します。これを「第一次濾過」工程と呼んでいます。
この工程で沈殿した物が「ライムケーキ」です。
この「ライムケーキ」は、石灰が主成分ですから「アルカリ分」を多く含むため「土壌改良肥料」としての価値があります。
当社の前身、「北海道製糖㈱」時代からこの大量に発生する「ライムケーキ」の有効活用に努力していた事が良く判る史料が見つかりました。
※ライムケーキは、多量の水分を含んでいますが、現在は排出量を抑えるために、進んだ技術の脱水工程により水分30%前後までする事が出来、これを専用の散布機により農地に還元出来る様になりました。
さらに、製紙工場や石油精製所などのボイラー煤煙中の脱硫剤、アスフアルト舗装資材の混合物(フイラー)への利用の試み、セメント原料としての本格的な使用も行われています。
2020年
5月
20日
水
・史料のご紹介 「野球チーム」
別添写真の通り、「明治製糖㈱」と当社の前身「北海道製糖㈱」それぞれに「野
球チーム」があり、盛んに練習そして大会が行われていました。
2020年
5月
16日
土
前回に引き続き、収蔵している銘板の車輌写真が見つかりましたので、ご紹介します。
収蔵番号1708 コッペル社銘板
ドイツ オレンシュタイン・ウント・コッペル社
銘板が示す通り、1920年ベルリンで製造されています。
銘板「N.T.S.K」は、日本(N)甜菜(T)製糖(S)株式会社(K)を意味しています。
旧日本甜菜製糖㈱が大正10年(1921年)操業開始に向けて、発注したものと推察されます。
後に引き継いだ明治製糖㈱が大正13年11月設立した子会社、河西鐡道㈱車輌として清水工場引込線用として活躍しました。
2020年
5月
08日
金
当館には、十勝鉄道㈱収蔵品の「2649号車輌銘板」を展示しています。
この「2649号車輌」は、鉄道院(後の鉄道省⇒日本国有鉄道⇒JR)が発注し、米国ボールドウイン社から輸入した蒸気機関車(明治38年10月製造)。
この車両を昭和10年8月9日、鉄道省より「明治製糖㈱」が譲り受け専用鉄道車両として使われていたと推察されます。
その後、1952年(昭和27年)に十勝鉄道㈱が購入し、十勝管内で使われていたと思われますが、1958年(昭和33年)に日本甜菜製糖㈱美幌製糖所へ移管されたとの記録が残っていました。
今回、本社から送られて来た史料の中に「士別製糖所関係写真集Ⅱ」があり、その中に「昭和42年3月、京大生が撮影した」とする車輌写真を発見しました。
それが別添車輌写真です。
当館には「車輌竣工図表」と借用している「銘板」は有りましたが、今回「車輌写真」が見つかり、最終的な保転先も判明しました。
2020年
5月
07日
木
当社の前身、北海道製糖㈱は大正8年(1919年)6月11日、本社事務所を東京市京橋区銀座4丁目(当時)として設立されました。
その年の11月19日、十勝国帯広町字東2条10丁目(当時)に旧本社事務所を移転しました。(別添、本社社屋写真)
下の写真をご覧戴くと、本社事務所二階のバルコニーから見える風景には、東方に当時の十勝支庁庁舎、現在では「赤い丸屋根の幼稚園」として市民に親しまれている「旧双葉幼稚園園舎」(現在の帯広市東4条南10丁目9番地)を望むことが出来ました。
※双葉幼稚園:帯広では初めての幼稚園として1911年に誕生、1922年(大正11年)に現在の園舎が完成しました。
2017年7月には十勝管内の建築物では初めてとなる「重要文化財」に指定されています。
2020年
4月
29日
水
十勝開墾㈱時代、娯楽の一環からか「草競馬」が開催されていたと推察できる史料が見つかりましたので、ご紹介します。
※主催者が「十勝開墾㈱」なのか、「有志」なのかは、判りません。
※農場で育てている愛馬同士、または他農場の馬と競わせたのかも知れませんね。
以前もご紹介した「硝子ネガ」から印刷されたものの一部です。
写真右側には、多くの人達が二頭の走りを見守っているのが判りますね。
2020年
4月
26日
日
前回、帯広製糖所社有地農場に入地した「模範農家」を取り上げましたが、同じく大正12年(1923年)明治製糖㈱社有地農場(上川郡人舞村字下佐幌基線67番地)に入地したのが、ドイツ人「模範農家」フリードリッヒ・コッホ氏家族(6名)です。
コッホ氏家族は、北海道庁との契約(別添素案)5ヵ年の所、2年間延長の7年後の昭和5年(1930年)に帰国しています。
契約書を見て戴くと、往復旅費金9,000円(内、往路旅費として金4,500円を本国出発前に支払い)、給与1ヵ年度金2,000円、並びに契約初年1ヵ年金1,000円、契約二年(目以降と推察される)1ヵ年金500円の特別手当を支給・・と記述されています。
※契約各金額は、他の書物では違う金額表示もあり、このまま決定したかは、定かでは有りません。
更に、「明治製糖㈱」の用紙で契約(素案)が作成されていますので、当時「道」の指示で「明治製糖㈱」が作成したのかも知れません。
契約書最後に「契約年」を「大正14年」(西暦1925年)との記述がありますが、素案「第8条 契約期間」は「大正12年6月23日より満5ヵ年」との記述もあり、間違いであると思われます。
いずれにしても当時の日本の農家(夫婦、子供5人の平均家族)の年収が350円ほどであったことから、如何に破格の待遇・報酬金額であったかが判ると思います。
2020年
4月
24日
金
北海道庁(当時の北海道長官、宮尾舜治)は、大正12年在日ドイツ大使館を通じてビート栽培に優れたドイツ人2家族を招聘し、進んだ栽培技術・営農方法を実践公開し、当時「地力略奪農法」からの脱却を図るべく取組みを行い、内ひと家族(グラバウ氏)が当社の前身北海道製糖㈱帯広製糖所社有地内農場に入地、当初道庁との5年契約の所、子息の教育の関係で1年早く、4年間滞在後に帰国しています。
そのグラバウ氏家族が住んでいた宿舎(当時ドイツで一般的な農場宿舎図面をもとに建てられた、宿舎・畜舎)の「絵はがき」を紹介します。
そしてもう一枚の写真は、北海道製糖㈱が昭和7年11月編纂した「第13製糖期記念写真帖」の一ページ。下の中央の写真、鉄道職員5人が写っていますが、背景の建物に気が付かれた方もいらっしゃると思います。
グラバウ氏家族が住んでいた農場宿舎を移築して十勝鉄道の「帯広大通驛」として使われました。
2020年
4月
23日
木
先月(3月中旬)、本社から送られてきた史料の把握・整理を進めておりますが、その中で添付しました図面、硝子ネガから印刷された写真が見つかりました。
今後も把握を進めながら、この様な史料の公開をして参りたいと考えています。
どうぞご期待ください。
2020年
3月
06日
金
時々強い風が吹く、晴れた午前中(11時過ぎ)にお一人のご来館を戴きました。
昨日・一昨日と来館者「ゼロ」だったことから、有難い事です!!
受付後、滞在時間をお伺いすると「時間の制約は無い」との事。
この時期ですので、お客様には「離れてのご説明」をお伝えし、1階では離れた所から「レーザーポインター」で「帯広製糖所」「路線図」「写真」等の説明を行いました。
2階では、お客様に先に進んでいただき「西側・東側」共、私は入室せずに階段部分から「マイク」「レーザーポインター」を使い、説明しました。
2階中央「特別室」についても、お客様が入室前にそれぞれの写真の説明を階段踊り場から行いました。
お客様からは、元々ご出身は「足寄町」で祖父・お父様が農業を営まれていたとの事。これ迄の説明を聞き、実家で「馬」を飼っていたことの意味が分かったとも・・。
更に「質問」が・・・
確か実家で見た時の「ビートの種(ペレット)の色」は「水色」だったと思うのですが・・・。
当社は偶々導入した「種子をペレット化する機械」メーカーが「目立つ色としてピンク」を使用していたので、「ピンク色」であるだけで他社は「青色」「黄色」等々あることをお伝えしました。
お伺いすると「A・Kさん」は小樽在住で、現在帯広にある実家に帰省中とのこと。お隣り「麦音」さんに何度も足を運ぶ際に、この「資料館」はご存知だった様です。
以前から思っていた「祖父・父が営んでいた農業の事をシッカリと理解していれば良かった」と言う思いから、この機会に足を運んで戴いたそうです。
「良い勉強になりました」とも、言って戴けました。
A・Kさんは、私のご案内(約1時間)後、ご自身で更にじっくり12時50分頃迄観覧・視聴されていました。
私のご案内が少しでもお役に立てたのであれば、幸いです。
本日は、じっくりとそして時々メモを取られてお聞き戴き、有難うございました。
2020年
2月
26日
水
日頃、多くの皆様のご来館・ご視聴を戴き、誠に有難うございます。
現在、北海道では「新型コロナウイルス」の感染者の増加傾向がみられています。
当館ではこれまでご来館の皆様に、滞在時間に併せて積極的にご説明を行って参りましたが、昨日「政府基本方針」に示されました通り、閉ざされた空間での「長時間の身近での会話(説明)」を避け、「今回の事態が収束するまでの間」、原則「お客様ご自身でのご観覧」対応とさせて戴く事と致したく、ご理解・ご協力を心からお願い申し上げます。
なお、ご来館戴きご自身でご観覧後のご不明な点につきましては、当然これまで通りご質問にお応えさせて戴きます。
皆様と共に「この状況」が一日でも早く収束出来る事を心から願っています。
皆様のご来館をお待ち申し上げております。
2020年
2月
22日
土
肌寒い薄曇りの中、9:50頃お二人のご来館を戴きました。
受付後、滞在予定時間をお伺いしますと、ご主人(H・Y様)から「特に時間の制約はない」との事。
「30分前後戴いて・・」とお伝えして、ご案内をスタート!!
1階では、「帯広製糖所」模型をご覧戴きながら、工場の前と後ろに「専用鉄道(十勝鉄道)」を走らせていた(路線図により、ご説明)ことをお話しすると、ご夫妻とも驚かれていました。
2階では、「芽室製糖所」の映像をご視聴戴いてから、「ビート模型」により、ビートの効率の良さをご実感戴き、更に驚きでしたね(笑)
「国内産糖」の現状について、「展示パネル」により、ご理解いただきました。
製造工程も詳しくお伝えして、私共の願いは「砂糖の製造方法を正しくご理解頂いて、それぞれのお砂糖の良さがありますから、使い分けをして頂きたい」と言う事を熱っぽく(笑)お伝えしました。
その後、「歴史のブース」へとご案内しました。
お伺いしますと、H・Yご夫妻は新婚旅行(2/2入籍)で、今日(22日)札幌を出発され帯広入り宿泊、明日は阿寒へと向かう予定との事。
ご案内の際、「サッポロビール園(札幌製糖㈱)、ビール博物館」への工事に携われたとの事で、その際「大日本ビールのビール瓶を見つけられて、サッポロビール㈱にお報せお渡しした」と言う話しもして頂きました。
明治時代の失敗、それに対する当社「帯広製糖所」での対応等詳細にご説明し、今日までの道のりをご理解いただきました。
お帰りの際、「館長のブログ」への「お二人の写真アップ」をお願いしますと、ご主人「記念になるから・・」とおっしゃって戴き、快諾戴きました。
その後、3人で写真を・・と言って下さり、直ぐ後から来られたお客様にお願いして、撮って戴きました。
その後も、入り口に設置している両サイドのマスコット「ビートくん、シュガーちゃん」の前で、他の客様にお願いして、お二人の写真を撮ってもらっていましたね。(笑)
本当に仲睦まじいお二人の今後益々のご健康とご多幸を心から、お祈り申し上げております。
本日は、ご来館戴きまして誠に有難うございました。
2020年
2月
19日
水
昨日、弊社飼料事業部担当者I氏より、お客様(酪農家さん)が来たいとの事で対応が可能か?との問い合わせが有り、その後直ぐに同会の大和田さんから電話を戴きました。
そして今日、晴れ渡ったお天気の中、ご予約通り10時にバスが到着。大人の方22名様、他に幼児3名の皆様でした。
到着後、早速1階「映像展示室」で「おさとう」と題するDVDを視聴戴きました。
DVD視聴後1階でのご説明の後、2階では「精巧に作られたビート模型」をご覧戴きながら、「ビートの効率の良さ」をご実感戴きました。多くの皆様が大きくうなずかれていました。
その後、「国内産糖」の割合をお伝えして、日本の現状をご理解戴きました。
一番時間をかけてご説明したのが、「お砂糖の製造方法」でした。
お砂糖の結晶一粒は、雪の結晶と同じく「無色透明」である事。
お砂糖は「自然の物質、ショ糖その物を結晶化した物」と言う事を力を込めて(笑)ご説明しました。
1時間の予定時間を超過しながら、「閲覧展示室」での器機を熱心に見られている方々がたくさんいらっしゃいました。
同会は、名前が示す通り「二宮尊徳の嫡孫二宮尊親」が明治30年、福島県から「興復社」の一行を率いて牛首別原野に入植し、「開拓の礎」を築いたのが「豊頃町」の始まり。
尊徳の「報徳のおしえ」により、人づくり町づくりをして行こうと言う考えから出来た「会」との事。
同会でのこの様な集まりは、年1回程との事でした。
その1回に当館を選んで戴きまして、本当に有難うございました。
会員の皆様のご健康とご活躍、同会の益々のご発展を願っています。
本日はご来館戴き、有難うございました。
2019年
9月
06日
金
本日、10時前に4人の方のご来館を戴きました。
事前に「近く迄来ましたが・・」と電話でのお問い合わせを戴き、(本当に直ぐそばまで来ていましたね。(笑))間もなく正門から入って来られるのが判りました。
入って来られた4名の内、写真左側の方(中央の方二人がT・N様と奥様、一番右側は長女の方)が受付されながら「館長さんですか?」とおっしゃられ、受付を終えて出ますと「ネットを見て来ました・・」と言われ、俄然こちらもテンションが上がりまして、張り切ってご案内をスタートさせて戴きました。
「滞在時間は1時間でも2時間でも・・」とおっしゃって戴けましたので、「それでは・・」と言う事で事前に「映像展示室」で「おさとう」と題するDVD15分を視聴戴きました。
映像終了時には、有難い事に大きな「拍手」を戴きました!!(笑)
その後は各ブース毎に歴史等を交えて、ご案内させて戴きました。
二階でのご案内で、「製造工程」に沿って改めて砂糖の製造方法を詳細にお伝えする中で、「この科学の時代でも、未だに国内の多くの奥様方が白く見える砂糖は漂白していると思っています。」とお話しすると、写真左側の娘さんが「私は今の今迄、思って言いました!!」と手を挙げられ、そう発言されました。
それに対して、私からは植物の違いで「ビートとさとうきび」から抽出した糖液を濾過し、「自然の物質、ショ糖」を蒸気で加温して結晶化、育てているだけなんです!!」とお伝えすると、お母様もご納得された様でした。
皆さんは、間もなく迎えるT・N様の82歳の誕生日を祝う目的で、右側長女の方はオーストラリアのシドニーから、左側の方は静岡県富士市から今月2日に合流され、旅行されているとの事でした。
その様なご家族にとって大切な時間に当館に足を運んで戴き、本当に熱心にお聞き下さり、有難うございました。
私自身楽しい時間を共有させて戴き、大変光栄でございました。
T・N様ご夫妻は勿論の事、娘さん方のご健康とご多幸を心より、お祈り申し上げております。
この度はご来館戴き、誠に有難うございました。
2019年
7月
24日
水
薄曇りの中、11時前にお二人のご来館を戴きました。
受付後、何時もの様に滞在予定を伺いますと、
ご主人曰く「一時間ぐらいは大丈夫です!!」との事。
来館されて間もなくご夫婦共、当館「ビート資料館」に大きな「黒曜石(十勝石)」が置かれているのに違和感?を持たれたのか、「どうして・・?」のご質問を戴きました。
「当時の経営者の判断」と言うご説明をさせて戴きました。
入り口入って直ぐの「胸像」の方についても、ご質問を戴き1階では概略お伝えをして、「第三展示室(歴史ブース)」で「年表」をご覧戴きながら、改めて詳しくお話をさせて戴きました。
ご主人、奥様共とてもご熱心でその中でも奥様は広く農業事情に詳しく、2階での「ペーパーポット」のご説明の際も、ご主人に「当時の農家さんは、ポット一本一本を手(ハンド移植機)で移植していた」様子をご自身で示されていました。
「芽室製糖所」の映像視聴後、奥様の方からご主人へ「十勝管内は4年輪作が盛ん」と言うお話しもされていました。
「特別室」では昭和天皇行幸時の写真をご覧戴きながら、他の写真も併せてご説明、ご覧戴きました。
全てのご案内を終えたのが12時過ぎ、1階に降りてから帰られる直前に「館長のブログ」の事をお伝えして、ご夫妻の写真撮影をお願いしますと「快諾」戴きました。 (ご協力を感謝します!!)
釧路から昨日(23日)帯広入りされ、「博物館or資料館」巡りがお好きなご夫妻の様で、当館へも足を運んで戴きました。
お話しの中で、釧路から来られたと伺いましたので、「鉄道」のお話しの中で、私が存じ上げている「釧路博物館」学芸員Ⅰさんの名前を出しますと、ご夫妻とも良く知っている方だった様で、驚かれ更にⅠさんの人となりを伺う事が出来ました。
今日は遠路からご来館戴き、私の拙いご説明にも熱心にお聞き下さり有難うございました。どうぞお元気で・・!!
2019年
7月
12日
金
曇り空の午後(2時30分頃)、他のお客様ご案内中に3名の方のご来館を戴きました。
受付後、「前の方を優先にご案内させて戴きます」とお伝えし、更に「ひとり職場の為、滞在時間に制約が無ければご一緒に説明に耳を傾けて戴ければ、幸いです」とお話しすると、「ご自身で自由に観られる」との事でした。
前の方のご案内途中、丁度「芽室製糖所」の製造工程映像をスタート間もなく、二階へ上がって来られたので、3名の方々に「宜しければご一緒に・・」とお勧めすると、加わって戴きそれからは二組ご一緒にご案内させて戴きました。
製造工程視聴後、「12種類のお砂糖製品」前で改めて製造方法をお伝えしました。
すると前のお客様お一人もお母様も「白く見える砂糖は漂白していると思っていた様で・・」「三温糖が体に良いと思って三温糖を使っていた」とも言って戴きました。
私のご説明にご納得戴いた様でした。
「砂糖の成分表」を写メで撮られていましたね。(笑)
第三展示室でのご案内の途中で、前のお客様が帰られた後、ご家族は最後まで熱心にお聞き戴きました。
全てのご案内を終えて階段を下りる時、息子さんであるH・Y様が「実は、5年前新年の一番最初のブログに載せてもいました・・」と言われてビックリ・・!!
まさに2014.1.6(月)、ご友人のM・G様と二人でご来館戴きました。
今回は昨日(11日)、ご両親が兵庫県丹波市から帯広へ入られ、H・Y様のご結婚の記念写真を一緒に撮る目的で来られたそうで、撮影後「どこか観光する所は無いか?」と聞かれた際に、息子さんであるH・Y様がこちらをご案内戴いたそう・・本当に有難うございました。
一度ならずも二度まで、今回はご両親をご案内戴き、大変光栄です!!
言われるまで気が付かず、大変失礼しました。
当館は9月には一部リニューアルが完了しますので、機会が有りましたら是非今度は奥様とお二人でご来館戴ければ幸いです。
9月28日(土)には一年に一度のイベント(無料開放日)もご利用頂ければと思っています。
本日はご両親とご一緒にご来館戴き、本当に有難うございました。
2019年
6月
22日
土
お昼の12時10分頃、雨の強く降りしきる中 ご夫妻のご来館を戴きました。
受付後、当館での滞在予定時間をお伺いすると、ご主人「特に考えていなく、時間は大丈夫・・」との事。午後1時頃迄の予定で・・ご案内を始めさせて戴きました。
1階でのご説明で、「当社、ビート会社」が100%の投資で「私鉄(十勝鉄道)」を走らせていた・・とお伝えすると、ご夫妻共驚かれていました。
2階では当社が開発した栽培技術「ペーパーポット」のご説明の後、中央にある「ビート模型」をご覧戴きながら、「ビート」の効率の良さをご実感戴きました。
一階以上の驚きでしたね・・。(笑)
当社「芽室製糖所」の映像をお二人でご視聴戴き、栽培方法だけではなく、製糖(製造)方法をご理解戴きました。
日本で最初の本格的なビート工場、二番目のビート工場にも触れ、現在札幌東区苗穂にある「サッポロビール園」さんは、元は国内二番目の「赤レンガのビート工場」であった事もお伝えしました。
その様なご案内の中、あっという間に13時と言う時間となりました。
この施設をどの様にお知りになったかをご主人に伺うと、ネット等で調べられ、「博物館・資料館の方がより北海道そして地元を知るいい機会と思って・・」と当館を選んで戴いたそう・・。
滋賀県を19日(水)に出発、夕方千歳到着(泊)翌日から道内観光され、昨日(21日)夕方帯広入りされたとの事。明日は「丘の町、美瑛町」へ向かわれ、来週25日(火)には戻られる予定と話してくださいました。
残念ながら今日、明日は雨模様ですが、お天気は回復傾向ですから、この広い「北海道の大地」を運転に気を付けられ、是非楽しいご旅行をなさって下さい!!
本日はご来館戴きまして、有難うございました。
2019年
6月
20日
木
本日、清々しいお天気の中、開館間もなくお二人のご来館を戴きました。
受付後、こちらでの滞在予定を伺うと、A・Y様が「予定は有りません。いくらでも長くても・・」とおしゃって戴きましたので、「ついつい長くなりがちですので、ストップをかけて戴ければ・・」とお伝えして、ご案内をさせて戴きました。
ご案内の中では、国内での「お砂糖」の需給割合にも触れ農業情勢等、硬いお話しだけではなく幅広くお伝えしました。
お二人は終始熱心にお聞き戴きました。
A・Y様からお母様が当社「士別製糖所」で働いていたので、説明・映像視聴しながら「こうだったんだな~」と思いながら、見聞きしていたとのお話を戴きました。
全てのご案内を終えたのが80分後の10時50分頃、その後もお二人は残られ自由に、私が触れなかった映像等をご覧になっていた様でした。
お帰りの際、「館長のブログ」へのご協力をお願いしますと、即ご承諾いただき撮らせて戴きました。
お二人曰く、「帯広市内に長く住んでいましたが、初めて来館」されたとの事。
楽しい時間をご一緒させて戴きました。
本日はご来館戴き、本当に有難うございました。
お二人共どうぞお元気で・・!!
2019年
6月
16日
日
朝から強い雨の降りしきる10時頃、ご夫妻のご来館を戴きました。
受付後、お客様の滞在予定時間を伺うと、「特に時間の制約は無い」との事で、「40分前後のお時間を戴く」形でご案内をスタート。
1階では当社「帯広製糖所」の歴史と「私鉄(十勝鉄道)」にも触れ、展示物・パネル等をご覧になりながら、ご説明しました。
2階「栽培技術」のブースでは、「ペーパーポット(紙筒移植栽培法)」に触れ、詳しくお伝えし「ビート模型」をご覧戴きながら、効率の良さをご実感戴きました。
「製糖技術」では「芽室製糖所」の「工程」を視聴して戴きました。
ご主人から途中戴いたご質問「ビートの作付け面積・割合」につきましては、第3展示室(歴史のブース)「北海道地図(色分けされた)」をご覧戴きながら、詳細にお答えしました。
その後は「休憩室」から「元帯広製糖所、現在の総合研究所・営業事務所」建物を木々の切れ間から、ご覧戴きました。
現在の日本の農業の現状等幅広く色んなお話しをさせて戴きました。
お伺いするとご夫妻は昨日(15日)、帯広入りされ「NEXCO東日本発行 北海道ドライブガイド」の掲載(24頁)をご覧になって、来て戴いたとの事。
お陰様でどのブースでも熱心にお聞き戴き、本当に有難うございました。
明日(17日)迄、帯広に滞在し戻られる予定との事でした。
天候が雨模様ではありますが、くれぐれも気を付けて楽しいご旅行でお帰り戴ける事を願っております。
本日はご来館戴きまして、有難うございました。
2019年
6月
12日
水
本日(10:30頃)、お客様のご来館を戴きました。
受付後、当館での滞在予定を伺うと「特に予定時間を決めていない」との事で、私の方から「30分~40分位」お時間を戴いた中でのご案内をお伝えしました。
前段、ご来館戴いた「ビート資料館」が何時同様な経緯でこの地に建てられたかに触れ、「昨日で丁度、一世紀(百年目)を迎えた企業」とご説明すると、驚かれていました。
1階では「帯広製糖所模型」と鉄道路線図をご覧戴いて「私鉄(十勝鉄道)」にも触れ、当時を思い描いて戴きました。
2階でのご案内間もなく、他の客様が来館されて直ぐ加わって下さり、3名ご一緒にご案内を進めさせて戴きました。
栽培技術である「ペーパーポット」をご覧戴き、「直播」との違いもお伝えし、「ビートの模型」をご覧戴きながら、ビートは如何に効率の良い作物であるかを実感戴きました。
芽室町にある日本最大の工場「芽室製糖所」の製造工程を視聴戴き、その後詳細にお砂糖が出来るまでを「各種糖液」をご覧戴きながら、ご理解ご納得戴きました。
「砂糖の製品」前で改めて砂糖の製造方法をお伝えすると、特に後から来られた奥様お二人が「これまでの解釈・理解の間違いがわかった」様で、「白い砂糖は体に悪いと聞くから三温糖を使っていた」と正直に口にされていましたね。
私自身もかなり「力」が入りました。※いつもここではそうなってしまうのです。(笑)
そうこうしている間に、後から来られたお二人は時間を気にされ先に帰られ、M・F様は最後まで熱心にお聞き戴きました。あっという間に1時間が経過していました。
お伺いするとM・Fさんは、横浜から仕事の関係で5月から帯広入りされ、横浜に戻る前に少しでも十勝・帯広を知ろうと動かれていたとの事。
少しでも多くの楽しい思い出を作れます様、心から願っております。
本日はご来館戴き、誠に有難うございました。
2019年
6月
08日
土
久しぶりの更新となります。
今迄、何度も試みたのですが「お願いをしようと思った方のご案内途中に、新たなお客様が入って来られると言うタイミングの悪さ・・」その繰り返しで今日になってしまいました。
本日、10時の気温13.5℃(当館玄関外温度計)と言う薄曇りの肌寒い中、10時30分頃ご家族でのご来館を戴きました。
受付後、(小さなお子さんをお連れだったので・・)滞在時間を私の方から「30分位大丈夫ですか?」と伺うと、ご主人が「大丈夫です!」と言って戴いたので、それを意識しながらご説明をスタートしました。
ご説明の間、上のお子さんをお父さんが抱っこ、後にお母さんが交代しての抱っこと大変な状況でも熱心に耳を傾けて戴きました。
1階では「当社と帯広製糖所の歴史」にも触れ、会社自ら「私鉄(十勝鉄道)」を敷設したお話しをしました。
2階では日本で「一番最初の国立のビート工場」又違うブースでは「2番目の民間のビート工場」のご説明、「芽室製糖所の映像」もご家族皆さんで視聴戴きました。上のお子さんに「スイッチボタン」を押してもらいましたね。
2番目の「民間のビート工場」ご説明の時に、「札幌東区苗穂にある札幌ビール園さんは行かれた事が有りませんか?」と伺いましたら、ご夫妻共「行かれた事が無かった・・」
それも其の筈、今年4月に大阪から引っ越して来られて間もない訳ですから、納得が行きました。
一通りのご案内を終えた後、「休憩室」でくつろいで戴く様お勧めし、その際に思い切って「ブログ」のお話をして、お二人からご了解を戴き、ご家族写真を撮らせて戴きました。
※今日も実は別の方が滞在中に入って来られましたね。
ご協力を戴きまして、有難うございました。
Y・F様ご家族にとって帯広での生活が、皆さん健康で快適な日々を過ごされる様願っております。
本日はご来館戴き、有難うございました。
2019年
4月
06日
土
本日、開館間もない9時40分頃 6名のご来館を戴きました。
受付後滞在予定時間をお伺いすると、「時間は十分有ります!!」(写真一番右側の方・男性)との事で、1階に有ります「映像展示室」での映像(DVD15分)をお勧めして、視聴戴きました。
視聴後、1階では「帯広製糖所(1/70の模型)」をご覧戴きながら、創業時からの歴史に触れ、当社が100%投資した十勝鉄道㈱の設立経緯もお伝えしました。
2階では「栽培技術」の進歩と言える当社が開発した「ペーパーポット」をご覧戴きながら、開発の経緯等お伝えしました。
「製糖技術」のブースでは、改めて「芽室製糖所」の映像を視聴戴きながら、規模的なもの、砂糖の製造工程も含めて詳しくお伝えしました。
一番盛り上がったのは、「お砂糖の製品」前でのご案内でした。
(私だけかな?熱くなったのは・・(笑))
改めてお砂糖の製造方法をお伝えした際、私の主観と前置きした上で、
「お迎えしたお客様の多くの方が未だに白い砂糖は漂白していると思い込んでいます。」とお伝えすると、何名かの方が頷かれていらっしゃいました。
「常識的に糖液は熱を加えるとカラメル化・黄褐色化します」
植物の違いだけなんです。
「ビート(てん菜)」「さとうきび」から自然の物質「ショ糖」その物を取り出し、蒸気で加温・結晶化させたものが「お砂糖」なのですから・・。
写真一番左側の方(男性)は、掲示パネルを写真に収めていましたね。
「グラニュ糖」「上白糖」「三温糖」にも触れ、詳細にお伝えしました。
皆さんはお伺いすると、音更町在住町内会のお仲間との事。
年に何度か気の合ったお仲間同士で今日の様に、楽しい時間を
共に過ごされているとの事でした。
お仲間の中には、「十勝鉄道㈱」OBのMさんを知っている方、当社OBのKさんを知っている方(いとこ)がいらしたりと、お陰様で和やかな雰囲気の中、時間を共有させて戴きました。
皆さん、これからもご健康で楽しい時間をお過ごし下さい!!
本日は熱心に耳を傾けて戴き、有難うございました。
※写真の中で、お一人だけ目を閉じた状態で撮ってしまい、大変失礼しました。
お許しください。
2019年
2月
11日
月
朝からカラッと晴れた冷え込みの厳しい中、開館間もなくご家族のご来館を戴きました。
受付後、当館での滞在時間をお伺いすると、「時間の制約は無い・・」との事で、私の方からは「40~50分位・・」との事でご案内を始めさせて戴きました。
1階では「帯広製糖所の歴史」等をご案内後、2階では国内で一番最初の「国営紋龞製糖所」の設立経緯を歴史等踏まえて、詳細にお伝えしました。
「紙筒移植法(ペーパーポット)」につきましても、ご覧戴きながらご説明いたしました。
「芽室製糖所」の工場にビートを受入して、お砂糖になるまでの工程をご視聴戴き、その後「白下」について詳細にご説明しました。
「お砂糖の製品12種類」前で、製造方法、お砂糖は「自然の恵み(ショ糖)その物を結晶化した物」と言う事を改めてお伝えしました。
「特別室」では、昭和天皇はじめ多くの皇族の皆様がお越し頂きました「写真」をご覧戴きました。
「第3展示室」で国内2番目の「ビート工場」に触れ、札幌東区苗穂にある「サッポロビール園」へ行かれたことが有りませんか?とお伺いすると「ご家族で行かれた事がある」との事でした。実は元は「ビート工場」だった事をお伝えすると、皆様驚かれていました。
ご家族皆様じっくり聞いて戴けるものですから、ついつい時間が経過してご説明を終えた時には、既に一時間が経過していましたね。
お伺いすると、M・T様ご家族は札幌東区から9日(土)に帯広へ入られ、その日は「十勝川温泉」での宿泊、日曜日は音更町でのバルーンフエステイバルを観て市内「北海道ホテル」での宿泊、今日は札幌に戻られるとの事でした。
当館の事は、「ネット検索」でお知りになり、ご来館戴いたとの事でした。
十勝管内には多くの施設がある中で、当館へ足を運んで戴きそして熱心に耳を傾けて下さり、本当に有難うございました。
お帰りの際には、くれぐれもお車の運転等気を付けて、お帰り下さい!!
本日はご来館戴きまして、有難うございました。
2019年
2月
09日
土
この度、『連続テレビ小説「なつぞら」応援推進協議会事務局』から、放送開始に向け、地域の機運を高めるため、ポスターの掲示とのぼりの設置依頼が有りました。
ポスター(なつぞらの舞台 北海道十勝)は、入り口付近に掲示し、のぼり(なつぞらの舞台 十勝へようこそ)6本は階段手摺に4本、二階廊下手摺に2本を設置しました。
「なつぞら」放送中も放送終了後もロケ地目当ての観光客が途切れることなく、十勝・帯広へ来て戴ける事を心から願っています。
2018年
12月
23日
日
朝10時現在の気温-3℃(当館玄関入り口外の温度計)と薄曇りの肌寒いお天気の中、10時50分頃ご家族のご来館を戴きました。
受付後、小さなお子さん(3歳)がご一緒でしたので、私の方から「滞在時間30分位大丈夫ですか?」とお尋ねして、ご了解を戴いてからご案内をスタートさせて戴きました。
二階ではお子さんに「ボタン」を押してもらい、隣町芽室町にある「芽室製糖所」の工場に「ビート」を受入してから「お砂糖」になる迄の製造工程映像をご一緒に視聴戴きました。
その間、お子さんは時折「あくび」をしながらも、しっかりと観ていましたね(笑)
「お砂糖の製品」前で「製造方法」のご説明に対し、ご夫妻共「お砂糖は自然の物質ショ糖(ブドウ糖+果糖)その物を結晶化した物」と改めてご理解戴いたご様子でした。
「特別室」を経て「第三展示室」でのご案内を終えたのが、40分後の11時30分になっていました。
お帰りの際、ご主人に対して当館ホームページでの「館長のブログ」にご協力をお願いしましたら、快諾戴きご家族の写真を撮らせて戴きました。
お伺いするとご家族は昨日(22日)厚岸町から来られ、十勝管内で宿泊され当館へは運転中に見付けられて、来て戴いたとの事。
これから昼食後に戻られる予定との事で、くれぐれも運転等気を付けてお帰り下さいね。
本日は寒い中のご来館、そして熱心に耳を傾けて下さり、有難うございました。
どうぞお元気で・・!!
2018年
12月
22日
土
当館収蔵室の奥に眠っていた本品を何とか引っ張り出すことが出来ました。
当社の当時現地駐在所員が作付けの奨励、耕作指導等に使用したものです。
当初は徒歩、そして自転車その後オートバイとなり、スバルの360CC軽自動車となり、現在の普通自動車に推移しています。
諸先輩方は、悪路をこのバイクで雨の日も風の日も走ったのかと思うと当時の人達の大変な苦労が偲ばれます。
2018年
12月
09日
日
この冬の最低気温(朝、6時現在-16.9℃)を記録した厳しい寒さの中、ご家族のご来館を戴きました。(12時25分頃)
小さなお子さんがご一緒でしたが、30分位のお時間を戴いて、ご案内をさせて戴きました。
一階でのご案内から二階での映像を視聴戴きながらの時間も、何一つご案内の妨げになる事なく、お兄ちゃん(明日10日が誕生日の4歳)はしっかりとお父さん、祖母(札幌在住)の方のそばで説明を聞き、映像には真剣に見入っていましたね。
本当に驚きました。
二つの映像視聴もお兄ちゃんと妹さん(2歳)と交代で「スイッチ」を押してもらいました。お兄ちゃんの年頃ですと、走り回ってお父さん方のそばにいないのですが・・お兄ちゃんは偉い!!
あっという間に30分が経過し、一階での「手回し計算機」にも挑戦してもらいました。上手に操作が出来ました。
本日は本当に寒い中、ご来館戴きまして有難うございました。
皆さん、風邪などに気を付けてお元気にお過ごし下さいね。
2018年
11月
04日
日
本日、十勝晴れの中 予てから予定の通り、10時頃から東京から「小原流事業部編集課」より女性ライター(K・Kさん)、カメラマンが来帯され、支部会員が生けられたお花を当館建物内・外での撮影を13時過ぎ頃まで行っていました。
昨日は「生け花」設置場所の選定イメージ作業の為、下見を兼ねて来館され、同時に「甜菜(ビート)そしてお砂糖」の事をより一層ご理解いただくべく、6名の方々にご案内・ご説明をさせて戴きました。
本日(4日)、建物内での「生け花撮影」を終了した時点で、支部長さんから「こちらでそのお花を一週間程度置かせて戴ける」とのお言葉を戴きましたので、ご了解を戴きブログにアップさせて戴きました。
こ の「生け花」写真は「小原流 挿花 1月号」に掲載予定ですので、楽しみに待ちたいと思います。
本日の「撮影」に至る迄、日程調整等ご準備された支部長さんはじめ多くの会員皆様、大変お疲れ様でした。
当館が「小原流 挿花」に取り上げられ、掲載される事自体大変光栄であり、大変有難いお話しでございました。
当館を取り上げて戴いたご判断・ご期待に背く事の無い様、今後共精一杯のご案内を続けて参ります。この度は、本当に有難うございました。
2018年
10月
27日
土
雨の激しく降りしきる状況の中、午後2時30分頃4名の親子さんのご来館戴きました。
ご案内を始めて二階に上がり間もなく、別のお客様1名が来館され、受付の為ご説明を中断、後から来られた方も一緒に話しを聞きたいとの事で、お母様にご承諾を戴きご一緒にご案内を進めさせて戴きました。
すると間もなく入り口の入館音声「いらっしゃいませ!」の音が流れ、再び中断してしまいました。何度もごめんなさい!!嬉しい悲鳴です!!
降りる階段の途中で次に入って来られた方を見ると、これ迄何度も来館され、その都度別な方を案内されて来られた方で、4名様受付後「映像」の視聴をお勧めして、「映像室」に入って戴きました。
前のN・K様含め二組のお客様にもお勧めすると「観る」との事で、皆さんご一緒に視聴戴きました。
映像視聴後、N・K様にご承諾を戴いて、再度一階でのご説明からさせて戴きました。ご協力頂き、有難うございました。助かりました!!
二階で皆さん揃ってのご案内の際、映像でご覧戴いた「ペーパーポット」を皆さんに手に取って戴き、「展開」もして戴きました。
姉のM・Kさんに「ビートはどうしてこの深さが必要ですか?」とかお砂糖の製品の前で「お砂糖の結晶は、何色ですか?」等々質問しましたね。
お砂糖では、M・Kさんも弟のT・Kさんも「白!!」と。
他のお客様、お兄さん達も「白」と答えていましたね。
それは間違いでした。「お砂糖の結晶は、雪の結晶と同じく無色透明、色は有りません。」
各ブースでのご説明、質問に答える形であっという間に、1時間が経過していましたね。
皆さんのご協力により、ご一緒に説明に耳を傾けて戴きました。
本当に有難うございました。
お姉さんと弟さんにとっては、疲れたかな・・?
皆さんが帰られた後、お母さんと子供さんだけで「復習」されていました。
ご協力頂きまして、本当に有難うございました。
今日は雨の中、ご来館戴きまして有難うございました。
皆さん、風邪など引かない様に、お過ごし下さいね。
2018年
10月
14日
日
「十勝毎日新聞社」創業100周年事業に協賛して、当館を撮影スポットとして開放しました。
当初予定は、前日の7日(日)~8日(月)の二日間でしたが、台風の影響を主催者側が判断して7日のみを中止し、8日のみの開催となりました。
当日は総研からT・I氏の応援を得て、「コスプレイヤー」の来館を待っていました。
1組目の方と共に「娘を連れてきました」とご家族・知人カメラマン含む6名が来館され、先に乗り込んでいた「カメラマン」から立ち位置等の要望を受けながら、対応されていました。
結果として、コスプレイヤー7名、カメラマン3名、家族・知人5名総勢15名(イベント関係)の来館を戴きました。
2018年
9月
30日
日
天候に恵まれて昨日(29日)、当館前庭と館内で今年で7回目となるイベントを開催しました。
写真は「飼料事業部PRブース」での一コマ。ぬいぐるみを着用しているのは、同部Y・Yさん(女性)です。
ついつい普段の性格が出てしまった様です(笑)。
Y・Yさん、ごめんなさい!!
後日詳細な内容はビジネスセンター担当者から触れられると思いますので、私からは担当しました「館内ツアー」について触れたいと思います。
特に触れたいのは、午後からのツアーです。
予定の開始時間1時、間際になってもなかなか参加希望者が集まりません。
外・建物内等呼び掛けのご案内を繰り返し行っても集まりません。
その様な中、同職場のスタッフT・I氏は、入って来られる方に積極的に「ツアー」を勧めてくれたお蔭で余り遅れる事なく5~6人でスタートする事が出来ました。
お客様の一人の方に以前お会いした様な気がしてならなく、お伺いすると「一度来ている」との事。
「話が面白いから、又来ました」と、今回は奥様とご一緒でのご来館でした。
有難い!! 本当に感謝ですね。
最後のツアーは2時からでしたが、ご案内を始め様とすると、今回初めて出店戴いた「帯広農業高校の先生・生徒さん達」もご参加戴き総勢30名前後(正確には数えられませんでした。後で加わった方もいらして・・)でスタートしました。
私が担当してからは今年で6回目ですが、昨年までは最後の「ツアー」は人数がいても「2~3人」で、1人の方をご案内した事もありましたので、本当に有難く感激しました。
ツアー参加の皆さんは、説明者の「眼」をしっかり見て耳を傾けて戴きました。
それが本当に嬉しくて、その為か45分間予定が1時間近くなってしまいました。
他にご予定のあった方もいらしたと思いますが、申し訳有りませんでした。
ご案内を終え二階から一階に降りる際、先生が話しかけて下さり、「実は出身が伊達なので、伊達の事を掘り下げて触れてくれたので、嬉しかった・・」と言って戴きました。
こちらこそ、先生はじめ生徒さん達も疲れているのに熱心に視聴戴き、本当に感謝の気持ちで一杯です。
勿論、他の多くのお客様もご来館、熱心に耳を傾けて下さり有難うございました。
2018年
9月
21日
金
すっきりと晴れ渡った十勝晴れの中、10時頃ご夫妻のご来館を戴きました。
受付後、滞在時間をお伺いしますとご主人「1時間位は、大丈夫・・!!」
との事で、ご案内をさせて戴きました。
その間、何度も電話が入りご案内を中断しました事、お詫びを申し上げます。
1階での当社の歴史と併せて「帯広製糖所」の創業開始から閉鎖までに触れ、
私鉄(十勝鉄道)のお話しをさせて戴きました。
2階に上がる階段の所で、奥様から「十勝管内車で見かけるのは、ビートですか?」とのご質問を戴き、全道での作付け割合にも触れ、「きっと、ビートだと
思います」との返答を致しました。
2階では、当社先人達が開発した「ペーパーポット」をご覧戴き、この技術に
より今も農家の方々に貢献をさせて戴いている事をお伝えしました。
「芽室製糖所」のお砂糖が出来るまでの工程を、視聴戴いた後 更に詳しく
ご説明させて戴きました。
「お砂糖の製品」前でも「さとうきび」から作られるお砂糖、主にビートから
作られるお砂糖を「実物」をご覧戴きながら、ご説明ご理解戴きました。
「特別室」での昭和天皇の行幸に触れ、その他多くの皇族の方々がお越し頂い
た事をお伝えしました。
「第三展示室」では、ご案内の途中 奥様から「なぜトレードマークがスズラン
なのですか?」とのご質問を戴き、経緯をお話ししました。
1時間所か1時間30分も経過してしまいましたね。
次のご予定もあり、時間が気になっていたのではないでしょうか?
お伺いしますと、ご夫妻は昨日(20日)帯広入りされ、昨日は中札内等管内
の美術館等巡られたとの事。
今日は午後からお子さんが市内陸上競技場での大会に参加される為、
その応援に来られたとの事でした。
ご夫妻共、拙いご案内に対し、非常に熱心に耳を傾けて下さり、
有難うございました。
お子さんの大会でのご活躍とその後の札幌に戻られる際には、
くれぐれも気を付けてお帰り下さい。
この度は、ご来館戴きまして有難うございました。
2018年
8月
12日
日
久し振りに晴れ渡ったお天気の中、11時少し前ご家族のご来館を戴きました。
受付後にお父様に滞在予定をお伺いすると、「どの位かかりますか?」
とのご質問を戴き、「30~40分位・・」とお答えすると、
「それでは30分位・・」との事でご案内を始めさせて戴きました。
1階での「帯広製糖所の歴史」に触れ、「私鉄(十勝鉄道)」を当社自ら
走らせていたご説明には、皆さん一様に驚かれていましたね。
2階での「栽培技術」では、ビートの丈夫な苗を事前に育てる
「ペーパーポット」のご説明の際には、お兄ちゃんに触れて戴き
「一緒に」開きましたね。
「ペーパーポット」の当社開発によって、「直播」と比較して秋の
収穫量は「約3割増し」とのお話しもさせて戴きました。
「製糖技術」では、「芽室製糖所」の映像を視聴戴き、規模と正しい
お砂糖の「製造方法」をご理解戴きました。
「砂糖の製品」前で、お兄ちゃんに「お砂糖の結晶一粒は、何色ですか?」
と尋ねますと、「無色!!」と回答。「大正解!!」
ちゃんと映像をしっかりと見ていました。
「砂糖の結晶一粒」は「雪の結晶」と同じく、「無色透明」です。
「白いお砂糖が白く見えるのは、光の乱反射によって白く見えているだけ
なんです。」
前庭にある茶色の大きな機械について、質問しました。
お答えはありませんでしたが、
「スチーム自家発電機」で明治時代から「自家発電」で、ビートからお砂糖を作り終える迄、操業を行っていた事、現在も道内3社8工場共全て「自家発電」で10月中旬以降「製糖終了」迄行っている事もお伝えしました。
お帰りの際、K・T様に「館長のブログ」に載せたいとして、ご家族の写真撮影をお願いし、ご了解を戴き撮らせて戴きました。
本当に有難うございました。
お伺いするとご家族は、東京から昨日(11日)帯広に入られ明日(13日)には、戻られるとのお話しでした。
「ビート資料館」をどの様にお知りになったのかを伺うと、
ホテルかに?あった「菓子王国十勝」(スイーツマップ)をご覧になって
存在を知り、ご来館戴いたとの事。有難い!!
滞在予定を大幅に超過してしまい、申し訳有りませんでした。
この度のご旅行が楽しいものとなり、ご家族ご無事に東京に戻られます様、
お祈りしております。
まだまだ猛暑が続いていると思いますので、くれぐれも体調管理に気を付けてお過ごし下さい。
本日は、ご来館戴き熱心にご視聴下さり、有難うございました。
2018年
6月
14日
木
今年も農技開発部農技開発課の全面的な支援により、設置する事が出来ました。
道内外、更に海外の方々にとっても直に北海道の主産物である「ビート(甜菜)」
をご覧いただける訳ですから、喜んで戴けるものと思います。
今秋の収穫時期まで、しっかりと見守り管理して参ります。
2018年
6月
13日
水
肌寒い薄曇りの天候の中、ご夫妻のご来館を戴きました。(12:55頃)
受付後、「こちらでのご案内時間30~40分、大丈夫ですか?」とお伺いすると、「大丈夫!!」との即答を戴きました。
一階での「帯広製糖所の歴史」等ご説明後、二階へご案内。
栽培技術の進歩でもある当社が開発した「ペーパーポット(各種)」をご覧戴きながらご説明し、奥様から「種」についてのご質問がありましたので「種子(サンプル)」をご覧戴きながら、ご説明させて戴きました。
「ビート模型」の傍に置かれた「砂糖」の意味をご説明すると、ご夫妻共「寒冷地作物であるビートの効率の良さ」に驚かれていました。
その後、「芽室製糖所」の映像を視聴戴き、製造方法を詳細にお伝えしました。
「砂糖製品」前では、改めて「今日の日本の多くの奥様方の間違った捉え方」にも触れ、正しい「砂糖の製造方法」をお伝えしました。
「特別室」「第三展示室(歴史ブース)」でのご案内を終えてお帰りになる時に勇気を振り絞って「館長のブログ」へのご協力をお願いしましたら、ご夫妻共「快諾」戴きました。
奥村様ご夫妻は、愛知県から5月26日に道内入りされ、車での観光をされながら今日(13日)、帯広に入られたとの事。
その後、奥様は今月23日(苫小牧?)船で北海道を離れた後、ご主人一人で南下されるとの事でした。
ご主人は北海道「小樽」出身で、20歳頃迄おられたそう・・。
「昔のビートの思い出」を懐かしそうに話して下さいました。
まだまだお二人の「道内旅」は続きますが、お身体くれぐれも気を付けて、そして楽しい「旅」となります様、お祈りしております。
本日はご来館戴き、有難うございました。
2018年
6月
05日
火
午前10時現在の気温23.5℃(当館玄関測定)と昨日に続き、温かく過ごしやすいお天気の中、11時10分頃5名のご家族のご来館を戴きました。
受付の際に「海外の方」と判り、受付を終えてから「筆談OK?」とメモに書きましたら、ご主人「自分達で自由に見たい」そう言われた様に判断し、「英語モニターによるDVD視聴」をお勧めして、ご覧いただきました。
「ご自身で・・」との申し出でしたが、ご夫妻共筆談での「漢字」をご理解されていましたので、少しでも楽しんでご理解戴ければとの思いから、傍について片言の英単語を交えながら、ご案内をさせて戴きました。
「帯広製糖所」の操業開始から廃止までをお伝えして、工場の前と後ろに「鉄道(民間専用)」を「国鉄帯広駅から郊外まで、総延長65.5km」走らせていた事をお伝えすると、ご夫妻共「オオーツ!!」と驚きの声をあげられていました。
ご主人からのご質問に対し「100%民間資本」とお答えしました。
2階では、映像でご覧いただいた「ペーパーポット」現物をご覧戴き、息子さんには「葉物野菜用」のポットを手に取って戴きました。
「ビート模型」をご覧戴きながら、平均糖分16.5~17%、2015年十勝平均17.6%だった事もお伝えしました。
「ビートナイフ」を皆さんに触れて戴きながら、スライス後の「コセット」を示し、ご理解戴きました。
「芽室製糖所」では、ビートを8,500~9,000t/日裁断する事、お砂糖が15~16時間後に出来上がる事をお伝えしました。
「特別室」での昭和天皇、常陸宮様、現在の陛下の皇太子時代のお写真等ご覧戴きました。
お帰りの際、「館長のブログ」の事をお伝えして、ご協力をお願いしましたら、ご夫妻共「オーケー(快諾)」戴き、ご家族の写真を撮らせて戴きました。
ご主人(Kenney様)にお伺いすると、皆さんはシンガポールから道内に6月1日に入られ、観光され9日迄滞在されるとの事でした。
奥様の携帯でご家族写真を撮ってあげましたところ、ご主人から「二人で撮ろう」と言って戴き、一緒に撮って戴きました。
50分程の時間ではありましたが、片言の英単語と身振り手振り、筆談で何とかご案内をする事が出来ました。
Kenney様ご家族、拙いご案内に対して、一生懸命聞いて下さり有難うございました。
皆様の今回のご旅行が忘れられない楽しいものとなります様、お祈り申し上げております。
2018年
5月
10日
木
この時期としては肌寒い(10時現在当館玄関気温:9℃)薄曇りの中、ご来館戴きました。
バイクでのツーリングをされているご様子で、入って来られる前には当館正面で、バイクを降りて当館の写真を撮られていましたね。
その後、駐車場へ移動され来館されました。 「良かった!!」(私の気持ち)
受付後、滞在予定時間をお伺いすると、「特に制約はない」との事で、
「30~40分程度」でのご案内と予めお伝えして、スタートさせて戴きました。
1階では「帯広製糖所」の歴史、更に自社100%投資による「インフラ(私鉄)」にも触れ、当時に想いを巡らせて戴きました。
2階では、「ペーパーポット」をご覧いただき、昨年でも全道作付面積約58,140haを100とすると、「移植栽培法」を選択された方が
「76.3%」、残りが昔ながらの「直播」という実績をお伝えすると、
驚かれていました。
「芽室製糖所」の「工場にビートが搬入され、砂糖になるまでの工程映像」
を視聴の際、「パルプ工程(搾りかすの利用)」のご質問があり、
「連続滲出塔(模型)」でのご説明で、ご納得戴きました。
その際、「酪農の仕事をしている」と言われていました。
「砂糖、パルプの製品」前でのご案内で、「60kgベールでのビートパルプ」をご覧になって、「今迄、見たことが無かった様で・・」、ここでも驚かれていましたね。
「特別室(昭和天皇行幸等)」「第三展示室」のご案内では、「新たな発見があった・・!!」と言って戴け、光栄でした。
予定の40分位で2階でのご案内を終え、1階での
「帯広製糖所ゆかりの品々」も熱心にご覧になっていました。
「手回し計算機」に「初挑戦!!」もされましたね。
お帰りの際に「ブログ」の事をお話しして、ご協力をお願いしましたら、「即、ご快諾」戴きました。 有難うございました!!
H・Kさんは、今日は「お仕事、お休み」で朝から帯広市内の施設巡りをして楽しみ、夕方には戻られる予定との事でした。
交通量も増えている事と思いますので、くれぐれも気を付けて
休日を過ごして下さい。
本日は、ご案内に際し熱心にお聞き戴きまして、有難うございました。
又、明日からのお仕事頑張って・・!!
2018年
4月
27日
金
当館二階「特別室」には、昭和天皇行幸記念の写真パネル、関連の品々が展示されています。
今回その中の「行幸記念絵葉書」が当社の前身「北海道製糖株式会社」「帯広市役所」「逓信省札幌支部」で作成、発行されていますので、ご紹介します。
昭和天皇陛下ご来道の目的は葉書にも有ります様に、石狩平野での南北に分かれての「陸軍特別大演習」を御見閲する為に、昭和11年9月26日室蘭港に軍艦「比叡」で道内入りされ、旭川、釧路と行かれた後、帯広では「緑ヶ丘公園での御親閲」「帯広製糖所」等管内を行幸されました。
帯広で二泊(当時の明星尋常小学校:昭和10年4月1日開校)を陛下のお宿「行在所(あんざいしょ)」として使われ、電気も当社帯広製糖所自家発電での電気を供給しています。
帯広二泊された後、列車で札幌へ向かわれ「北海道大学を大本営」(現在の農学部本館)としたので、その絵葉書があります。
更に、「陸軍特別大演習」の模様を描かれた物もあります。
普段のご案内では、中々一枚一枚の葉書迄ご案内は出来ていないのが現状ですが、「一枚一枚の葉書」の意味を知る事で、当社が関わった歴史への理解が深まりますね!!
2017年
12月
22日
金
朝から晴れ上がった(当館玄関入口外気温:-6℃)11時少し前に、
お二人の方のご来館を戴きました。
そのお二人の内、最初に「受付」に顔を出されたのが、女性のM・Tさんでした。
M・Tさんが丁度「今年度4,000名(2017.4.1~)の方」とお伝えすると、
お二人共大変驚いていらっしゃいました。
ささやかでは有りますがM・Tさんに「記念品」として弊社製品をお帰りの際、
お持ち帰り戴きました。
※S・Nさんについては、ご一緒に来られたのに差し上げられず、申し訳有りませんでした。
お伺いするとM・Tさんと男性のS・Nさんは、大学生で広島県から昨日帯広入りされ、ホテルの方から「当館」の存在を知り、ご来館戴いたそう・・。
ご説明開始後、間もなく事前にお伝えしていた予約済みの弊社O・B二人が入って来ましたので、O・B二人と一緒に「おさとう」と題するDVD(15分間)を視聴戴きました。
O・Bが帰った後、残りのご案内を始め様と思いましたら、S・Nさんが
「飛行機の時間が余りないので・・」とおっしゃられて、本当に短い時間の
ご案内でしたが、20数分で足早に出て行かれました。
十分なご案内も出来ずに大変申し訳有りませんでした。
お二人の旅の思い出の一コマとして、残して戴ければ幸いです。
M・Tさん、S・Nさん、滞在時間の限られた中で当館にご来館戴き、
本当に有難うございました。
どうぞ、お元気で・・!!
2017年
12月
10日
日
本日、10時現在気温-8.5℃(当館玄関温度計)と言う、冷え込んだ中、
本日二組目の方としてご来館いただきました。
12時少し前にご来館戴き、受付後着て来られた防寒着を脱がれていましたので、手荷物等を館内ホールのテーブルに置かれる様お勧めして、ご案内を始めさせて戴きました。
K・Ⅰ様に滞在予定時間をお伺いすると、「時間の制約はない・・」との事で、私から「40分前後戴ければ・・」とお伝えしてからご案内スタート。
1階では当社の歴史と当社一番最初の工場「帯広製糖所」の模型をご覧戴きながら、創業から工場閉鎖までを簡単にご紹介しました。
「川西村全図」をご覧戴きながら、私鉄「十勝鉄道」の歴史にも触れ、如何に地域に大きな影響と貢献をしてきたかをご理解戴きました。
ご説明の後、K・I様が鉄道敷地を指さして「北海道ホテルに泊まっているがホテルの前を歩いて近くにあった機関車・客車を観て、そこを通って来ました。(30分位掛かった・・)」との事。
まさにその「遊歩道」が「とてっぽ通り」として「市」が整備した「歩道・サイクリングロード」なのです。
それをお聞きしてから、K・I様が「額に汗していた・・」ことが良く判りました。(笑)
2階では「栽培・製糖技術の進歩」について、「各種ペーパーポット」等の展示物、映像により詳細にお伝えしました。
お伺いしますとK・I様は、6月から仕事でこちらに来られていて、「休みの日などバスで前を通った際に存在を知り、観た後隣のパン屋さんで昼食を取れるなと思っていた・・」との事。
1時間余りを本当に熱心に耳を傾けて下さり、有難うございました。
再来週には神戸の方へ戻られるとのお話しでしたが、日々寒さも厳しくなりますので、くれぐれもお身体ご自愛の上、お仕事頑張って下さい。
そして、良いお年をお迎え下さいね!!
本日は、ご来館戴きまして、誠に有難うございました。
どうぞ、お元気で・・!!
2017年
12月
03日
日
午前10時現在(当館玄関外の温度計)マイナス5℃と冷え込みの中、11時過ぎにお二人のご来館を戴きました。
このブログのアップも本当に久し振りです。
9月以来何度もご案内後お願いしたいと思った方々がいらしたのですが、
その時に限ってその方々にお願いする前に、次の方が来られる(大変有難い事
なのですが・・)と言う繰り返しで、今日になってしまいました。
お二人は「バスパック」ご利用でしたので、ご案内を始める前に「お帰りのバス時間」をお伺いすると、C・A様(写真右側の方)から「案内の時間はどの位?」とのご質問があり、「40分位戴ければ・・」とお伝えすると、「この後のパン屋さん、バス時間は調整出来ますから・・」と言って下さり、ご案内を開始しました。
1階では、当社の創業と「帯広製糖所」の操業、「路線図」をご覧戴きながら
「十勝鉄道」にも触れ、当時に思いを馳せて戴きました。
2階では「栽培技術」を「ペーパーポット(移植栽培法)」にも触れて戴き、
技術の進歩を実感戴きました。
「ビート模型」の前でご説明後、K・Y様(写真左側の方)から「葉はどうする
のですか?」とのタイムリーなご質問を戴きました。
それに対して、「ビート収穫後の畑に葉を細かく刻んで鋤き込み、翌年は
上に育つ例えば「小麦」を作り、翌年は「じゃがいも」、翌年は「豆類」、
翌年は「ビート」と十勝管内は4年輪作が確立されている」事をお伝えしました。
「製糖技術」では、「芽室製糖所」の工場にビートが入ってから「お砂糖」
になるまでの映像を視聴戴き、その後詳細に「製造方法」をお伝えし、改めて
「捨てる所の無いビート」をご理解戴ました。
「特別室」「第3展示室」の両歴史のブースでは、「明治時代の失敗を繰り
返さない様、帯広製糖所では教訓が生かされている」事をご理解戴きました。
あっという間に40分どころか1時間が経過してしまいました。
お帰りの際、思い切って「ブログ」へのご協力のお願いをしましたら、
お二人共「快諾」戴き、工場模型前で写真を撮らせて戴きました。
お二人は職場のお仲間で、昨日帯広に入られこの後「麦音」さんに行かれた後、
市内中心部に戻りショッピングをされる予定と伺いました。
K・Y様は、この記事を作成中に当館に再来観され、「具沢山のスープ」の差し入れを戴きました。本当に申し訳ございません。
寒い中戻って来て戴いて、「差し入れ」迄・・本当に恐縮しています。
大変美味しくご馳走になりました。
ご馳走になって間もなく、又別のお客様が来られたので、
50分程ご案内を致しました。
C・A様、K・Y様、お二人共熱心に耳を傾けて下さり、本当に有難うございました。
寒さが厳しくなってきますので、くれぐれもお身体ご自愛の上、お過ごし下さい。
本日はご来館戴き、誠に有難うございました。
どうぞお元気で・・!!